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夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Apr 29, 2014 at 16:37

【暫定版】 NAS4Free で ZFS ストレージを移行する

 今回、我が家のストレージを集約する際、 デル Inspiron Zino HD で 一通り NAS4Free を試してから、 GIGABYTE GB-BXCE-2955 へ ZFS (ミラーリング)でフォーマットしたストレージを移行する際に、 いろいろガチャガチャやって、何とか移行できましたが、 ちょっとしたトラブルもあって、これが確証の持てる ZFS ストレージの移行手順とは言い切れないのですが、 一応、これと思われる手順をまとめておくことにします。

 Oracle のドキュメントによると、 まずは移行する ZFS プールに対してプールの情報すべてディスクに書き込むよう エクスポートを行った方がいいらしいのですが、 NAS4Free の GUI からは実行できないので、 移行元のサーバーの電源を落とします。
# コマンドラインからならたぶんできます。

 そうしてから移行先へ ZFS ストレージをつなぎ替えてから、 移行先のサーバーでディスクを認識させます。
 NAS4Free の管理画面のメニューから 「ディスク」 - 「マネージメント」を選んで、「ディスクのインポート」を押します。
Image:UNIX/20140313NAS4FreeAddDisk-0.jpg
 移行してきた ZFS ストレージのディスクがインポートされたことが確認できたら、 次にメニューから「ディスク」 - 「 ZFS 」を選んで遷移した画面で、 「設定」タブをクリックします。

 ここで先に認識させたディスクから ZFS プールの情報を検出していると、 下図のように「ディスク上の ZFS 設定をインポート」できるはずなので、 これをクリックして実行します。
Image:UNIX/20140421NAS4FreeZFSMove.jpg
 うまくインポートできたら、 「ディスク| ZFS |設定|検出」画面で、 「設定」タブ以下の「同期」を選んで遷移した画面で「同期」をクリックして 実行すれば完了です。

…のはずです m(_ _)m
 次回、ZFS ストレージを移行しなくてはならない事態が発生したら、 この暫定版の手順を検証してみます。
 それまではこの手順はあくまで暫定版と言うことでご容赦ください。

Posted on Apr 28, 2014 at 16:57

さて次はどの Linux を使おうか…

「 Ubuntu 14.04 LTS リリース、高解像度化とマルチタッチに対応した長期サポート版」Engadget 日本版 より)

 4 月の 17 日に事前にあった予告通り二年ぶりとなる長期サポート版 Ubuntu 14.04 LTS(Trusty Tahr) が リリースされました。

 先般、GIGABYTE GB-BXCE-2955NAS4Free を動かすために、 それまで一つ前の Ubuntu 12.04 LTS(Precise Pangolin) で 機嫌良く動いていた 東芝 dynabook UXFreeBSD をインストールしたのですが、 この子 (dynabook UX) は 32bit 版しか動かないために結局、役には立てませんでした。
 そのまま FreeBSD で使おうかとも思ったのですが、 昨今のよくできたデスクトップ環境が付属する Linux で甘やかされた人間にはとても耐えきれず (_ _;>、 ならば PC-BSD があるじゃないか!とも思ったのですが、 残念ながら公式の最新版は 32bit 版が存在しませんでした。

 14.04 LTS もリリースされたし、 Ubuntu に戻すか…と考えたのですが、 せっかくなら違う Linux も使ってみたい。。。 っていうか、ibus-mozc と Dropbox が使えた Ubuntu はあまりにもお気楽だったので、 これから派生したものを…と Ubuntu GNOME とか Linux Mint とかいろいろ考えたのですが、 今回は Xubuntu で (^^)b
Image:UNIX/20140426Xubuntu.jpg
 XubuntuXfce をデスクトップ環境とする Ubuntu から公式に派生したディストリビューションです。
 Xubuntu 14.04 LTS は Ubuntu 14.04 LTS と 同じ長期サポート版で、 Xfce を採用するため、 動作が軽いのが特徴で、ネットブックごとき (^^; にはちょうどいいかと。

 リリース直前にインストールセットから IBus が削除されたりと、 以前、 Ubuntu 12.04 LTS で実現していた 環境に近づけるには多少苦労しそうですが、 ものは試しということで… 挫折したら即座に Ubuntu を入れなおすことにします w Ellinikonblue.com Weblog
「 Ubuntu 14.04 LTS (Trusty Tahr) リリース間近か…」
「 Ubuntu でチャレンジ! dynabook UX 環境構築」
Posted on Apr 24, 2014 at 21:41

Windows で Sass 環境を実現する Rumix2 をもっと便利に!

