Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Jan 31, 2005 at 11:13

祝! 100 回エントリ達成

 このエントリで、当ブログのエントリ数もとうとう 100 に達しました。 結構、がんばってます (^^;>

これまでの記録
  • 月間最多投稿数 20 (January 2005)
  • 最長連続投稿数 12 (October 30th ~ November 10th, 2004)
 年の初めから区切りのいい記録を達成し、気持ちも新たに、 これからも力の続く限り、更新していこうと思います。 できればあともうちょっとネタの幅も広げていければなぁ (あくまで願望 (^^;;;> )。
 末永くお付き合いのほど、よろしくお願いします。

Posted on Jan 29, 2005 at 00:17

iPod shuffle に関する個人的見解 part.3

「 iPod shuffle に関する個人的見解 part.2 」 からのつづき)
 それでは iPod shuffle とは何なのか? この商品はただの「iPod の廉価版」 ではないと考えます。

 実際、「音楽を聴く」という行動において、人間側のスタンスは 「鑑賞する」場合と「聞き流す」場合に別れると考えます。 前者の場合は「聞きたいときに聴きたい曲を」という iPod のコンセプトは 確かにしっくりきます。
 ですが後者のように「聞き流す」という場合、 iPod にもプレイリストという 仕組みはありますが、基本的には「選んで聴く」というスタイルに縛られます。 ところが、iPod shuffle は 根本的に選ぶと言う作業が必要になっても楽曲データを転送する際だけで、 言うなれば iPodiTunes の 機能そのものを切り出した 「パーソナルジュークボックス」 であるならば、 iPod shuffle は、 自分のリクエストだけを聞いてくれる 「パーソナルラジオ」 のようなもので、 コンセプトそのものが全く違う商品であると思うのです。
 また得てして、「聞き流す」シチュエーションでは、 iPod すら大きすぎる と思えることが多く、フラッシュメモリプレーヤである iPod shuffle の フォームファクタもマッチするのではないかと考えます。

 現状、このような iPod shuffle のコンセプトが、 すべての購入者に理解されて売れているとは思いませんが、 時間が経てば iPod とは 明確に棲み分けできる商品として定着すると思われます。
 だからこそこれまでのフラッシュメモリプレーヤではなく、 iPod shuffle を 個人的にも使ってみたいのです。
Posted on Jan 28, 2005 at 00:02

iPod shuffle に関する個人的見解 part.2

「 iPod shuffle に関する個人的見解 part.1 」 からのつづき)
 それでもデジタルオーディオプレーヤ市場を Apple は席巻しています。 なぜ他社は iPod に 勝てないのでしょう。

 そもそも音声データを MP3 に変換するという作業が発生するため、 デジタルオーディオプレーヤにとって、 PC 上で動くジュークボックスアプリケーションは必要不可欠です。
 しかしながら、 iTunes と同様に 無償のジュークボックスアプリケーションは、現状、 mora で配布されている SonicStage for moraマイクロソフトWindows Media Player ぐらいしか個人的に探しても見つけられませんでした。 奇しくも双方ともプレーヤを販売するハードウェアメーカーでないところが おもしろいところです。
 デジタルオーディオプレーヤを販売するメーカーなら それが PC とは切り離せないものだとわかっているはずなのに、 その PC アプリケーションをまず普及しようとしているとはとても思えない… しかも、PC に縁遠い人にも売ろうと考えているはずなのに、 そういう人たちにはわからないだろうとでも考えているのか、 たとえば標準のエンコード形式が、 あり得ないほどがちがちの DRM がかかる形式だったりします。 こういう部分に関しては、何かパラドックスのような、 悪い言い方をすると悪意すら感じます。
 iTunes も初期設定は エンコード形式が AAC だったりしますが、 アプリケーションとしては比較的使い勝手良くできている上に、 無償で使えることでハードウェアを購入する前にあらかじめそういう悪い部分を知る機会が あると言うことは大きなアドバンテージだと思います。

 iPod とは、 そんな iTunes と言うアプリケーションの機能を 切り出したポータブルプレーヤであるからこそ、 他の競合製品とは一線を画するのです。
Posted on Jan 27, 2005 at 21:43

