うちの GIGABYTE GB-BXCE-2955 に インストールした NAS4Free 環境は、 管理しているストレージすべてが、 USB 経由で外付けで繋がっており、 またこれらを収容しているハードディスクケースがすべてホットプラグには対応していないという特殊な環境ですが、 以下に示す手順であれば、うまく交換して復帰できました。

 ただし、ハードディスクの交換作業においてコマンドラインインターフェイスでの 操作は必須です。グラフィカルユーザーインターフェイスではすべての作業を完結することはできません。
 そのため、事前に SSH は必ず有効にしておいてください。

 では、以下に交換手順をまとめます。
  1. 本体( NAS4Free がインストールされている PC )を シャットダウンします
  2. 交換する対象の HDD を交換します
  3. 本体を起動します
  4. NAS4Free の設定画面にアクセスし、 ディスクマネジメント画面(管理メニューの「ディスク」 - 「マネージメント」で表示)で 表示されているディスク情報を一旦全部削除してから、再度、「ディスクのインポート」を実行します。
     各ディスクの細かい設定(スタンバイ時間など)はここで再度設定しておきます
  5. ZFS 設定画面(管理メニューの「ディスク」 - 「 ZFS 」で表示される画面で「設定」タブを選択)で 「検出」タブを選んで、「ディスク上の ZFS 設定をインポート」を実行します。
     インポート実行後、 HDD を交換したプールが状態が「 DEGRADED 」になっていることを確認してから、 「同期」タグへ遷移して、「同期」を実行しておきます。
以上、ここまでが GUI で可能な作業です。

 以降は SSH で NAS4Free がインストールされている PC にアクセスして、 スーパーユーザー権限で以下のコマンドを実行します。
# zpool replace tank da1
上記は HDD を交換したプールが「 tank 」で交換した HDD が /dev/da1 として認識されている場合の例です。
 このコマンドを実行すると、プールの再構築が始まります。  ZFS ではプールを構成するすべてのディスクをより大容量なものにすべて交換すると、 容量を拡張することができます。 ただし、すべてのディスクの交換後に、やはりコマンドラインからのコマンドの実行が必要になります。

 今回、当方では 1TB HDD でミラーリングしていたプールの HDD を、 上記の手順を二回繰り返して、すべて 2TB のものに置き換えました。 その後、以下のコマンドを実行することで容量の拡張も無事行えました。
# zpool online -e tank da1 da2
上記の例は、 /dev/da1, /dev/da2 でミラーリング構成されたプール tank の容量拡張を実行する場合の例です。

 ひとまず、当方ではここまでして、 やっと ラトックシステム RS-EC32-U3R に HDD を装填して構成した ZFS プールの容量がめでたく倍( 1TB → 2TB )になりました。

 さぁ次こそは Intel D34010WYKVMware vSphere Hypervisor に チャレンジだ!
…それにはもうちょっとやる気の充填が必要かも… orz

Ellinikonblue.com Weblog 「 NAS4Free で SSH を有効にする」