 Windows でもある程度、 Sass を使えるようにする Rumix 2 を もうちょっと便利に使えるようにちょっと環境をカスタマイズします。

 そのポイントを順を追って説明します。
インストールディレクトリにはスペースを含まないディレクトリを用意する
 まずは Rumix 2 については、 USB 版を使いますが、これはたとえばドライブのルートディレクトリに Rumix2 など パス名に スペースを含まない 適当な名前のディレクトリを作成して、 解凍してください。
 Sass だけ使う分には問題がないのですが、 コンパイルの必要なネイティブエクステンションをインストールできなくなります。
ckw-mod を見やすくする
 Rumix 2 には コマンドプロンプト代替ツール ckw-mod が 付属していますが、デフォルトでは字がちっちゃくて見づらいので修正します。  Rumix 2 をインストールした ディレクトリ直下にある ckw.cfg ファイルの 24 行目
Ckw*fontSize: 12
となっているところを 12 → 16 に変更します。
 これで表示が大きく(通常のプロンプトくらいのサイズ)なります。
DevKit 付属のコマンドにパスを通す 等
 Rumix 2 には 日本語拡張コマンドラインシェル NYAOS が付属していて、 ckw-mod を開けば、 ls とかも使えるのですが、実はネイティブエクステンションコンパイル用に添付されている DevKit の中にはさらに less や awk, perl までありますが、 なぜかここにパスが通っていないためにこれらが使えません。
 これらを使えるようにするため、その他諸々のため、 NYAOS の設定を変更します。
# PROXY の設定
# set HTTP_PROXY=http://proxy.yourdomain.net:8080
# set HTTP_PROXY_USER=
# set HTTP_PROXY_PASS=

# DevKit へのパス追加
set PATH+=%NYAOSDIR%/../../ruby/devkit-mingw64-32/bin

cd
 上記の設定を Rumix 2 をインストールした ディレクトリ以下にある shell\nyaos 以下にある _nya と言うファイルに追記するか、 C:\Users 以下にある自分のユーザー名のディレクトリ直下に 上記の設定だけを記載した _nya と言うファイルを新規に作成してください。
# USB メモリーに Rumix 2 を インストールした場合は shell\nyaos 以下にある _nya に追記した方がいいでしょう。
# PROXY 環境下の場合は上記の設定の関連部分をコメントアウトして設定してお使いください。
 これだけ設定すれば、簡単な UNIX コマンドも通るようになるので、 Windows でも Sass が かなり便利に使えるはずです。
 さらに vim とか wget とか使いたいと言うことであれば、 Gow とかインストールして、 パスを通せば、さらに UNIX コマンドラインな環境ができます。

 よろしかったらお試しください ^^ 「 『 Rumix 2 』が正式版に、 Windows 環境へ『 Ruby 』を簡単にセットアップ可能」
「 『 Ruby 』環境のセットアップツール『 Rumix 』の次期バージョン『 Rumix 2 』がベータ公開」
(以上、 窓の杜 より)

Ellinikonblue.com Weblog
「 Rumix2 で Windows にも Sass 環境を!」
「 Gow v0.5.0 」
Posted on Apr 23, 2014 at 20:43

Syncplify.me Notepad! v1.0.13.53

「 『 Word 2013 』風のデザインが特長。タブレットにもお勧めできるメモ帳『 Notepad! 』」窓の杜 より)

 見栄えに関してはかなり凝ったエディタです。 > Syncplify.me Notepad!

 しかも、見かけ倒しでなく、 正規表現による検索・置換、シンタックスハイライトと機能的にも いけてそうな感じ。

 ただ、今のところ、日本語化する手段はないらしく、 自力で日本語化できる構造になっていないかと思って、一度、インストールしてみたのですが、 ま、私ごときにはそんな簡単にできそうもなく。。。 (^^;A

 ホームページを見てみると、 Syncplify.me FTP! なる Syncplify.me Notepad! に ルックアンドフィールがそっくりな FTP クライアントもあって、 いつか誰かが日本語化してくれたときのために憶えておきたいと思います。

 よろしくお願いします>日本語化のえらい人 (< 他・力・本・願 (^^;;; )
Posted on Apr 21, 2014 at 20:01

最近、 Xperia Z Ultra なんかがいいかなと思い始めてきた理由

 昨年の正月に機種変した ドコモ GALAXY S III α SC-03E (以下 S III α)ですが、 液晶画面全損の苦難 (^^;;; も乗り越え、先般 (4/17) 、ついにオペレーティングシステムも バージョンアップして Android 4.3 になりました。

 朝起きると、 S III αの画面一杯にダイアログが表示されており、 了承するとすぐにバージョンアップが始まりました。
 20 分から 30 分少々でしょうか?
 無事、バージョンアップが完了し、なんだか少し動作が軽快になった気がします。

 ただシステム設定画面がタグでカテゴリ分けされるようになって、 最初はどこに何があるかわからなかったり、 ロック画面に天気予報が表示できなくなったりと最初のうちはだいぶ戸惑いましたが、 もうすっかり慣れました。

 発売されてから丸一年以上もたっているのに、最新機種と比較しても遜色のない。 やはりグローバルで販売されている機種は違うと思いました。万歳! (^^)/ > S III α