NDS 280 万台 vs PSP 51 万台

「ソニー、 PSP 出荷は 51 万台」
「任天堂、 ニンテンドー DS は 280 万台」GAME Watch より)

 ニンテンドーDS が米国・日本併せて 280 万台を出荷。 対して プレイステーションポータブルは日本国内だけで 51 万台。

 ちなみに NDS の第3四半期国内販売実績はなんと 145 万台だそうです。 先に発売したことを考慮しても、ここまで開きがあるとは。。。
 そういえば、うちの近所のお子様方でも PSP を持っている子はまだ見たことないなぁ。 地域ごとのはやりもあるだろうけど。
Posted on Jan 27, 2005 at 17:07

iPod shuffle に関する個人的見解 part.1

 1GB 版も発売され、Apple の 日本での三店舗目の直営店 アップルストア名古屋栄 もオープンして、わずか一時間強でかき集めた在庫はソルドアウト。
 すさまじいばかりの売れ行きです。
 これまでに発売された他社製フラッシュメモリプレーヤでここまでの 勢いを見せた商品はかつてないと記憶しています。
 このような現状にして、まだ競合他社が 「ディスプレイがないからすぐ売れなくなる」とか 「機能が貧弱すぎるのでうちの製品の方が優秀だ」とか言っているようでは、 半年後の市場シェアは見えたものです。

 思うに、iPod shuffle と言う製品は、 Apple と言うブランドで 売れているだけの製品ではないと言う気がします。 iPod にしても ハードウェアとして魅力的な製品なら他社 ( MP3 が使えるようになった SONYNetwork Walkman なんかは、 個人的に非常にいいと思うのです)にもありますし、 決して他の追随を許さない商品ではないと思うんです。
Posted on Jan 25, 2005 at 21:54

Let's note LIGHT '05 春モデル

「松下、 Let's note シリーズ春モデル」PC Watch より)

 19 日に Intel から Sonoma プラットフォームこと、モバイル Intel 915 Express チップセットファミリを 中核とした新 Centrino プラットフォームが発表され、 個人的にフルモデルチェンジ確実(特に Tx と Wx シリーズ)と見ていた Panasonic Let's note シリーズ の '05 春モデルが発表されました。

 しかし…完全なマイナーチェンジですな。
 昨秋、意味ありげなインタビュー記事などをいくつか読んだので、 年末のノート PC 更改時は完全に勘ぐっていたのに…肩すかしだった。
 Sonoma にすらなってないし…まぁ、個人的には年末買い換えたことが、 大きな後悔にならずにほっとしてますけど。
Posted on Jan 24, 2005 at 16:19

