2025 年 JRA GI 第 8 戦「ヴィクトリアマイル」

投稿者: | 2025年5月17日

さすがに牝馬戦と言っても古馬牝馬の一戦ですから、それなりに人気を集めている馬は、それなりの動きを調教で見せているのですが、その中でも一頭だけレベルの違う動きを見せていたのが、前走、サウジの 1351 ターフスプリントを勝ってここに挑むアスコリピチェーノ

海外競馬初戦となったオーストラリアのゴールデンイーグルではなぜ?と思うほどの惨敗を喫しましたし、今回も帰国初戦ということで疑ってかかっていましたが、ほとんどの馬が 1 週前追い切りは軽めにする中、アスコリピチェーノだけは 6F 79.1 の猛時計…なんですが、そんなに全力で追っているようには見えず…あの調教を見せられて、重馬場でどうかという心配もありましたが、そこまで馬場が悪化しない、おそらくベストに近い舞台である東京マイル。逆らわない方がいいと思います。

今年は明け 4 歳がそのレベルの高さを見せ付けるレースが続いていますが、このヴィクトリアマイルでも、それが続きそう。

舞台設定から、NHK マイルカップの借りを返したいボンドガール、そのボンドガール相手に阪神牝馬ステークスではあっと言わせたサフィラに、牡馬相手の金鯱賞を勝ったクイーンズウォーク、福島牝馬ステークスで初タイトルを苦もなくもぎ取ったアドマイヤマツリに、大阪杯 13 着の雪辱を期したいステレンボッシュと役者が揃います。

ただ牝馬は格より調子。ここは調教の動きを重視します。

◎ アスコリピチェーノ
○ ボンドガール
▲ シンリョクカ
△ サフィラ
△ アドマイヤマツリ
× ステレンボッシュ
× クイーンズウォーク
× シランケド

正直、アスコリピチェーノ以外は差はなく見えました。東京マイルという舞台設定、鞍上は武 豊騎手ということでボンドガールに期待しますが、動きだけならサフィラ、アドマイヤマツリが良かったです。おそらく今回も積極的に行く馬がおらず、クリスマスパレードあたりが行って前残りが怖いのですが、そのクリスマスパレードがそんなにはよく見えなかったんですよね…おまけにこの馬、調教の動きがレースに直結するタイプですし…それなら、枠もいいところに入って、そのクリスマスパレードを見ながら競馬するであろうサフィラ、アドマイヤマツリに注目しました。

逆にステレンボッシュは、調教は悪くはなかったのですが、単調というか一本調子に見え、クイーンズウォークはあの軽い最終追いはどうなのかと…クイーンズウォークに関しては決して東京マイルが合っているとも思えないですし。

これら強い 4 歳勢に風穴が開けられるとしたら、枠もいい、前でも競馬ができるシンリョクカ、末脚比べになってもボンドガールより前で競馬ができるシランケドを 4 歳以外から選びました。

入れ替え候補筆頭には同じ 5 歳からアルジーヌを考えています。

馬券はアスコリピチェーノからフォーメーションの三連複が本線にして、その他はパドックを見てから考えることにします。

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