調教を見ても、やはり唯一のマイル GI 馬 ナミュールと、前哨戦 阪神牝馬ステークス勝ちのマスクトディーヴァが抜けていました。
ただナミュールは、海外帰りで 検疫の関係もあり 10 日前に帰厩し、実質、追い切りは 1 本。臨戦態勢としてはツッコミどころ満載です。
対するマスクトディーヴァは、どうしても東京新聞杯のイメージが…二度目の東京とはいえ、決してマイルが合っているとも思えない。出遅れ癖もある。
かといって、この二頭で決まっても納得なんですよね…それくらいのレベル差を感じます。鞍上もナミュールが武 豊 騎手で、マスクトディーヴァが J. モレイラ 騎手ですし、GI 戦で 2 頭揃ってそんな惨敗するようなことはないように思うので…
◎ マスクトディーヴァ
○ ナミュール
▲ モリアーナ
△ コンクシェル
△ フィアスプライド
× ウンブライル
× フィールシンパシー
上位二頭に迫る動きをしていると思えたのはモリアーナなんですが、この馬も後ろから行くと思うので、枠もいいし、おそらくは行くであろうコンクシェル、前に出していったときのフィアスプライドには展開の利があるように思います。
ウンブライルは確かに前走 阪神牝馬 S のパフォーマンスは強烈だったのですが、絶対当てにしてはいけない馬なので…
もう一頭、調教でよく見えた馬をあげろと言われるとフィールシンパシーなんですよね…前で競馬できる馬ですし、実はマイルの持ち時計 No.2 （No.1 はナミュール）。が、毎年、ヴィクトリアマイルはそうですが先行する内の馬が有利なことを考えると、ちょっと枠が外すぎる。が、今年は先行する馬が少なそうなので、あるいは…
いつも気になるライラックやハーパー、もう一頭の GI 馬 スタニングローズは、いずれも調教がよく見えず、ライラックはまだしも、スタニングローズやハーパーは、牝馬同士でタフな展開になるならまだしも、パンパンの良馬場でのスピード比べでは分が悪く、前で競馬をすると格好の標的になると思われ、堅く決まると踏むなら手を伸ばすべきではないなと。
冒頭書いたように荒れる要素はあると思います。が、それを想定した展開が想像もつかず、上位二頭が飛ぶと、もうそれは…なので、堅く決まる前提で、控えめに買って、手堅く勝ちを狙いに行きたい（大波乱になっても被害を最小で抑えたい w ）と思っています。