ライトバックが受信できない

 当ブログのコメント/ライトバック受信機能は、 Nest of Snowy Owls 製の writebackplus プラグインで実現していますが、 このプラグインは、blog.bulknews.net「 Trackback の脆弱性についての勧告」 (Aug 6th, 2004) の記事をもとに、 コメント/トラックバックスパムへの対策が施されています。
 その当ブログに カンガルーオアシス の color99 さんからライトバックをいただき、 その際にライトバックを受信できないと言う問題が発生し、 以下のようなご指摘いただきました。
トラックバックが送れないのは、ユーザーエージェントで制限されているからだと思います。
 当ブログで使用している Nest of Snowy Owls 製の writebackplus プラグインのソースコードを斜め読みしてみて、 Trackback として受信する HTTP 通信の内容に ユーザーエージェントとして "Mozilla" という文字列があると、 トラックバックの受信を拒否する機能が含まれており、 このために発生した問題だと言うことがわかりました。
 Nest of Snowy Owls 製の writebackplus プラグインを導入した際に blog.bulknews.net「 Trackback の脆弱性についての勧告」 をよく読まなかったので、今回改めてじっくり読ませてもらって、 このユーザエージェントチェックによって、 「脆弱性をついたトラックバックと言う仕組みを使うブログサイトに対する DDoS 攻撃を回避できる」と理解しました。
 しかし、この機能を有効にすると、特に決まったトラックバック送信の方法がない blosxom では大きな問題になります。
 color99 さんからのアドバイスでも以下のように指摘されています。
blosxom では)
 JavaScript を使ったトラックバックを送る方法を採用している人が多く、 kyo さんが公開している ping flavourを使った方法が多いと思います。 (私の所はそれとも違う方法で行ってます。) その場合、ブラウザからの送信になる為、Mozilla はじきをされますと結果的に 送れなくなります。
 上記引用にある「 ping flavour を使った方法」とは、 毎度お世話になっております hail2u.net の記事 「 ping flavour 」(Mar 10th, 2004) で公開されている ライトバック ping を送信する方法を指しています (ちなみに当ブログが採用している blog.bulknews.net 製 wikieditish プラグインを使ったライトバック ping は受信しました)。
 加えて、リファラーをチェックしていれば、以前、 Digital Tale of Dream の方から当ブログにトラックバックができずに悩んだことがあるのですが、 blog.bulknews.net にて 「 MSN Spaces の Trackback 」 (Aug 27th, 2004) について言及されているとおり、 当ブログが MSN Spaces からの トラックバックが受信できないのも当然なわけです。

 長々と書きましたが、幸いにも当ブログで採用している Nest of Snowy Owls 製の writebackplus プラグインでは、今回のユーザエージェントのチェック ならびに MSN Spaces からのライトバック を受信するためにリファラーのチェックをはずすための設定ができるようになっており、 対処そのものは簡単にできるようで、 結局、color99 さんからいただいたライトバックにありますとおり、
トラックバックの脆弱性の問題は顕在化してはいませんが、 起きた場合の事を考えるとトラックバックを送れないケースを 許容するというのもあると思います。
と言う判断に対して、当ブログではどうしたものかと思案していました。
 とりあえず両方のチェックをはずして一度様子を見て見ることにします。
Posted on Jan 20, 2005 at 17:25

飛ぶんですって(笑)

 昨年末に発売された二台の新世代ポータブルゲーム機は、 どちらも売れ行き好調なのか、単に生産が間に合わないのか、 まだ量販店などの店頭で見かけることが少ないほどの人気みたいです。

 その一方、某家電メーカーが発売した方を購入した 同じ会社の先輩に聞いて知ったんですが、 コンテンツメディアとして採用した話題の新開発ドライブに メディアを挿入してから、 本体をちょっと捻ると、もの(どうも本体側の問題だそうです)によって、 そのメディアがなんと飛ぶんですって(笑)

 こちら でその様子が動画が見れます。 特に某人気レースゲームをプレイしている方の動画は必見。
 おもしれー。
Posted on Jan 18, 2005 at 22:38

さわらぬ神に…

 先般、 ヤクルト 古田 選手とタレント 眞鍋かをりさんのブログの話 をしてから、 それとはなしに、これまた野次馬根性で双方のブログにトラックバックしてみたところ、 次の日のこのサイトへのアクセス数がびっくりするようなことになりました。
 なんじゃこりゃぁ。
Image:20050118daily_usage.jpg
 さわらぬ神になんとやら…火事を見に行ってやけどをしたというお話(^^;;;>
Posted on Jan 17, 2005 at 10:40

iPod shuffle とは何なのか?

 やはりと言うか Apple が 先般の Mac World San Francisco で 発表した iPod shuffle 売れているみたいです。 Amazon.co.jp のエレクトロニクス のセールスランキングで発表以来、ずっとトップと言う状況で、 ASCII24 Akiba2GO! によると、 「 『 iPod shuffle 』量販店で販売開始!―しかし予約者にも行き渡らず 」らしいです。
 個人的にも正直ほしい!(けど先立つものはない!!)