 ただ二年縛りの呪い (^^; も 1 年を切りました。
 呪いが解けたらすぐに機種変だ!と言うわけではないですが、 S III α に加えて、タブレットである Nexus 7(2012) も 使っていて、さすがに携帯性は S III αの方がいいので、 普段はこれを持ち歩いていますが、実際、家でアプリなどを使うときは 圧倒的に Nexus 7(2012) の方が利用頻度が高いのです。
 確かに携帯性は落ちますが、通話さえできれば Nexus 7(2012) の方を持ち歩きたいくらいです。

 そんなことを考えていると、最近、 Xperia Z Ultra のようないわゆる「ファブレット」というのがよく見えて仕方がありません。

 Xperia Z Ultra のようなファブレットをそのまま通話に通話に使おうとは思いませんが、 Xperia Z Ultra の場合 Smart Bluetooth Handset SBH52 というオプションが用意されていて、 Bluetooth のレシーバーなのですが、これがハンドセットにもなるという代物です。

( )
 さすがに S III αでは Bluetooth を常時オンで使うにはバッテリ容量に不安がありますが、 ファブレットクラスならバッテリーも十分に大きく、 普段は Bluetooth をオンにしたまま鞄に入れておいて、 通話にはハンドセットを使うという運用にも耐えられるように思います。

 なぜヘッドセットではだめなのかと言われると、 まずこれまで何度か試しましたが、今ひとつ耳にフィットとするものがない、 これはそもそもウェアラブルなデバイスがあまり好きではないと言うこともあります。
 加えて、大阪という声を張る人が多い土地柄もある (^^; と思うのですが、 ヘッドセットをして路上や電車の中でも、まっすぐ前を見たまま、突然、笑い出したり、 中空に向かって会話を始めたりする人を見るたびに、 ああはなりたくない。。。特に夏の暑い最中などに隣で始まったりすると、 暑さでどこかへ旅立たれてしまったのかと恐怖すらを感じ、 どんどんヘッドセットに対するイメージが悪くなってきています (_ _;>

 と言うことで、ファブレット+ハンドセットという運用を試してみたくて仕方がありません。
 まぁまだ 2 年縛りの呪いが解けるまでたっぷり半年以上ありますし、 なんと言っても Xperia Z Ultra がそもそも ドコモ から 発売されていない (^^; という高いハードルもあります。

 ま、そろそろ携帯各社の夏モデルの発表(ゴールデンウィーク明けくらいかな?)もあるでしょうし、 これ以外にもいろいろ興味や欲望がわいてくるかもしれませんし、 来年の正月までゆっくり未来のイメージを膨らましていきたいと思います ^^

「 ドコモ、『 GALAXY Note II 』『 GALAXY S III α』を Android 4.3 に」
「 6.4 インチの大画面、スリムでフラットな『 Xperia Z Ultra 』」
(以上、 ケータイ Watch より)
Posted on Apr 20, 2014 at 17:34

がんばれ!コレガ CG-HDC4EU3500 !!

 こないだ、ふと気がつくと GIGABYTE GB-BXCE-2955 に 繋がっている コレガ CG-HDC4EU3500 の REBUILD LED と HDD ERROR LED が赤く点灯しており、 HDD Status LED も四番目の LED が消灯していました。

 年末買ったばかりのハードディスクやぞ…まじか?
 CG-HDC4EU3500 はちょっと休眠期間がありましたが、 購入してからすでに 5 年は経過している代物、 ハードディスクではなくケース、その中のコネクターなどが損傷してもおかしくはありません。
 本当に HDD の故障なのか?

 疑ってみたところで問題は解決しませんし、 仕方なく次の日、会社の帰りに ソフマップ で 同じ HDD を購入して、差し替えました。
 CG-HDC4EU3500 がそもそもホットプラグ対応かどうか よく調べもせずやった (_ _;> のですが、 GB-BXCE-2955 に繋がったまんま、 電源が入った状態で、 HDD Status LED が消灯していた HDD を抜いて、 新しいものに差し替えると、すぐにリビルドが始まりました。
 一昼夜放っておくと翌朝には無事、不吉な赤い点灯はなくなり、今も正常に稼働しています。

 ハードディスクは消耗品です。
 それは重々承知していますが、それにしてもうちの記憶装置はよく逝ってくれる (-_-;

 CG-HDC4EU3500 は装填した HDD を個々に認識する シングルモードがないので、ハードウェア RAID をそのままつかっていたため、 HDD 交換ですぐにリビルドを始めてくれて手間もかかりませんでしたが、 ただ CG-HDC4EU3500 本体が逝ってくれると、 下手をすると復旧の方法がないのが現状です。
 多少手間がかかるとはいえ、NAS4Free で 冗長性を確保でき復旧の手段を講じられる構成へ 早いとこ移行した方がいいのかもしれません。  うーん。。。もうちょっと、夏までがんばってくれ (^^;A > CG-HDC4EU3500
Posted on Apr 18, 2014 at 21:21

