競馬に絶対はない…そんなことはわかってますが、それでも唖然とした天皇賞でした。
正直、タイトルホルダーがすっと前に立てなかったときに、イヤな予感は蘇りました。しかし、一周目で、強引に先頭を奪ったアフリカンゴールドが競走を中止、さらに二周目でタイトルフォルダも、トーセンカンビーナは直線まったく伸びず、レース後、左前浅屈腱不全断裂が、ヒュミドールも軽いものとは言え、骨折が判明と、たった 1 レースでこんなことある？！
勝ったジャスティンパレスは完勝といっていい内容でしたし、GI 未勝利で歴代最高獲得賞金に到達した 2 着のディープボンドの変わり身も素晴らしかったのですが、いまいち、釈然としなかったと言わざる得ません。
忘れましょう！
切り替えて、今週は東京 GI 5 連戦初戦 NHK マイルカップです。
正直、相性のいいレースではないのですが、昨年の 2 歳マイルチャンピオン、GI 馬 ドルチェモアをはじめ、6 頭もの重賞ウィナーが顔を揃える…と言うと豪華に聞こえますが、重賞 2 勝以上している馬は、そのドルチェモアとオオバンブルマイの二頭（ 5/6 修正：オオバンブルマイもアーリントカップと、二歳時の京王杯 2 歳ステークスで 2 勝でした）で、そのドルチェモアは休み明けとは言え、前哨戦を 7 着として、大混戦に拍車がかかっているような状態。
さらに、ほとんどの馬が、前走、道悪での競馬で、これで当日がパンパンの良馬場だったら…と思うと、予想する方からすると、ぞっとしたのですが、今のところ、日曜は雨予報。ある程度、前哨戦の内容を踏まえられると、ホッとしているところです。
さて、どこから思考を始めるかですが、やはりドルチェモアの前走をどう見るかからかと…
折り合いがつかなかったのか、逃げて捕まって、勝ったエエヤンから 0.6 秒差。中山マイルは特殊なコース形態で、基本、先行有利ですし、稍重だったということも含め、これを完敗というか…び、微妙…同じ道悪なら、皐月賞の時はかなり特殊な馬場でしたが、ダノンタッチダウンのように大敗していてくれたら、いろいろ手がかりはあったのですが…
道悪適正と言う点から考えれば、その三連勝を決めたニュージーランドトロフィー勝ちのエエヤンより、マイルコースとしては力が素直に出る阪神コースで、マイルを克服し、重馬場であの脚を見せたアーリントンカップ勝ち オオバンブルマイの方に魅力を感じるなぁ…
…とこんな感じで、今まだ、思考が散らかりっぱなしの状態です orz