 この熱狂ともいえる反響の中、競合他社のコメントが ITmedia で報じられています。
 …
 これらのコメント、本気で言ってるなら Apple の 勝ちだな。半年あれば答えは出るでしょう。
 魅力的なのは iPod shuffle というハードウェアではないでしょう? iPod shuffle とは何なのか? もう一度良く考えてみることをお勧めしたい。
Posted on Jan 16, 2005 at 15:14

この人、天才かもしんない…

 ブログのブームに乗って、有名人のブログサイトも星の数ほどありますが、 その中でも最近の話題は、ヤクルトスワローズの古田敦也 選手がついこの前開設した 「古田敦也公式ブログ http://blog.so-net.ne.jp/atsuya-furuta/ 」 の最初のエントリで、日本一トラックバックを集めると言われているタレント 眞鍋かをりさんの 「眞鍋かをりのここだけの話 powered by ココログ http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/ 」を話題にあげ、 「打倒 眞鍋かをりのトラックバック」なんて書いてしまったものだから、 双方のサイトにトラックバックが集中しているという話。

 で、野次馬根性丸出しで、双方のブログを見学させていただいたわけですが、 「古田敦也公式ブログ」は まだまだエントリされた記事もまだ二つで、 内容も少々他人が見ている事を意識した日記と言う感じで、 添付されていた写真に写っている古田 選手が使っている PC が 「お、Let's note だ」と思った程度(失礼 (^^;;;>> )。
 一方、「眞鍋かをりのここだけの話 powered by ココログ 」の方はと言うと、 実は開設さればかりの頃、 Turf Watchココログ で運営していることもあって、 目について拝見させていただいたことがあるんです。
 有名人、特にタレントさんのブログって、そもそもあまり読みやすくない ものが多いんですよね。 基本的には PC を使い慣れていない人が多いせいか、明らかに携帯メールのノリで 改行が頻繁に入って書かれていることが多いので、ブラウザで見ると読みづらい。 そこでまず嫌気がさして、さらに内容がさほどおもしろくないと読む気も失せるって パターンになることが多いんです。
 眞鍋かをりさんのブログも明らかに最初はそんな感じだったので、 それ以来目を通すこともなかったんですが、久々に拝見させてもらって…

この人、ある意味、天才かもしれない…

 未だ文章によっては携帯メールのテイストは残っているのですが、 それはおそらく何(携帯 or PC )で投稿したかによっての差異で、 基本的にはどれもブラウザでもずいぶん読みやすい…し、進化している。 内容も日常の出来事を面白おかしくネタにしているのは変わっていなかったのですが、 明らかに他人が見ている事を意識した日記以上の読ませるだけの面白さがあります。
 うまくは言えないのですが、特に年が明けてからのエントリ二つは必見。 業務中に覗いていること忘れて、声を出して笑いそうになりました。(^^;;;>

 しかしまぁ、話題になるだけあって、このお二方のブログに集まっている トラックバックの数の多いこと多いこと…うちなんかと桁が違う (あたりまえか (--;> )
Posted on Jan 14, 2005 at 00:15

PC が売れなかった…そうです。

 この時期によく見る PC 関連のニュースサイトの去年を振り返る記事を読んで、 よく見かける話題をもう一つ。去年一年は PC が売れない年だったと言う話について。
 アテネオリンピックが開催され、その特需を見込んではみたものの、 実際売れたのは、いわゆるデジタル家電と言われる 薄型大画面テレビと HDD レコーダなどで、 PC メーカーサイドは同音異語に「デジタル家電に取られた」と 宣わっているそうです。確かに個人的にも仕事で関わったメーカの方からも このせりふはよく耳にしました。