Intel ARK 公式アプリ

やじうま PC Watch 「 PC 自作ユーザー必携? オフラインでもスペックが分かる Intel 公式アプリ」 ~ CPU やマザー、 NIC の詳細が表示 ( PC Watch より)

 今のデスクトップにしたときに、ずいぶん久しぶりにマザーボードから交換した上に、 自作を始めたい頃以来の Intel プラットフォームへの 移行だったために主に CPU やチップセットについて、 ずいぶん Intel の製品について調べた記憶があります。

 たとえば、ちょっと前までは「 Celeron 」と言えば、 動作周波数の違いくらいだったのですが、今は Atom ベースのものと、 Core ベースのものが混在しており、それを製品型番だけで区別しなくてはなりません。
 これはマニ…失礼 (^^; 、造詣が深くないとなかなか大変です。

 確かにこのアプリあれば、買い物時から便利だなぁ…入れとくか… でも次、いつ使うんだろう? w
Posted on Apr 17, 2014 at 19:34

Shuttle DS81

「 4K の 2 画面表示に対応した Haswell 対応スリム PC キットが発売」AKIBA PC Hotline! より)
「 Shuttle の『 DS81 』で知る『ベアボーンの組み立ては簡単だ!』」ITmedia PC USER より)

 こないだ GIGABYTE GB-BXCE-2955 を 買ったばかりだというのに、ちっちゃい PC 熱が覚めやりません。病気かもしれません (^^;>

 先般、話題にした MSI の ProBox23 は まだ日本で登場するかどうかもわからない製品でしたが、 この ShuttleDS81 は すでに日本でも市場に出回っているようです。  65W 以下であればデスクトップ用の CPU も使えるようですし、 本体の大きさも ProBox23 より小さめ。

 これもいいなぁ…夏に向けて覚えておこう (^^)

Ellinikonblue.com Weblog 「 Haswell 対応 Mini-ITX 採用ベアボーンキット MSI ProBox23 」
Posted on Apr 16, 2014 at 20:32

NAS4Free で ZFS データセットを作成する

 前回で ZFS プールを作成してマウントし、 ZFS ファイルシステムでストレージを使えるようにまでしましたが、 NAS4Free で ZFS を使う場合、 マウントした ZFS プール上に、データセットもしくはボリュームを作成して使用すると 冗長化以外の ZFS の便利な機能が使えるようになります。

 正確な定義ではないかと思いますが、 データセットは単に ZFS プール上にディレクトリを作成するものだと思ってください。 ボリュームは ZFS プール上にブロックデバイスを作成する、 つまりパーティションを作成するものだと思ってください。

 当方ではまだデータセットの方しか試したことがないので、 こちらの作成方法をまとめておきます。

 まずは NAS4Free の管理画面で、 メニューから「ディスク」 - 「 ZFS 」を選択すると、 「ディスク| ZFS |プール|マネージメント」画面に遷移します。

 ここで「データセット」タブを選択すると、 定義されているデータセットの一覧が表示される画面になります。
 ここで例のごとく、「+」のアイコンをクリックすると、 データセットの追加画面になります。
Image:UNIX/20140412NAS4FreeZFSDataset.jpg
 ここではまずデータセットの名前と、 データセットを作成するプールを指定します。
 以下はデフォルトでもかまわないのですが、 データセットを作成する目的は、主に以下の三つの機能を使えることにあります。
  • 圧縮
  • 重複排除
  • クォータ
「圧縮」は文字通り記録されるデータを圧縮して記録します。
 基本、「 ON 」を設定すればよいかと思いますが、 圧縮形式に gzip を指定して 1 (最速)~ 9 (最高圧縮率)まで 圧縮レベルを指定することができます。
 ただし、記録するデータによっては効果が薄い、 たとえば、そもそもデータ圧縮がかかっているデータ形式である JPEG 画像などの写真を保存するフォルダでは必然あまり効果が得られません。
 しかし、うちの MacBook Air の Time Machine データストアのデータセットなどでは x1.4 程度の容量が記録できています ( 60% 弱程度のサイズまで圧縮される)。
 この設定はあとでも変更できますし、ひとまず「 ON 」にしとくというのはありかと思います。
# GIGABYTE GB-BXCE-2955 ( Haswell 版 Celeron 2955U(1.4GHz)/8GB DDR3L )で 動作させている分には気になるほどパフォーマンスは落ちませんし、負荷もかかっていないようです。

「重複排除」はデータブロック単位(ファイル単位ではありません)で 重複しているデータを削除し、さらに容量を節約するためのものですが、 実メモリーをかなり消費する(らしい)ので当方では使っていません。

