長らくアップデートのないコマンド入力型ランチャー Launchy の代替として、 紆余曲折して、Keypirinha を、 ひとまずインストールして、基本的な設定をしてから使い始めてみると、 これがなかなか使い勝手が良く、 さらに Launchy で できていたことが、Keypirinha で できないか試行錯誤して、できるようになってしまったので、 晴れて Keypirinha に 移行しました。

 インストールして、Windows ログイン時に自動起動し、 Alt + スペースキーをホットキーにする以外に、 あと Keypirinha で できて欲しいことは以下の二つでした。
  1. shutdown や reboot などシステムコマンドを実行できる
  2. スタートメニューに登録されているプログラム以外にも、任意の実行ファイルを 追加できる
 一つ目の問題に関しては、 System Commands という そのものズバリのサードパーティ製のプラグインを導入することで、 解決できました。
 ダウンロードしてきたものを Keypirinha を インストールしたディレクトリ以下にある portable\Profile\InstalledPackages 以下に移動すれば、 それで LunchBox で shutdown や restart 、lock などのコマンドが使えるようになります。

 二つ目の問題に関しては、いくつか方法がありそう(確証なし w )なのですが、 当方ではビルドインのプラグイン FilesCatalog の設定ファイルを 作成する事で実現できました。
 タスクトレイ内の Keypirinha の アイコンを右クリックし、Configure Package メニューから FilesCatalog を選ぶと、 例のごとく、 notepad2-mod が 2 枚開いて、右にサンプル、左に設定するファイル (filescatalog.ini) が開きます。

 実際に作成したもは以下のようになりました。
[profile/ExtProgram]
activate = yes
paths = D:\Program Files\**
  D:\Program Files (x86)\**
inherit = ExeOnly

[profile/ExeOnly]
include_hidden = no
include_dirs = no
include_files = yes
filters = + ext: ${env:PATHEXT}

[env]
PATHEXT = .cmd .exe
上の例だと、一言一句説明すると長大になるので、端折って説明すると、 拡張子が .cmd もしくは .exe のファイル(隠しファイル、ディレクトリは除く)だけ、 D ドライブの Program Files および Program Files (x86) 以下から カタログに追加します。

 以上で、Launchy と 遜色ない機能を実現できたので、今、十分の使う PC は 時間をみて順次、Keypirinha に 切り替えていっています (^^)b

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