「 ドコモ、 Android 6.0 へのバージョンアップ予定製品リスト公表」ケータイ Watch より)

 KitKat(Android 4.4) が入った ドコモ Xperia Z3 Compact SO-02G (以下、 Z3 Compact )を購入して、 それが購入してさほど間を置かず、Lollipop(Android 5.0) になり、 今また Marshmallow(Android 6.0) にアップデート出来るようになることが決まり、 うれしい限りなのですが、今回、 ドコモ から 発表されたバージョンアップ予定製品リストには、案の定、 Xperia Z2 シリーズはありません。

 予想していたことなんですが、やっぱりかという落胆感は正直、あります。 ワールドワイドでは Z2 シリーズも Marshmallow にアップデートされる予定であると 耳にしているのでなおさらです。
 また次の Android N の世代では間違いなく Z3 Compact が切られる番だとも思うからです。
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 そもそもにして、日本の大手キャリアはワールドワイドで言うところのプレミアム機がラインナップの大半を占め、 これをユーザーに勧める傾向にあって、これらは一括で買うと、そこそこ使える PC 並の価格が設定されていますが、 同じコンピュータ機器で実質 2 年で製品寿命が終わる製品など、 日本のキャリアが販売している Android スマートフォンの他に聞いたことがありません。
 一方で、同じ国で売っているスマートフォンでも、 iPhone のバージョンアップに関しては、 キャリア側がコントロールできないので、少なくても(今のところ) 4 年は 最新の環境を使っていられます。

 二年縛りがあるからこそ、高価なスマートフォンでも安価に手に入るんだから、 悪いことばかりではないなどとのたまった某キャリア幹部がいらしたそうですが、 そもそもにしてそんな高価な端末製品を二年で償却しなければならなくなるようなサポートをしている側が 言うセリフではありません。

 一方で、そんな状況を自分たちで作り出しておいて、「 Android 端末はなぜ売れない?」 「端末出荷台数はなぜ減っていく?」とか振りだけでなく、真剣に考えているのだとしたら、 めでたい話です。
 それでもって「土管屋には成り下がらん!」とか「アプリケーションサービスを収益の柱に…」とか、 ソフトウェアのサポートもできない(やらない)輩が何を言っている?って感じで、 最近の携帯業界は失笑の種が増えるばかりです。

「 『グーグルが Xperia に追いついた』ソニー製スマホの Android 6.0 アプデは控え目に」Engadget 日本版 より)

Ellinikonblue.com Weblog 「 祝!ドコモ Xperia Z3 Compact SO-02G の Lollipop 行き決定!!」