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UNIX/Linux Knowledge

dhcpd

http://www.isc.org/

方針

 ネットワークの設定条件は、以下のように想定します。

  • ネットワークアドレスは 192.168.1.0 でサブネットマスクは 24bit とする
  • ドメイン名は "yourdomain.net" とする
  • DNS/WINS サーバは同一のサーバであり、IP アドレスを 192.168.1.2 とする
  • デフォルトゲートウェイは 192.168.1.1 とする
  • IP アドレスとしては 192.168.1.10 〜 19 の計 10 個を配布する
  • 00:11:22:33:44:55 の MAC アドレスを持つホストに対しては 192.168.1.21 を固定的に与えることにする

設定

/etc/dhcpd.conf

 このファイルを編集することが、設定のすべてです。(一応、/var/lib/dhcp/ ディレクトリに dhcpd.leases というファイルが存在していることは確認しておいてください)

 以下に上記、方針に従った例をを示します。

1:  server-identifier dhcp-server;
2:  option domain-name "yourdomain.net";
3:  option domain-name-servers  192.168.1.2;
4:  option netbios-name-servers 192.168.1.2;
5:  option netbios-node-type    0x8;
6:
7:  subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 {
8:    range 192.168.1.10 192.168.1.19;
9:    option rooters              192.168.1.1;
10:   option subnet-mask          255.255.255.0;
11:   option broadcast-address    192.168.1.255;
12:
13:   host wap {
14:     hardware ethernet 00:11:22:33:44:55;
15:     fixed-address 192.168.1.21;
16:   }
17: }
1 〜 5 行目
 この DHCP サーバから配布される IP アドレス情報で、ネットワークアドレスに関係なくクライアントに与えられる情報の設定です。 1 行目の server-identifier 直後の dhcp-server は任意の識別子ですので、ホスト名になりうるものであれば、特に制限はありません。bind を動かすのであれば、 DNS サーバに登録した dhcp サーバのホスト名と同じにしておけばいいでしょう。
7 〜 17 行目
 ネットワークアドレス 192.168.1.0 に属するクライアントに与えられる情報の設定です。 13 〜 16 行目が、特定の MAC アドレスを持ったホストに固定的に IP アドレスを設定するための記述になります。この先頭で host の後に記述される wap は、固定的に IP アドレスを与えるホストに対する名前で、任意の識別子です。 server-identifier と同様に bind を起動するのであれば、ホスト名と同じにしておけば混乱もないと思います。

dhcpd のバージョンが 3.0 の場合は、上記の設定に加えて、

ddns-update-style ad-hoc;

と言う設定を、先頭行に加える必要があります。DDNS(Dynamic DNS) にかかわる設定ですが、加えても DNS 側で DDNS の機能を有効にしなければ特に意味のない(と思われる)設定ですが、この一行がないと dhcpd が起動しません。起動時にエラーが出力される場合は付け加えてください。

DHCP サービスを提供する NW I/F を限定する

 /etc/sysconfig/dhcpd を編集し、

DHCPDARGS=eth0

とすると、eth0 インターフェイスのみで DHCP サービスを提供するようになります。

起動

 以上の設定がすべて終了したあと

/sbin/services dhcpd start

とするとサービスが起動します。


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