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夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Feb 25, 2011 at 20:36

ドコモ MEDIAS N-04C/Xperia arc SO-01C

「 ドコモ、スマートフォンやタブレットなど 3 機種を 3 月発売」
「 薄さ 7.7mm 、赤外線やおサイフ対応の『 MEDIAS N-04C 』」
「 Android 2.3 搭載の『 Xperia arc 』、 Sakura Pink も」
「 ドコモ山田社長、 MEDIAS と Xperia arc の次期モデルに言及」
(以上、 ケータイ Watch より)

 ちょっと前から噂はありましたが、 先般、CES でも発表された ソニー・エリクソン 製の 「 Xperia arc SO-01C1 」(以下 Xperia arc )と、 こちらは唐突に登場した感のある NEC カシオモバイルコミュニケーションズ 製の 「 MEDIAS N-04C 」(以下、MEDIAS )が 3 月に発売されることが、 ドコモ から発表されました。

 スペック的な話の詳細は上記記事を参照いただくとして、個人的に気になったことをちょっと。
 今回の発表された Xperia arc は CES で発表されたほぼそのままのグローバルモデルで、 ワンセグはもちろんおサイフケータイにも対応しません。 プロダクトの造形としてはすばらしいものがあるだけに本当に残念な感じですが、 このあたりを気にしない人であれば(そんな方はあらかた先に発売された Galaxy S に 持って行かれているかもしれませんが)、最新の Android 2.3 搭載機種として魅了的でしょう。

 対して MEDIAS はかなり魅力です。
 Android 2.2 搭載ですが 2.3 へはアップグレードが予告され、 ワンセグ対応、Felica 対応はもちろん赤外線通信までサポートする フル日本ローカル機能に加えて最薄部 7.7mm 、重さ 105g 。
 どの日本ローカルスマートフォンでも言われるバッテリーの持ちがこのサイズだと心配になりますが、 これまで ドコモ のラインナップで スマートフォン選ぶなら「 REGZA Phone T-01C 」だろと思っていましたが、 MEDIAS を見た瞬間変わりました。 ドコモ で選ぶならこれでしょう! と思えるほど魅力です。

 どちらの機種も大変魅力的ですが、 同時に今夏モデルで Felica /ワンセグ対応 Xperia ( arc とは言ってないみたいです)と 防水対応の MEDIAS を発売すると 言っちゃってます
 どちらもマイナーチェンジという位置づけの機種ではないですから、 あと半年も待たないうちにもっといいのが出るよと言ってしまって、 出足に影響しないんですかね…
 おまけに 28 日には au からも発表があり、 その中で Xperia の Felica /ワンセグ対応モデルが発表されると言う噂もあるというのに…

 まぁ何にしても個人的にはすぐには手を出せないので、 市場の評価を楽しみにする以外はアクションがとれないんですけど… (^^;
Posted on Feb 13, 2011 at 00:12

ソニー・エリクソン製なのに FeliCa を搭載しない…これいかに?

「 ソニー・エリクソンが『 Xperia play 』公開、正式発表は 13 日」ケータイ Watch より)

 Android 端末は今すぐにでも欲しいのですが、金銭面など諸々事情でがんじがらめになっていて、 ちょっとすぐには手を出せない状態で、今は指をくわえてみているしかないのですが、 いざそのときが来たときのために新しい端末に関する情報は常にウォッチしており、 そんな中で ソニー・エリクソン Xperia シリーズも 噂レベルから注目している端末の一つです。
 今回の Xperia play は先般、 Next Generation Poertable (NGP) と同時に発表された PlayStation Suite に対応する Xperia であるようです。

 Xperia シリーズは Arc, Play, Neo, Duo と四つの端末が噂され、 その中で Arc は CES 2011 で、そして今回 Play が発表され、 Neo もすでにかなり情報が流れています。あとは Duo ですか…
 このうちいくつが Play 正式発表時に同時にお披露目されるかわかりませんが、 次々と明らかにされていく Xperia シリーズの端末に関して 一点気になることがあります。

 Android 2.3 では NFC(Near Field Communication) のサポートというのが新機能の目玉の一つですが、 その NFC の互換技術の一つである FeliCa を開発した ソニー グループの ソニー・エリクソン の端末が NFC をサポートしないと言うのはどういう了見なんでしょうね?
 あくまでまだグローバルモデルの話で、 ひょっとしてモジュールを足せば対応できるような作りになっていれば 日本版は FeliCa に 対応するのかもしれませんが…期待薄でしょうね。