 もちろん消費者の財布の中身も無限ではあり得ないので、 「あれを買えば、これは買えない」と言うことはあるでしょう。 しかしながら、薄型大画面テレビに関しては購入層は、 まだまだある程度以上裕福な層が中心だと思われ、PC の購入層とかぶるのは、 価格がこなれてきた HDD レコーダーを購入する層が中心だと考えられます。
 確かに最近、PC で売れ筋の機種はと言うとすべて TV の視聴・録画機能を搭載していて、 だから同機能を提供するデジタル家電、要は HDD レコーダーが去年は売れたから、 PC は売れなかったんだという理屈も理解できますが、 しかし、理由はそれだけでしょうか。

 思うに日本の PC ベンダは、未だに IT バブル時代のように 「猫も杓子も PC を買うんだ」と考えている節があります。 IT 産業に関わらない人も PC を必要なんだと思っているからこそ、 まだ「使いやすさ」だとか「家庭でも使える」なんてことを 売りにしているのではないでしょうか。
「いい加減に目を覚ましましょう」
 IT バブルの時代にはそんな幻想も確かにありました。 実際、ウェブやメールというコミュニケーション手段が根付き、 そのおかげで PC のすそ野が爆発的に広がったのは確かです。 しかし、それでも PC を使わない人は、未だに使わないのが現状です。 いつまで、そしてどこまですそ野を広げようとするつもりですか?
 確かにそういう努力もゼロにしてはいけないと思いますが、 当然の事ながら無限には広がりません。生まれたばかりの赤ちゃんに すぐに自分専用の PC を与える時代にはおそらくならないし、 全くの初心者が PC を使えるようになるまでにまたがなければならない 敷居の高さは決してゼロにはならないのです。

 もし、ウェブのような革新的なソフトウェアが再び生まれ、 そのとき PC のハードウェアとして使い勝手がもっと上がっていれば、 またすそ野もまた広がります。
 まだ使っていない人も一緒くたにして PC を使わせる商品ばかりを考えるのではなく、 今現在使っている人、使うことが当たり前になった人のためのより良い製品を考える。 IT バブル時代の幻想を捨て、 そういう方向に転換する時期にきているのではないでしょうか?
 去年、個人のノート PC を更改する必然性が発生したとき、 魅力的だと思える機種があっという間に二、三の機種に 絞れてしまいました。これだけ、商品があふれているにもかかわらずです。 仕事で PC を使う立場にいる関係上、PC と言う製品に精通している方だと 言うこともあるでしょうが、それでも自動車などの他の商品では、 ここまで極端ではないと思うのです。それほど PC の商品としての バリエーションは現状少ないのです。

 デジタル家電が売れたから、PC は売れないなどということは、 デジタル家電にできること以外で、魅力的な機能は 今の PC にはないですと言っているようなものです。
 詰まるところそれが原因です。
 メーカの方々は、こんな事、わかっていて言っているのだと思いたいなぁ…
Posted on Jan 13, 2005 at 09:35

archives プラグインの設定を変更

 当ブログの左側に配置している年月ごとのアーカイブの並び順を、 これまでの古い順から新しい順に変更しました。
 archives プラグイン ファイル中の設定用変数 $reversechron の値を デフォルトの 0 から 1 に変更。これだけでおっけー。
 どうも他の powered by blosxom な サイトを見ると、このプラグインの出力って どんどん下に伸びていくものらしいので、気になって変えました。
 放り込むだけで動くプラグインにもいろいろ設定項目はあるんだなぁ。 気が向いたときにでも、現在稼働しているプラグインを 一通り見直してみることにします。
Posted on Jan 13, 2005 at 00:01