 次に「クォータ」はそのデータセットが利用できる最大容量を設定するものです。
 Time Machine 用のデータストアなどではこれを設定しておかないと プールの最大容量までバックアップしてしまいますので、 搭載されている 256GB SSD を半分くらい使っているうちの MacBook Air のための Time Machine 用データセットでは「 200G 」と設定して、 一ヶ月分以上のバックアップを記録できています(もちろん、圧縮は「 ON 」の設定です)。

 これらの設定と、あとお好みで「概要」を設定するほかは、 デフォルトの設定でかまわないかと思います。 「アクセス制限」以下の項目も触らない方がいいでしょう。

 以上の設定が終わって「保存」をクリックすると、 「ディスク| ZFS |データセット|データセット」画面に戻って、 追加したデータセットが一覧に表示されているはずですので、 あとは「変更の適用」をクリックすれば、データセット作成の完了です。

 データセットは ZFS 上のディレクトリとして見えますので、 これを NFS や CIFS の設定で指定して使うなり、 AFP を設定で指定して Time Machine のデータストアに使うなりしてください。

 以上 (^^)>

Ellinikonblue.com Weblog
「 NAS4Free で ZFS を使う #0 」
「 NAS4Free で ZFS を使う #1 」
「 NAS4Free で Time Machine サーバーを実現する」
Posted on Apr 15, 2014 at 21:58

Windows 7 PC のハードディスクの中身をお掃除

「 MS 、 Windows 7 に“ Windows Update のクリーンアップ”機能を追加する更新プログラム」窓の杜 より)

 普段、Windows PC の HDD の中をお掃除するときは、 CCleaner を使うのですが、 Windows 7 をメインに使うようになってから、 ずいぶんその頻度は減って、 デスクトップ PC が今の環境になってら、一度も掃除していないせいか、 最近、ちょっと動作がぴりっとしないような気がして、 今回、「お掃除しよう!」と思ったときに、思い出したのが上記の記事。

 試してみると 1GB くらいは消費していたみたい。
 幾度もやるものではないでしょうが、覚えておかないと忘れそうな機能なので、 メモっときます。

「ディスク クリーンアップ」を呼び出した下記の画面で、 「システムファイルのクリーンアップ」をクリックすれば、 通常のシークでは出てこないクリーンアップできる Windows Update ファイルも 削除候補に挙がり、これらを選んで削除すれば O.K. (みたい)です (^^)
Image:Computer/20140413Windows7CleanUp.jpg
Posted on Apr 11, 2014 at 12:58

ドコモ新料金は特定層にとっては実質値上げでは?

「 解説: NTT ドコモ新料金 カケホーダイ&パケあえる 詳細解説。基本 6 種、パケット 7 種、そして割引」Engadget 日本版 より)

 今回、発表された ドコモ の新料金プランですが、 残念ながら私自身はまったく恩恵を受けられそうにありません。
 まったく個人的な意見ですが、現時点では私にとって最悪の料金体系です。

 この料金プランの最大の問題点は 「受信のために音声通話ができる端末をもっている契約者には実質値上げになる」 と言うことです。
 なぜかというと、カケホーダイに入らなければ音声通話ができないからです。

 たとえば、受信のために音声通話ができる端末が必要であっても、 基本プランが「カケホーダイ」のみになりますから、スマートフォンなら 2,700 円で 選択の余地はありません。
 これに最低限のデータ S パックが 2GB までのデータ通信となり 3,500 円で、 これに sp モードの契約で 300 円がプラス。
 これでスマートフォンで音声通話ができる最低限の料金で、 ずっとドコモ割、 U25 応援割にも該当しない場合、合計が 6,500 円になります。

 対して私の場合、現状は基本料金としてタイプ Xi にねんで 743 円で、 Xi カケ・ホーダイを契約しておらず、 Xi パケホーダイ ライトの定額量が 4,700 円と sp モードの契約で 300 円で、締めて 5,734 円以上です。
# すべて税抜き

 比較してみると月額にして 800 円近くの値上がりになるだけでなく、 パケットデータ通信量も 1GB 減ります。
 むちゃくちゃです。すみません。 私はこの料金に 絶対に 変更しません。どう考えてもなんのメリットもないです。

 以下の条件にすべて該当する人は、おそらく新料金プランへ移行すると実質的には値上げになる可能性があります。
  • ドコモ の回線契約をしている スマートフォン1台しか使わず、音声通話を受信にしか使わない人(現行の Xi カケホーダイ未契約の人)
  • 26 歳以上( U25 応援割適用外)で、 かつ ドコモ 利用期間 5 年以下 (ずっとドコモ割適用外)
  • 同一家計内にスマートフォン利用者が 2 人以下の場合
    ※注 パケットパックの料金は一つの請求元に請求されるという前提
 3 番目の条件も結構効いてきます。
 両親に携帯代を払ってもらっている学生さんならまだしも、 26 歳以上、親元を離れて一人暮らしで独身の方などで、会社勤めしていて音声通話できない端末を持つわけにはいかない人は、 ほとんどこの条件にはまるのではないでしょうか?
 この条件に当てはまるユーザーって、そんなに数として少ないのかな? 結構いるような気がするのですが…

