実は SFU3.0 に関しては、去年、仕事で扱ったことがあって、 そのときは NFS 回りの設定で、ずいぶん苦労した記憶があるのですが、 ユーザ名マッピングの設定で使用する passwd ファイルや group ファイルの フォーマットが、通常の UNIX や Linux のそれらのフォーマットとは 違うということさえ認識していれば、インストール自体も さほど苦労はしませんでした。
 標準インストールした状態で、とりあえず perl/sed/awk や csh (実体は tcsh らしい)や ksh などが使えるようなるので、 インストール時に C 言語関係のオプション( Interix まわりの SDK )をインストールしてやれば、ごく簡単な C のコンパイル環境も 整いました。また、セキュリティーの関係上、標準インストールでは NFS 関係のモジュールもインストールされないので、 これもカスタムインストールして明示的に指定してやる必要があります。
 さて、最低限の求めていた環境はこれで何とかなりそうなのですが、 コンソールで作業する際に使う vi 以外のエディタが欲しくなってきました。 SFU 3.5 は Windows とは親和性が高いので、 エディタも Windows で使っているものを呼び出せばいいのですが、 改行コードの問題があるので、初期設定で UNIX 環境と同じ LF が 改行コードになるコンソールで使えるエディタが欲しくなっています。
 Interop Systems のホームページで SFU 3.5 用の Emacs が 公開されていて、どうもこれが使えそうなので、 ちょっとインストールしてみようと思っています。