Mac mini/iPod shuffle

 MacWorld San Francisco が 11 日~ 14 日(現地時間)の日程で開催されています。
 噂通りの新製品が、 その MacWorld San Francisco の スティーブ・ジョブズ CEO による基調講演にて発表されたようです。

iPod shuffle
http://www.apple.com/jp/news/2005/jan/12ipod_shuffle.html
 とうとう来たと言う感じのフラッシュメモリ型の iPod です。 容量は 1GB と 512MB で各 16,980 円と 10,980 円。安い!と個人的には思います。
 USB 端子が一体化したスティックメモリ型で、 本体裏に電源と再生モードを切り替えるスライダー型スイッチとバッテリー容量を示す LED 、 表に円形のコントローラ(クリックホイールではないようです)と電源 LED を 配した非常にすっきりした、 それでも Apple 製品のそれだと すぐにわかるクールなデザイン。
 iTunes からドラッグアンドドロップで曲転送はもちろん、 完全にランダムもしくは、特定プレイリストの曲で容量をいっぱいにする 機能(オートフィル)を搭載。
 しかし、通常の iPod での 使い方とは違って、「パーティーシャッフルした曲を 外に持ち出す感じ」とはよく考えたもの。個人的には、非常に「あり」な考え方。
 正直、iPod とは 別に欲しい (^^;>

Mac mini
http://www.apple.com/jp/news/2005/jan/12mac_mini.html
 なんと最小構成 58,590 円の Mac 。もちろん Panther が動く。
 それでも G4 1.2GHz に 256MB のメモリ、40GB のハードディスクを搭載して DVD コンボドライブまで内蔵しているのだから、 iPod の母艦および インターネットサーフィンくらいの用途には必要十分だと思われ、 iPod でしか Apple を知らないようなライトユーザを 取り込めるのではないでしょうか?
 ディスプレイはもちろん、キーボード/マウスまで標準添付ではないとは、 思い切った構成にしたもの。筐体は 165mm 四方で高さが約 50mm とコンパクトで、 こちらも酸化皮膜処理が施されたアルミニウム製の筐体デザインは、 シンプルでクール。
 Mac OS X が走れば UNIX 系のフリーアプリケーションが使えるわけで、 おまけに AC アダプタで電源を供給すると思われ、常時起動の省電力静音サーバと して使うのもありではないでしょうか?
 正直、iPod shuffle より欲しい。(^^;;;>

 前回の iPod photo には ちょっとがっくりきましたが、今回はどちらも非常に魅力的 (現在、金欠の極限であるため手は出せそうもないですけど…(..;> )。 今年も Apple は何かやってくれそう。 期待期待。
# 個人的には iPod mini の マイナーチェンジ&価格改定にも期待してたのですが…
Posted on Jan 12, 2005 at 00:00

Lunascape2

http://www.lunascape2.com/
 このブログの現在のフレーバーを作成していたとき、 Internet Explore で ずっと見栄えを調整していたもので、 Mozilla 系の ブラウザで初めてみたときに愕然とし、 その後、Mozilla 系の ブラウザでも見栄えを整えるために ずいぶんと苦労した経験から、最近 Web サイトのデザインをするときは 常に IE と Firefox を 両方あげて作成することにしています。
 しかしながら、ある程度広いデスクトップが確保できる PC ならいいのですが、 ノート PC などで編集する必要が出た場合、 見比べるのが大変なので、できれば IE と Gecko 両方表示できる タグブラウザがあればいいなぁと思うことがあります。
 常用している Maxthon には それらしいメニューがあるにもかかわらず、 どうもうまく同時に開くことができないで、 ついぞこの前まであきらめていたところで、 この Lunascpae2 。 しかも、Firefox よろしくライブブックマーク的な機能 (というか、そのもの(^^;> )まであるときた!
 が、しかし、例のごとくオフィスの PC に試しにインストールしてみると、 Gecko エンジンに切り替えたときに、うまくサイトが表示されない。 どうもうまくプロキシの設定を拾えてない様子…
 なにやら公開されて間がないのに、すぐに 2.01 になっているのも含めて、 ちょいと気になるが当面様子見決定。
 Sleipnir 作者 Yasuyuki Kashiwagi 氏による 次期ブラウザ の 公開スケジュールも発表され、 こちらも気になるところ。 最近、ソフトウェアはブラウザがほんと熱いです。
Posted on Jan 11, 2005 at 11:32

