2 歳マイル王 アドマイヤズームを中心に考えていいのではないかと思っていましたが、検討を重ねても、その考えは変わりませんでした。
調教ビデオを見ても、アドマイヤズームが抜けてました。明らかに前哨戦 ニュージーランドトロフィー以上の状態で出てくると思います。前走で東京への輸送も経験しましたし、天候も土曜日に行われたエプソムカップでレコードも出ましたし、想定以上に馬場が悪化することもないでしょう。あとは左回りが、東京競馬場がどうかということだけです。
そのアドマイヤズームに匹敵する動きを見せたのが、桜花賞 4 着からここに臨むマピュースと、前哨戦ファルコンステークスで差し届かなかったパンジャタワー。
その次によく見えたのが、皐月賞で上がり最速の脚を見せたマジックサンズ、共同通信杯では伸びきれなかったサトノカルナバル、そして、チャーチルダウンズカップを勝ったランスオブカオス、さらに NZT 3 着のコートアリシアンです。
これら調教の動きを加味して、優先順位を付けると…
◎ アドマイヤズーム
○ マピュース
▲ コートアリシアン
△ ランスオブカオス
△ マジックサンズ
× アルテヴェローチェ
× サトノカルナバル
× パンジャタワー
コートアリシアンは穴で狙います。
やはりパンジャタワーは動きからしてもスプリンターに見えるので評価を下げました。サトノカルナバルも、マイルはいいと思うのですが、東京ですから共同通信杯のあの伸び負けるイメージが払拭できず、評価を下げました。
逆に、マイルが合っていると思うのは、ランスオブカオスとマジックサンズ、そして、アルテヴェローチェです。アルテヴェローチェはサウジアラビアロイヤルカップを勝ってから、ずっと 1 番人気を背負い続けているので、それで勝てていないといっても評価を下げすぎかと。動きは相変わらず悪くありません。マークが薄くなったところで能力全開になってもなんの不思議もないです。
問題はアドマイヤズームを NZT で負かしたイミグラントソングです。C. ルメール騎手が騎乗するので、切るのは非常に怖いのですが、それでも東京で二戦していて、どちらもタイムが…おまけに 1 勝クラスで負けてるし。なおかつ NZT を勝って出てくる馬には毎度、裏切られるイメージもあり、さらには調教もあまり良くは…調教に関してはこういう馬らしいのですが、入れ替え候補以上に押せません。
あとは調教の評判がやたらいいモンドデラモーレは自分にはただがむしゃらに走っているようにしか見えず、ヤンキーバローズは勝ったファルコンステークス自体のレベルが今年は疑問ですし…手を広げるときりがないので、まとめて切る方向で。
馬券はアドマイヤズームを軸に三連複フォーメーション。これにワイドをどう絡めるかと考えています。