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Windows Knowledge

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Services for UNIX 3.5

http://www.microsoft.com/windows/sfu/
http://www.microsoft.com/japan/windows/sfu/ (日本語版)

 Services for UNIX 3.5Microsoft が無償で配布する Windows で使用できる UNIX 互換環境です。

 UNIX 環境で動作するアプリケーションの Windows 環境への移植を容易にすることを目的に配布されていますが、日常 Windows を使用して、ごく簡単な UNIX コマンドを使用したいというようなライトな目的にも非常に有用で、Perl/sed/awk などのスクリプト言語や sh/csh/ksh などのシェル、grep/less などのテキストツールも標準でインストールされます。

 ここには Services for UNIX 3.5 を使用するための知識をまとめてあります。

インストール

 まずはインストールの手順を簡単にまとめておきます。

001StartSetup.jpg

 Services for UNIX 3.5 は無償で配布されていますが、ユーザ登録が必要で、.NET Passport にあらかじめ登録しておく必要があります。

 Services for UNIX のホームページ のホームページからダウンロードしたファイルを実行すると、インストールが始まります。

 
002InstallOptions.jpg

 まずインストールオプションを選択します。

 単にシェルや UNIX コマンド群、Perl などを使いたいのであれば、左図の画面で「標準インストール」を選択するだけでかまいません。

 以下は、C/C++ など開発環境、NFS を利用するために「カスタムインストール」する際の例になります。

 
003SelectCompornent.jpg

 次にインストールするコンポーネントを選択します。

 NFS を使用する場合は、「 NFS クライアント」を明示的に選択する必要があります。 また、認証を行う NFS サーバに接続する場合は、最低でも「 NFS 認証ツール」の中から「ユーザ名マッピング」を選択しておく必要があります。

 また C/C++ のコンパイル環境が必要であれば、「 Interrix GNU コンポーネント」の中のすべてを選択し、「 Interix SDK 」も念のため選択しておいたほうがよいでしょう。

 ここでインストールを選択できるコンポーネントの最後にある「 Active State Perl 」は Win32 用の Perl で、これを選択しなくても Services for UNIX 3.5 のシェル環境で使用する Perl *1 はインストールされます。

 
005SecuritySetup.jpg

 次に Services for UNIX 3.5 を動作させるために一部、 Windows の設定を変更します。

 この二つのチェックを有効にすることの影響に関しての詳細はわかりませんが、個人的には両方有効にして、通常の Windows 環境の運用に支障をきたしたことはありません。

 ちなみに「既定の動作を大文字と小文字を区別する設定に変更します」を有効にすると、Windows の管理ツールにある「ローカルセキュリティ設定(ローカル セキュリティ ポリシー)」で設定できる「ローカルポリシー」の「セキュリティ オプション」の一つ「システムオブジェクト: Windows システムではないサブシステムのための大文字と小文字の区別をしないことが必須」が、初期設定の「有効」から「無効」になります。

 
006UserNameMapping.jpg

 「ユーザー名マッピング」で使用するマッピング先の情報がどこにあるかを指定します。ネットワーク上にすでに同様のサービスが動作しているもしくは NIS サーバが存在する場合を除いて、「ローカルユーザー名マッピングサーバー」の「パスワードファイルおよびグループファイル」を選択してください。

 
007UserNameMapping2.jpg

 先のユーザー名マッピングの構成で「ローカルユーザー名マッピングサーバー」の「パスワードファイルおよびグループファイル」を選択した場合、パスワードファイルおよびグループファイルを用意してから設定しますので、ここでは何も入力しないで先に進みます。

 
008InstallSpace.jpg

 インストール先を指定します。ローカルのハードディスクの容量を確認して、指定してください。

 
009EndOfInstall.jpg

 以上で、Services for UNIX 3.5 のインストール作業は終了です。

ユーザー名マッピング

 ユーザ名マッピングで使用する passwd ファイルおよび group ファイルは UNIX や Linux で使用している各々のファイルとはフォーマットが違います。

SFU3.5 のフォーマット

(ユーザー名):(暗号化されたパスワード):(ユーザー ID ):(グループ ID ):(コメント):…(以下省略)

Linux(Vine Linux) のフォーマット

(ユーザー名):x:(ユーザー ID ):(グループ ID ):(コメント):…(以下省略)

Nihongo micro Gnu emacs(Ng)

http://tt.sakura.ne.jp/~amura/

 Services for UNIX 3.5 のシェル環境(コンソール)で使用できる Emacs 互換のフルスクリーンエディタ。

 通常の Windows 環境で使用するエディタでテキストベースのファイルを作成すると改行コードが CR+LF となってしまうため、またコンソールで作業しているときにもコマンドですぐに呼び出すことができるために、( vi を普通に使える人は必要ないかもしれませんが)インストールしておくと便利です。

 配布はソースコードでの配布となっており、Jan 27, 2005 現在の最新版である 1.5 beta1 では Services for UNIX 用のパッチが別途配布されています。 このため、インストールするためには Services for UNIX 3.5 インストール時に C/C++ のコンパイル環境をインストールしておく必要があります。

パッケージの追加

 SFU3.5 に含まれる以外の UNIX アプリケーションも Interop Systems のホームページからダウンロードできます。ただし、これらのインストールには独自のパッケージインストーラーの導入が必要です。

 このパッケージインストーラの Jan 05, 2005 現在の最新版は 1.8 。これも Interop Systems のホームページからダウンロードして、コンソール以下のコマンドを実行します。

sh pkg-1.8-bin35.sh

 このバージョンをインストールすると ls が日本語を表示しなくなります。これはインストール時は /bin/ls を使用するのに対して、/usr/local/bin/ls を使用するようにパス設定が変更され、この ls が日本語の表示に対応していません。気になるときは、エイリアスで /bin/ls を常に使用するように設定するなどして対応してください。

 このパッケージインストーラを導入すると FTP 経由でさまざまな UNIX アプリケーションを追加することができるようになります。

リンク集



*1 Services for UNIX 3.5 のシェル環境で使用する Perl は、「ユーティリティ」の中の「 UNIX Perl 」であり、インストール初期設定で選択されています。ちなみにバージョンは v.5.6.1 です。

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