日本では流行らない MCE2005

 この時期、PC 関連のニュースサイトでは、 去年一年の総括記事や動向を振り返る記事などが、目につきます。
 その中でも個人的に気になったことはというと、 去年 10 月、全世界に先駆けて、なおかつ DSP 版では世界で唯一、日本でだけ発売された Windows XP Media Center Edition 2005 日本語版 が売れていないというお話。
 確かに量販店などで冬モデルの新機種を眺めても、 TV 視聴・録画機能付きの PC でも搭載されているのは、通常の Windows XP だったりします。米国ではコンシューマー向け PC の売れ筋機種の大半は、 MCE 2005 プレインストール機という現実とは正反対の状況。 折しもその米国では 2005 Intenational CES が開催され、 その基調講演では Microsoft のビル・ゲイツ会長 の口からも今後も MCE2005 に Microsoft は注力し、 新しいサービスを展開していく姿勢を見せたそうです。
 一方、日本では今後も、MCE2005 が提供するような いわゆる「メディアセンター」的な機能は、各メーカーの独自インプリメントで 進んでいくのでしょう。去年 MCE2005 を購入し 一台 PC を仕立てた日本在住の人間として、この日本の現状にはがっくりしています。

 個人的な感想を言えば、MCE2005 は非常に良くできています。 PC に取り囲まれた限られたスペースで、パーソナルな AV 環境を構築するには 良いソリューションだろうと思います。 オーディオコンポや HDD レコーダなどと各機能だけ比較すると、 品質、操作性の面で劣るところも多々ありますが、それらが一台で実現でき、 そこそこな品質であることには十分に満足しています。
 もう少し日本でも MCE2005 が流行っても良さそうな気がしますが、 おそらく今年になっていきなり状況が変わることはないでしょう。 市場シェアをある程度以上握っているメーカーが独自に開発した 「メディアセンター的」ソフトウェア群を、いきなり MCE2005 に切り替えてくることは まずあり得ないでしょうし、加えてどうも去年あたりから メーカーのコンシューマ向けマーケティングがどうもおかしな方向に 向かっている気がするからです。

 日本におけるコンシューマ向け PC マーケティングに対する疑問は、 また別途ぼやくとして、MCE2005 に限ったことではないのですが、 個人的に気に入った商品がその魅力を発揮する機会も与えられず、 廃れていくのは非常に残念で仕方ありません。
Posted on Jan 09, 2005 at 15:11

SFU で使うエディタ

 とりあえず SFU 3.5 の インストールがうまくいったことで欲が出て、 Interop Systems が 配布している Emacs を… と思って、職場の PC を使ってチャレンジしました。
 Interop System で配布されている Emacs は パッケージ化されているため、 パッケージインストールを行うためのプログラムを入れてみたのですが、 これがどうもパッケージの依存関係を解決する際、 不足するパッケージを ftp でとってくる仕様になっていて、 いくつかの他のプログラムを勝手にアップデートする代物で、 アップデートされると ls で日本語が通らなくなるなど、 いろいろと問題が出たので、自分のノート PC へのインストールは 思いとどまりました。
 それでも SFU 3.5 で使える Emacs を あきらめきれず、情報を収集していると、 SFU で動く Ng(Nihongo micro Gnu emacs) がありました。 ソースファイルですが、パッチと一緒にダウンロードして、 コンパイルも問題なく通って動いてしまいました。
 しかし、Nihongo micro Gnu emacs と言いながら、 日本語が通りませんが、日本語入力が必要な場合は、Windows で使用している サクラエディタ を 使うからこれでいいのだ(^O^)/
 しかし、 Ng とは…昔、大学の研究室でパワーのない ワークステーションで、X どころか Emacs も 重いって事で使ってたなぁ…懐かしい(^^;>
Posted on Jan 07, 2005 at 11:42