 なんの確証をとったわけでもないのにさらに付け加えさせていただくと、この三つの条件に当てはまる人って、 MNP で移動しやすい層にあたるような気もします。
 実際、 8 月末で Xi の既存料金プランや割引サービスは新規受付を終了するらしく、 次に機種変更するときは料金プランも引き継げるかどうかもわからない状況で、 真剣に MNP の可能性を考えましたもん。私 (_ _ )/

 声を大にして言いたい。
ドコモ さん、今の料金プランも残してください」
# まさか穴があることに気づいてないわけでは…いや、どっちにしても勘弁してください m(_ _)m

山田祥平の Re:config.sys 「 ワリにあえるかドコモのパケあえる」
Posted on Apr 10, 2014 at 00:15

Athlon/Sempron が新プラットフォーム AM1 向け APU として復活!

「 Athlon と Sempron が APU として復活、新プラットフォーム『 AM1 』が登場」
「 AMD の新型ソケット『 AM1 』対応マザーが各社から登場」
(以上、 AKIBA PC Hotline! より)

 APU が 6,000 円台以下、 その APU 側にチップセットの機能が内蔵されているとは言え、 対応マザーボードが 4,000 円台でそろうって、ちょっとすごくね?
 中古の投げ売りじゃないっすよ。新品っすよ。。。 (^O^;  先般、 NAS4Free を動かすために GIGABYTE GB-BXCE-2955 を 2 万円台後半のお値段で買ったばかりなのですが、 この APU(Kabini) として復活した AMD の Athlon/Sempron を使う前提でそろえたら、電源とケースを合わせて買ってもおつりが来そうです。

 ちょっと、悔しい感じがします (^-^;A

 NAS4Free を動かす分には GB-BXCE-2955 に搭載されている Haswell 版 Cerelon でパワーが有り余る感じですからね…

 いや、この新 Athlon 使ってたら NAS4Free を動かすのに、 さらに苦労したかもしれない…と思っておこう w
# さすがにこれで VMware vSphere Hypervisor を 動かすのはちょっと無理があるだろう…それぐらいは冷静でなくてもわかる f^O^;

「 AMD 、 Kabini 版 Athlon/Sempron を正式発表」 ~ソケット式でアップグレード可能な SoC ( PC Watch より)

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【 4/10 修正】
 AM1 はプラットフォームに対する名称であって、 これのソケットは Socket FS1b であるとのことで、タイトルを修正しました。
Posted on Apr 07, 2014 at 18:56

NAS4Free で ZFS を使う #1

 前回用意した ZFS storage pool device でフォーマットした 複数のディスクを使って、今回は「仮想デバイス」を作って、 最終的に ZFS プールを作成します。

 まず NAS4Free の管理画面にアクセスして、 メニューから「ディスク」 - 「 ZFS 」を選択します。
 「ディスク| ZFS |プール|マネージメント」画面に遷移したところで、 「プール」タブ以下のタブの中から「仮想デバイス」を選択すると仮想デバイスの一覧を表示する画面になります。
Image:UNIX/20140330NAS4FreeZFS-1.jpg
 ここで仮想デバイスを追加するために右隅にある「+」のアイコンをクリックします。 すると仮想デバイス追加画面に遷移します。
# 次の図は仮想デバイスの編集画面ですが、追加時でも画面構成はほぼ一緒です。
Image:UNIX/20140330NAS4FreeZFS-2.jpg
 ここでは適当なデバイス名を設定して、 仮想デバイスのタイプを選択します。
 仮想デバイスのタイプとは主にディスクを冗長化する方法のことで、 ストライピング (RAID 0) やミラーリング (RAID 1) 、 RAID-Z (シングルパリティーからトリプルパリティーまで)などが指定できます。
 作成する仮想デバイスに対して冗長化を施して運用するためには、 ディスクを最低 2 つ(ミラーリングの場合)、 RAID-Z (シングルパリティー)で運用するのであれば 3 つ以上指定する必要があります。
 Advanced Format を有効にするかはお好みで。概要については適当に (^^;A

 以上を設定して「追加」をクリックすると仮想デバイスの設定が追加されます。
 「ディスク| ZFS |プール|マネージメント」画面に戻って、 今し方、作成した仮想デバイスが一覧に追加されているはずです。
 しかし、「設定は変更されました。 変更された設定は適用するまで効果は出ません。」と表示されているはずなので、 「変更の適用」をクリックしてできあがりです。
 ここまでで作成した仮想デバイスを使って、 次に ZFS プールを作成してマウントします。

