ここは樫の女王 カムニャック中心で

投稿者: | 2025年10月17日

秋の GI 初戦からすごいレースを見させていただきました。勝った 11 番人気 ウインカーネリアンにしても、アタマ差負けた 7 番人気 ジューンブレアにしても、考えなくはなかったのですが、結果として、3 着のナムラクレア、4 着のサトノレーヴで堅いと絞ったことが敗因となりました。

大方の予想通り抑えたピューロマジックを横目に、ハナを切ったジューンブレアが鞍上 武 豊 騎手の絶妙なペースで逃げ、それに着いていく形でウインカーネリアン。外枠だったこの二頭は脚質的にも行くしかないわけで、さらにウインカーネリアンとしては、サトノレーヴが中段に構えてペースが落ち着き、さらに最後の直線、逃げ粘るジューンブレアと追い比べの形に持ち込めたと言うのも幸運だったでしょう。こういう形になるとウインカーネリアンは強い。

前が止まらない馬場で 3F 33.0 秒で上がられては後ろの馬はどうしようもありません。見事なウインカーネリアンの、そして、鞍上 三浦 皇成 騎手の GI 初制覇でした。

あれから三週空きましたし、気分を入れ替えて、ここから GI 連戦。まずは今週の秋華賞で秋の初勝利をもぎとっておきたいと思います。

前哨戦 ローズステークスを勝ったカムニャック中心で、対 紫苑ステークス組という構図でひとまずいいかなと思っています。

カムニャックは少し抜けた 1 番人気を背負ってマークされながら外を回り、なおかつ直線で不利を受けながらねじ伏せたのですから、概ねローズステークス組とは勝負付けが済んだと思っていいでしょう。

他の春の実績組では直行する予定だったアルマヴェローチェが戦線離脱、桜花賞馬 エンブロイダリーもオークスで折り合いを欠いてしまいましたし、2000m ではどうか?という不安があります。となると面白いのは紫苑ステークス組。開催 2 日目の中山でコースバイアスはあったにしろ、そこそこなタイムで走ってますし、今回は開催 4 日目になりますが、坂のない京都。内回りになりましすし、跳びが大きくエンジンのかかりが早くはないカムニャック相手に食い下がるならこっちか?

あとは条件戦から上がってくる馬も、ちょっと気になる馬がいるので、調教をじっくり見て、カムニャックと徹底的に比較していきたいと思います。

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