 スマートフォンに機種変したとして、ワンセグは最悪我慢するとしても、 FeliCa は ないと我慢できそうにないですからねぇ… NFC/FeliCa は ガラパゴスと揶揄される日本携帯市場にあって世界に誇れるソリューションだと思うので、 日本でスマートフォンを発売するメーカー各社にあっては ぜひ NFC/FeliCa の導入には 積極的であってほしいものです。

「 動画:ソニエリ Xperia PLAY 正式公開、プレイステーション スイート携帯」
「 ソニエリ MT15i は Xperia Neo、Vivaz 風デザインに 8MP カメラ搭載」
(以上、 Engadget Japanese より)
Posted on Feb 02, 2011 at 00:01

Pocket WiFi Dock に興味はないけれど…

「 イー・モバイルの『 Pocket WiFi 』に最新ソフト、 Dock に対応」ケータイ Watch より)

 今現在、いつ イー・モバイル が スマートプランバリューを提供するかにしか興味はなく、 Pocket WiFi ユーザですが Dock にも 全く興味はありません。
 ですが、これに伴う Pocket WiFi の新ファームウェアが公開され、 そのアップデート内容を見てみると…
適用することで、Pocket WiFi Dock(F01HW) に対応するほか、起動時のディスプレイには新たに「 Software Ver.2 」と表示される。また、インターネット接続中に充電できるようになる。
 なんと!
 通信中に充電できるだったら最初からそうしててよ。まったく。 早速適用しよ (^^)b

 って確か Pocket WiFi って ファームのバージョンアップのたびに設定が初期化されたんじゃなかったけ?… あ、やる気が遠のいた orz

「 イー・モバイル、ドックステーション『 Pocket WiFi Dock 』」ケータイ Watch より)
Posted on Jan 20, 2011 at 00:20

Pocket WiFi S の発売にあたって残念に思ったこと

 発表以来、話題の多かった イー・モバイル の Pocket WiFi S がようやく 1 月 14 日から発売が開始されました。

 すでに周知の事実ですが、ハードウェアとしては 昨年末に 日本通信 から発売された IDEOS とほぼ同等で、「 Pocket WiFi 」と称してはいますが、 モバイルルーター用途にソフトウェアで使いやすくカスタマイズされた テザリングできる Android 2.2 搭載スマートフォンです。
 しかし、 Pocket WiFi という名を冠しながら、 スマートフォン向けの料金プランしか選択することができず、 おまけにこのスマートフォン向けプランには データ通信専用プランの「バリューデータプラン」にあたるプランがありません。

 そして、気になったのは Pocket WiFi S 発売イベントでの以下の発言です。
日本通信の IDEOS を持ち込んでイー・モバイル回線を契約したいというユーザーには? という問いに「(回線契約は)提供しない」と述べた。
 つまりは イー・モバイル は データ通信専用でこの Pocket WiFi S というハードウェアを 少なくとも現在は利用させる気はないと聞こえます。
 Pocket WiFi などデータ通信端末を格安のライトプランに 100 円 PC までつけてばらまいて回線数を伸ばしてきたわけですが、 これらのユーザーの ARPU を向上させるために、スマートフォンブームに乗って うまくライトスマートフォンプランに移行させ天井に達してくれればそれでよし、 あわよくばこれを機会にスマートプランに…などという皮算用でしょうか?
 つまり(使われない)データ通信オンリーの売り方から脱却を模索しているのでしょう。

 もしそうだとしたら、個人的に購入するとしたら IDEOS ですね。 いつでも イー・モバイル と縁が切れる方がより魅力的に思えますから。。。
Posted on Jan 12, 2011 at 00:04

IDEOS と Pocket WiFi S の発表で考える iPhone の存在意義 #4

「垂直統合型ビジネスモデルの勝利」などと Apple の成功を称える発言をよく見かけますが、 閉息感を極めていた IT 業界においてコンテンツからサービス、 端末までと言う一点突破的なビジネスモデルで成功を収めたのは、 その戦略勘・戦術勘も去ることながら時代が味方した部分は多分にあると思います。
 戦術の基本は十分に策を練り、その策を実施するに十分なリソースをそろえて押し切ることが基本です。
 ただどこかしこでも同様の戦術、物量をそろえた場合、当然のことながら戦況は膠着します。 このような膠着状態になったときに、一点突破と言うような奇策は得てして成功しやすいのです。

 だからといって一点突破のような奇策が最高の戦術ではないことは、 数千年前から語られる兵法にも記されていることで、 なにより奇策を成功させるには戦術眼という「センス」が必要です。
 しかも、すでに Apple も戦術を変更し、 十分な物量をそろえられる状態になって、市場での支配力を徐々に大きくしている状態です。 同じ物量をそろえて同じ戦術を実行に移すことは早々易々とできることではありません。

