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UNIX/Linux Knowledge

VNC

http://www.realvnc.com/

方針

 VNC は、一度、コンソールにログインしてから、VNC サーバを起動して、リモート端末から、アクセスするという使用方法もありますが、このような運用形態で利用される場合は、ページの最後にあるリンク集で紹介しているサイトのドキュメント等を参考にしてください。

 ここでは以下のような条件の設定例をまとめてあります。

  • インターネットスーパーサーバ経由で起動する
  • リモート端末側の解像度を 800x600 でフルカラー表示する
  • リモート端末は Windows PC とする

インターネットスーパーサーバ経由の起動

/etc/services の編集

 インターネットスーパーサーバが xinetd にせよ inetd にせよ、 /etc/services の編集は必須です。

 ここでは

vnc800x600     5950/tcp

 と言うエントリを /etc/services に追加します。

inetd 経由の起動

 インターネットスーパーサーバが inetd であるディストリビューションの場合、/etc/inetd.conf を編集して、以下の内容を追記します。

vnc800x600 stream tcp nowait nobody /usr/bin/Xvnc Xvnc -inetd 
-query localhost 
-once -geometry 800x600 -depth 16 -cc 3
-securitytypes=none

(注意) 上記のリストは、改行を加えず一行で追記してください。

xinetd 経由の起動

 最近のディストリビューションでは、インターネットスーパーサーバはすべて xinetd となっています。この場合、 /etc/xinetd.d ディレクトリに以下のエントリファイルを新規に作成します。

service vnc800x600
{
  disable     = no
  id          = vnc800x600
  flags       = REUSE
  socket_type = stream
  protocol    = tcp
  wait        = no
  user        = nobody
  server      = /usr/bin/Xvnc
  server_args = -inetd -once -query localhost -geometry 800x600 -depth 16 -cc 3 -securitytypes=none
  log_on_failure += USERID
}

/etc/X11/gdm/gdm.conf の変更

 X のディスプレイマネージャーとして GDM (GNOME Display Manager) を使用する場合で、ディストリビューションによっては、/etc/X11/gdm/gdm.conf ファイル中に以下の記述を追記してください。

:(略)
[xdmcp]
Enable=true
:(略)

 変更後 X を再起動してください *1

インターネットスーパーサーバの再起動

 以上、すべての設定が完了してから、インターネットスーパーサーバの再起動を行います。

inetd の再起動

 inetd の場合、以下のようなコマンドを入力して再起動します。

/sbin/service inetd restart

 Debian GNU/Linux の場合は

/etc/init.d/openbsd-inetd restart

となります。

xinetd の再起動

 xinetd の場合、以下のようなコマンドを入力して再起動します。

/sbin/service xinetd restart

VNC クライアントからの接続

VNC ビューアのインストール

 Windows 用の VNC のビューアは、Ultra VNC のサイトからも入手できます。メニューなどの項目を日本語化したいときは以下のサイトからどうぞ。

VNC ビューアによる接続

 VNC ビューアを起動すると接続先の入力を求められますので、ここまでの設定を施した VNC サーバが起動しているサーバを server.yourdomain.net とすると、接続先として

server.yourdomain.net:50

を入力して接続します。

 接続先として入力した文字列の最後の 50 と言う数字は、最初に /etc/services に付け加えた設定の最初の数字から 5900 を引いたものです。例えば、解像度毎、色数毎に複数接続設定を用意する場合など、最後の数字を変えることで、用意した設定に応じたビューアの解像度や色数に反映できます。

VNC 経由での接続で「 L 」や「 5 」のキー動作が不正な場合の対処

 VNC 経由で接続したときに、「 5 」のキーがバックスペーストして働いたり、 「 L 」キーが漢字キーとして動作するような現象が起きた場合、 /etc/X11/xinit/Xmodmap.jp の以下の部分を編集することでこの問題を回避できます。

変更前

keycode 22 = BackSpace
keycode 49 = Kanji 

変更後

;keycode 22 = BackSpace
;keycode 49 = Kanji

 上記のように、二行をコメントアウトします。

リンク集



*1 X だけを再起動する方法がわからない場合は、システムごと再起動(リブート)してください

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