「 スマホ『月額 5,000 円以下』 総務相 携帯 3 社割安プラン要請へ」ITmedia より)
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 例えば ドコモ の場合、 1,700 円(税別)で 5 分以内の通話なら定額となる通話プラン「カケホーダイライト」が用意されていますが、 これがなぜかデータシェアパック 10 もデータ S パックとも組み合わせることができません。
 これにはおそらく論理的な理由はないはずです。要は月額 6,000 円以下の料金プランを用意する気はない。 それが今の基本姿勢です。

 悪い想定をすると、おそらくは安かろう使いもんにならないだろうプランが出てきて終わりかな。 つまりは大多数の人にはプランとして使えるパケット量が小さすぎ、ぎりぎり 5,000 円を 下回るプラン、例えばデータ S パックと組み合わせられるようにします。 と言うところが関の山、そんな気がします。

 ましてや MVNO への卸元としてダントツトップを走る ドコモ が 積極的に ARP の低いユーザー向けの料金プランを用意して手間を増やして、 小銭を稼ごうなどと思うはずがありません。 ましてや今いるユーザーの ARP が根こそぎ下がるようなプランを用意するとは思えません。

 ドコモ を例に挙げましたが、 だぶん、ドコモ が変らなければ、 たぶん他社も変えては来ないでしょう。
「緩やかな寡占」とは言い得て妙で、これを解消することを目指すのかと思いきや、 すでに問題がすり替わっているように思います。

 まぁ個人的にはただ単に着信専用のような通話プランを用意してくれればそれでよく、 通話定額の甘言の元、基本料金を引き上げて、それをさも当然のように右へならえとしているところが 最大の問題だと思うんですが…