 しかし、こと日本と言う局地戦に限れば、 iPhone を日本で販売するソフトバンク網への不満は日増しに大きくなって言う状況で、 かつ他のキャリアも Android 端末と言う戦う武器を得ました。
 iPhone を iPhone である必然性をなくしてやる。 つまり幸い iPod touch という 3G ネットワークに接続できない以外はほぼ同等の機能を有したメディアプレーヤーがあるわけですから、 高い回線品質をアピールして Apple の製品を ただのコンテンツプレーヤーに戻してやるアンチキャンペーンを実施するために テザリングを開放するというのは有効な戦術だと思うのです。
Apple iPod touch 64GB MC547J/A
( Apple(アップル) )
 しかし、現実は ドコモau はテザリングを解放しません。 もちろん ソフトバンク もです。
 なぜなら設備投資に対するコスト回収の構造がより単純になって、 今のインターネットプロバイダがそうであるように本業で泥沼の体力勝負になることを、 できれば避けたい、不可避であってもできる限り先延ばしにしたいからです。
 だからこそ携帯電話会社が、端末の開発にも口を出すし、 音楽配信や動画配信、果ては電子書籍販売にまで手を出してコスト構造をより複雑に、 もしくは回線収入以外のコスト回収手段を探そうと躍起になるのです。
 しかし、あっちがやればうちもやるで東洋の片隅「日本」という狭い国の中で こちょこちょやってる分には差などつかないわけで、結果、 iPhone のシェアをひっくり返すこともできないわけです。

 ところが IDEOS や PocketWiFi S という スマートフォンによるテザリング解放の威力を示すことができれば、 ひょっとするとどちらかは… もしくは 米 Verizon Wireless が iPhone を売ることになって、 これに便乗して au も iPhone を展開することになり、 そう言う状況になっても ドコモ だけが iPhone を売れない状況に追い込まれたら、 その設備力にものを言わせてテザリングの解放に踏み切るかも…という淡い期待がもてます。

 ただ Apple が 日本でも iPhone を SIM フリーで解放すると一時の甘い汁に味を占めて、 テザリング解放は先送りというシナリオもあるでしょう。
 しかし、そのときは Apple の天下がひっくり返るまで、 音楽、動画、アプリケーションや書籍のコンテンツ流通による利権は 根こそぎ持っていかれることをお忘れなく…

 まぁ戯言です。気にしないでじっくり身の振り方を考えてください > 携帯キャリア 様
 次の黒船に乗り遅れるのはどこかじっくり観戦させていただくこととします。
# あわせて IDEOS の購入も 春までは静観することにします。。。たぶん。。。自信はないけど (^^;;; 「 Verizon 版 iPhone 発表へ? 発表会は今晩深夜 1 時から」Engadget Japanese より)
Posted on Jan 03, 2011 at 12:21

IDEOS と Pocket WiFi S の発表で考える iPhone の存在意義 #3

 世界で大人気の iPhone ですが、なぜここまで強いのか?
 Android が iPhone のシェアを抜いたと言う話も聞きますが、 それは Android を採用する端末全部をカウントしたらと言う話です。 単体機種では、最新機種である iPhone 4 にかなう機種はないですし、 こと日本に限ればまだ iPhone が圧勝の状態です。

 しかし、 ソフトバンク も努力は続けているようですが、 より回線品質のよいキャリアは他にもありますし、 Android プラットフォームで使えるアプリケーションの数も日に日に増加しています。
 日本という局地に限れば iPhone と言うハードウェアより高機能な端末は今後、 徐々に増えてもくるでしょう。
 それでも iPhone に勝てる兆しがなかなか見えてこないのはなぜでしょう。

 それは時間の問題だと言う人もいるでしょうが、 実際には早々簡単にはひっくり返らないと思います。 それは iPhone がマジョリティーだからです。
 ネットビジネスの世界では「マイナリティーはマジョリティーに勝てない」とは よく言われる話ですが、特に日本人はシェアの原理に弱い傾向にあるので、 隣の人が iPhone を持っていれば自分も iPhone でなければならない… 一度この原理が働くと日本では簡単にはひっくり返りません。

 iPhone が強いのは「垂直統合」のビジネスモデルを確立しているからだと言う話は Apple 自身もするよく聞く話ですが、 本当に強いのは、アプリケーションからメディアコンテンツまで 世界最大級の販路をもって、それ専用の端末を自身のみが製造している部分です。
 3G 回線そのものは Apple が提供しておらず、 各国のキャリアが提供している状況にもかかわらず、 テザリングという武器を捨てて、 そんな強い相手の土俵にわざわざ出向いて負けているような気がするのです。
 事実、米国で徐々に Android がシェアを伸ばしている理由の一つは、 iPhone でパンク寸前と言われる AT&T の 回線しか使えないということでしょう (事実、近い将来、Apple は米国で他のキャリアに iPhone を解放するという話は尽きませんし、 日本以外で販売されている iPhone は SIM フリーです)。