Services for UNIX 3.5 1st Impression

 実は SFU3.0 に関しては、去年、仕事で扱ったことがあって、 そのときは NFS 回りの設定で、ずいぶん苦労した記憶があるのですが、 ユーザ名マッピングの設定で使用する passwd ファイルや group ファイルの フォーマットが、通常の UNIX や Linux のそれらのフォーマットとは 違うということさえ認識していれば、インストール自体も さほど苦労はしませんでした。
 標準インストールした状態で、とりあえず perl/sed/awk や csh (実体は tcsh らしい)や ksh などが使えるようなるので、 インストール時に C 言語関係のオプション( Interix まわりの SDK )をインストールしてやれば、ごく簡単な C のコンパイル環境も 整いました。また、セキュリティーの関係上、標準インストールでは NFS 関係のモジュールもインストールされないので、 これもカスタムインストールして明示的に指定してやる必要があります。
 さて、最低限の求めていた環境はこれで何とかなりそうなのですが、 コンソールで作業する際に使う vi 以外のエディタが欲しくなってきました。 SFU 3.5 は Windows とは親和性が高いので、 エディタも Windows で使っているものを呼び出せばいいのですが、 改行コードの問題があるので、初期設定で UNIX 環境と同じ LF が 改行コードになるコンソールで使えるエディタが欲しくなっています。
 Interop Systems のホームページで SFU 3.5 用の Emacs が 公開されていて、どうもこれが使えそうなので、 ちょっとインストールしてみようと思っています。
Posted on Jan 05, 2005 at 21:36

持ち歩ける UNIX な環境

 職業柄、普段 Windows でこと足りても、 どうしても UNIX な環境が欲しくなるシチュエーションに 出くわすことがあります。
 これまでは、持ち歩いて使っていたノート PC の性能との兼ね合いで、 Cygwin を使っていました。 しかし、現状、私の体力で持ち歩き可能なサイズで求めうる 最高性能のノート PC を手に入れ、 この Windows ノート PC に構築する UNIX な環境を再考する余地ができました。
 UNIX な環境とは言え、自宅であれば、 Vine Linux が 常時起動している PC があるので ssh でログインするなどしてこと足りてしまうので、 最低限、シェルと perl/sed/awk などのスクリプト言語が動作すればよく、 C のプログラムで簡単なものであればコンパイルできれば嬉しいくらいで、 X Window などは必要ありません。
 とはいえ、欲を言えば、フルスペックの UNIX もしくは Linux が 動作する環境を持ち歩ければ、理想は理想ですが、 だからといって Windows 環境を捨てるほど硬派でもないので、 Virtual PC 2004 上に構築する手も考えてはいますが、 いくら Pentium M とはいえ、快適に動作するレベルまでは達しないでしょう。
 かと言って、再度 Cygwin というのも、 Windows な作法を無視したインプリメントに少々辟易としたというのもありますし、 なんと言っても飽きました。
 で、前置きが長くなりましたが、 Microsoft Windows Services for UNIX 3.5 (日本語版、以下 SFU 3.5 )を 使ってみようと思いたち、環境を破壊しても自分の腹は傷まない (^^;;;> 職場の検証用 PC にインストールして検討しています。
 ところが始めてみると、SFU 3.5 に関するドキュメントの少ないこと少ないこと… てなわけで、最近のネタ切れ気味の状況を吹き飛ばす意味も含めて、 PukiWiki の方に ページ も作ってみました。これから徐々に知識を蓄積していこうかなと思っています。
 さて、どうなりますやら…
# 最終的には Virtual PC 2004 を買っているってオチにもなりそうですが… (^^;;;>
Posted on Jan 01, 2005 at 00:43

あけましておめでとうございます

 謹賀新年

 おかげさまで、このブログも開設以来初めての新年を迎えました。
 最近は Bloglines などからの アクセスも増え、ごくわずかだろうと思いますが、 ご覧いただいている方もいらっしゃるようです。
 そんな方々にも今年はよい年になりますようにm(. .)m
 今年もよろしくお願いいたします。

 2005.1.1 元旦