 メニューから「ディスク」 - 「 ZFS 」を選択して 「ディスク| ZFS |プール|マネージメント」画面に戻ります。
Image:UNIX/20140330NAS4FreeZFS-3.jpg
 ここでも右隅の「+」アイコンをクリックして、プールの追加画面に遷移します。
# 次の図はプールの編集画面ですが、追加時でも画面構成はほぼ一緒です。
Image:UNIX/20140330NAS4FreeZFS-4.jpg
 プールの名前を適宜設定し、先ほど作成した仮想デバイスを指定します。
 次にマウントポイントを指定します。
 以前、 UFS のディスクをマウントするときは、 /mnt 以下に作成するディレクトリ名をマウントポイント名として指定しましたが、 今回はマウントするディレクトリをフルパスで指定できます。
 うちでは /mnt 以下にディスクがすべてマウントされるようにしたかったので、 ここを /mnt 以下のディレクトリをフルパスで指定しました。
# あらかじめマウントポイントとなるディレクトリを作成しておく必要はありません。

 以上の設定を済ませて「追加」をクリックすると、 「ディスク| ZFS |プール|マネージメント」画面に戻り、 作成したプールが追加されているはずです。
 ここでも「変更の適用」をクリックしてできあがりです。

 これで ZFS でフォーマットされたディスクが使用可能になり、 このままで使ってもいいのですが、 ZFS の便利な機能を使うためには、 作成したプールに対して「データセット」もしくは「ボリューム」を作成して 利用することをお勧めします。

 と言うことで、次回はそのデータセットの作成についてまとめたいと思います。

Ellinikonblue.com Weblog 「 NAS4Free でディスクを追加する」

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【 4/8 修正】
 初出時、ZFS プールのマウントポイントの設定を省略すると 「同名のディレクトリをルートディレクトリに作成して、 そこにマウントされてしまいます」としていましたが、 デフォルトの動作としては正しくありません。 正確には省略時の動作は当方では未確認です。
 訂正してお詫びします m(_ _)m
Posted on Apr 06, 2014 at 23:22

Haswell 対応 Mini-ITX 採用ベアボーンキット MSI ProBox23

「 台湾 MSI 、容積 2.3L の第 4 世代 Core 対応ベアボーン」PC Watch より)

 すんたもんだはしましたが、 やっと GIGABYTE GB-BXCE-2955NAS4Free を動作させることに成功し、 我が家のストレージをこれに集約し終わったところですが、 次は夏に向けて、様々な OS 環境を動かすために仮想化サーバーをどう実現するかについて 検討を始めています。  今のところ、 VMware vSphere Hypervisor を動作させる環境として、 Intel D34010WYK を最右翼に考えています。

( )
 NAS4Free を動かすのに、 GB-BXCE-2955 にはさんざん手こずりましたからね… VMware vSphere Hypervisor を 導入する際は十分な動作実績がある端末を選びたいなと思う次第。

 ただ GIGABYTE の BRIX にせよ、 Intel の NUC にせよ、 Core i3 版はどちらも 4010U で固定になります。

 そこいくとこの MSI の ProBox23 であれば、 CPU をのちのち変更することも可能になります。
 ただ Mini-ITX のマザーボードを採用していますから、 NUC とか BRIX とかと比較すると一回り以上は大きい感じ。となると、あとは価格かな。。。 2 万円をきってくれたら検討するな…あ、そもそも日本で発売してもらうのが先か (^^;;;>
Posted on Apr 05, 2014 at 20:58

Windows 8.1 Update: なぜここでスタートボタンを復活させなかったのか?

「 Microsoft 、 Windows 8.1 Update を 4 月 8 日に公開」 ~ MSDN では本日公開。スタートメニュー復活も予定
「 Microsoft 、 9 型未満のデバイスに Windows 無償化を発表」 ~ Windows for IoT も発表
(以上、 PC Watch より)

 実はつい最近、消費税アップ前にと Windows のライセンスを1つ買い足したところなんっすよね… えぇ、もちろん Windows 7 Home Premium(64bit) です。

 先般、GIGABYTE GB-BXCE-2955 を 購入して、実験的に NAS4Free を動かしていた デル Inspiron Zino HD を空け、 これまで Windows XP をインストールして使っていたサブのデスクトップの代わりに、 これに Windows 7 をインストールして、 今後、実験用環境として使っていくことにしたのです。
 このため、Remote Desktop はほぼ必須で、 これまで MacBook AirParallels を使って動かしていた Professinal 版を Inspiron Zino HD にインストール、 その代わりに Home Premium 版を新たに1つ買い足したわけです。

 しかし、今回、 Windows 8.1 Update で 「スタートメニューが復活」という文字が躍っているのを見て、 「しまった! MacBook Air に入れとく非常用の Windows なら Windows 8.1 買っといてもよかったか?…」と思いましたが、 スタートメニューが復活するのは今回のアップデートではなく将来の予定…
【旧商品】Microsoft Windows 8.1 (旧バージョン)
( マイクロソフト )
¥23,800
 ここで冷静になってみると Windows 8.1 の今後の Update で復活する以上、 それ以降の Windows ではスタートボタンがあることはおそらく既定路線になると思われ、 だったら、買うのは Windows 8.1 ではなく、 次世代 Windows でいいかなと思って胸をなで下ろした次第 (^O^;>

 ただなぜ今回のアップデートに載せなかったんでしょうね?

