blosxom という スクリプトは、ブログサイトを構築するために用いられるものでありながら、 その本体に実装されている機能は、貧弱と言っていいほどシンプルなものであって、 ブログサイトで当たり前のトラックバックの送受信、コメント機能なども、 プラグインを追加しなければ実現することができません。
 しかし、このトラックバックの受信、コメント機能を付加するための プラグインはいくつも公開されており、 また blosxom ユーザによっては、各自で改良したものをお使いになっている方も多いようです。

 当ブログ では、 トラックバックの受信/コメント機能付加のために Nest of Snowy Owls 製の writebackplus プラグイン を使用していますが、慢性的な文字化けに悩まされています( #1/ #2 )。 この原因を究明するために、現状使っているものと bsk を公開されている こともありユーザ数も非常に多いと思われる hail2u.net 製の writeback プラグイン のソースコードを、結構気合いを入れて読みました。

 結論的には Nest of Snowy Owls 製の writebackplus プラグイン が、 文字コードとして EUC を前提として作成されていることに、 文字化けの原因があるのではないかと思い始めました。
 現在使用している Nest of Snowy Owls 製の writebackplus プラグイン は UTF-8 で使用しようとすると、 最終的にトラックバックやコメントをページに表示するまでに 最低三~四回文字コードの変換処理を行います。
 文字列処理のアルゴリズム自体が EUC で処理されているので、 これ以外の文字コードで運用すると、(おそらく文字化けの原因になっていると思われる) 文字コード変換処理を複数回行うことは避けて通れません。

 素直(?)に hail2u.net 製の writeback プラグイン に 乗り換えようかとも思ったのですが、これまでのライトバックが記録されたデータと互換性がない ( date フィールドの記録形式が違う)ため、思いとどまりました。

 どうするかどうするかと悩みましたが、 ここまで来たら一発自分でコードを書き直すか!と考え始めてしまいました。
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 長くなりそうなので今回はここまで次回に続く…