 昨今の Microsoft の発表は、 中途半端というかわかりにくいというか、 今回、同時に発表されたディスプレイサイズが 9 型未満のデバイスに Windows 無償化と言う話に関しても、 Android は少なくとも 10 型以上でもすでに無償なんですけど…

 タブレットではなく従来の PC ライクなデバイスであれば、 まだ Windows が売れるということなんでしょうけど、 Chrome OS が本格的に広まってきた場合、どうするんでしょうね?
 ドメインログインなどの企業用途で必要な機能を具備する Professinal エディション以上は有償で、 通常版( Windows 7 なら Home Premium )は無償にするとかの方が わかりやすいと思うんですけど… まぁわかりやすさ優先の話ではないので、そうはいかないんでしょうね。

 先般の Office Mobile の件に関してもそうですが、 最近の Microsoft って、 なんか小細工というか、戦力を逐次投入しているというか、 段取りが悪いというか、タイミングが悪いと言うか、 やっていることのインパクトが市場にうまく伝わっていない気がするのは 私だけでしょうか。

「 Chromebook 、 4 月にも日本上陸 東芝が発売へ」ITmedia より)

Ellinikonblue.com Weblog 「 Microsoft Office Mobile を無料公開」
Posted on Apr 04, 2014 at 23:22

Rumix2 で Windows にも Sass 環境を!

 普段は MacBook Air で作業することが圧倒的に多く、 MacOS X では gem で追加するだけで簡単に Sass が 使えるようなったので、サイトコンテンツのメンテナンスの際、 CSS をごにょごにょしする場合は、 必然、 MacBook Air で作業することになりました。

 しかし、使い慣れていることもあって、 腰を落ち着けてがっつり作業に打ち込まなければならない場合は、 Windows 7 をインストールしたデスクトップ PC を 使いたくなります。
「デスクトップで作業しているときにほんのちょこっと Windows でも Sass を使って CSS を修正できたらな…」と常々考えていました。

 ただ自慢ではないですが、過去何度も Windows 上で UNIX コマンド環境を整えては、 特にバージョンアップ時などのメンテナンス性の悪さが災いして、 環境を朽ち果てさせるということを繰り返してきました (_ _;>

 それでも懲りずに今回は Rumix 2 を使ってチャレンジし、 そこそこいけている環境になったんではないかというところで、 構築方法をまとめておくことにしました。
 今回使った Rumix 2 には USB 版があり、これならいざとなればディレクトリごとコピーすれば、 環境のバックアップ、移行ができるのではないか(未確認)と考えている次第です。

 USB 版 Rumix 2 を使えば、 ダウンロードして展開してたファイルの中にある ckw.exe(ckw-mod) を実行して開くコマンドプロンプトから「 gem install sass 」とするだけで、 Sass はすぐにインストールでき使えるようになります。
 何とも簡単です (^^)b

 さてこの環境、もう一工夫すればさらに使いよくなります。
 その方法はまた次回 (^^)/~ 「 『 Rumix 2 』が正式版に、 Windows 環境へ『 Ruby 』を簡単にセットアップ可能」
「 『 Ruby 』環境のセットアップツール『 Rumix 』の次期バージョン『 Rumix 2 』がベータ公開」
(以上、 窓の杜 より)
Posted on Apr 02, 2014 at 20:42

NAS4Free で ZFS を使う #0

 ストレージサーバーとして、 NAS4Free を運用する以上、 ZFS を使ってこそその真価が発揮されると思います (そう信じてます (^^;A )。

 ZFS を運用するにあたって、 ZFS で運用するメディアはできるだけ大容量のものを複数用意すること。
 冗長化して使ってこその ZFS ですから、最低ミラーリングで運用するにしても 2 発、 RAID-Z で運用するのであれば 3 発以上のできるだけ大容量のディスクを用意してこそ、 ZFS は真価を発揮します(と思っています)。

 さて、いよいよ ZFS で運用する記憶領域を作成します。
 手順は以下のようになります。
  1. ZFS storage pool device でフォーマットしたディスクを作成する
  2. ZFS で使用する仮想デバイスを作成する
  3. ZFS プールを作成する
  4. 必要に応じて ZFS プール上にデータセット、もしくはボリュームを作成する
 まずは複数本用意したメディア(ディスク)を、 すべて NAS4Free に認識させて、 「 ZFS storage pool device 」としてフォーマットします。
 ここまでは以前、紹介した ディスクを追加する手順 と 同じです。

 さてこれらを使って、次回は実際に ZFS で、 これらのディスクを利用できるようにするまでの手順をまとめておくことにします。

Ellinikonblue.com Weblog 「 NAS4Free でディスクを追加する」