 本当に残念ですが現状日本の三大携帯キャリアから発売されている Android 端末で テザリング機能が使える製品はありません。 理由は明確です。そのテザリング機能を使って接続される「かもしれない」 PC と言うデバイスは、各端末に与えられた帯域いっぱいを使い続ける「かもしれない」 からです。
 はっきり言って「ブロードバンド社会を実現してみんなでハッピー」なんて話は 携帯キャリアが、いやすべての通信事業者かもしれませんが、 作り出した宗教の説法のようなもので、 実際の理想のユーザーとは使いもしない高額な回線契約をして 黙々と月額費用を払い続けてくれるユーザーであって、 用途を通信事業者が縛りきることのできない PC などというデバイスは 正直、消えてなくなってほしいとすら思っているかもしれません。
 冷静に考えると端末が勝手に帯域を食い尽くすのではなく、 ごく一部のユーザー意図的に食いつぶしているのですが、 この通信事業者の根幹にある PC のような通信帯域を食い尽くすかもしれない デバイスへの一方的な嫌悪感が、 少なくともこの日本で iPhone の独走を許している 最大の原因ではないかと思うのです。

 あかん。話が長くなりすぎて IDEOS/Pocket WiFi S まで話を戻せんかった orz
 …と言うことで、次回で締めますこの話題 (^^;
Posted on Dec 29, 2010 at 12:47

IDEOS と Pocket WiFi S の発表で考える iPhone の存在意義 #2

 日本通信 から発売された IDEOS (区別するため以下、単に IDEOS )なんですが、 ハードウェアとしては イー・モバイル から 1 月に発売される Pocket WiFi S (同様に以下、 Pocket WiFi S )とほぼ同じものです。
 「ほぼ」という理由は、まず Pocket WiFi S は IDEOS と違ってクワッドバンド対応ではないようです。 実機がないので何ともいえませんが SIM フリーでもないかもしれません。
 また Pocket WiFi S は イー・モバイルファーウェイ・ジャパン より提供を受ける端末ですが、 一方で IDEOSファーウェイ・ジャパン関係ないと 言い切っています
 おそらくどちらでも切り分けが終われば、ほぼ端末交換ということになるのでしょうが、 それでも量販店なりにアンテナショップがあるないでは安心感に差があることは確かです。

 ただこの手の端末は一度機嫌よく動き出せば、そうそうトラブるものでもありませんので、 以上のサポート関連はこの端末に手を出そうという方々であれば、気にならない点かもしれません。  ソフトウェア的には、Pocket WiFi S にはルーター設定のためのガジェットが用意されており、 より使いやすくなっているようですが、 そもそもにして Android 2.2 にはテザリング機能が標準で装備されており、 これを常時オンにして運用するのであれば、特にこのあたりは気にならないでしょう。

 さぁ困りました。 思考を進めれば進めるほどいよいよ IDEOS を買わない理由が なくなってきました f^^;
 おまけにどうも調べを進めると、イー・モバイルPocket WiFi で使っている SIM ( IC チップ側の表面が朱色の通称「赤 SIM 」)であれば、 APN (Access Point Name) 設定を変更すれば 問題なく使える と言うこともわかりました。
 バッテリーの持ちも Pocket WiFi より Pocket WiFi S の方がよいみたいで、 おまけに Pocket WiFi は通信しながら充電ができないので、 この点だけでも IDEOS/Pocket WiFi S の勝ちです。

 しかし、ここで最後の躊躇 (^O^;A
 IDEOS は年内に発売されますが Pocket WiFi S は年明けです。 IDEOS の初動が Pocket WiFi S の初動に大きく影響すれば、 イー・モバイル もネックとなっている料金面を 見直す可能性は十分にあると思います。
 イー・モバイル は基本、正直者(発売日に飛びつく人) が馬鹿を見る傾向が非常に強い(個人的に二度ほど馬鹿を見ています orz )ので、 二、三ヶ月は様子を見た方がいいのかもしれません…

 しかし、なぜここまでそんなに高性能ではないとわかっている Android 端末に惹かれるのか? 不思議に思われる方もいらっしゃるでしょう。
 その答えは簡単です。自分が WAN ネットワークへの接続機能のない iPod touch のユーザーだからです。 ではいっそ iPhone にしてしまえば?という声も聞こえてきそうでですが、 この選択は個人的にはあり得ません。
 頻度は減ったとはいえど PC でインターネットに接続する必然性が、 出張や旅行というイベントが不定期で少なからずあり、 PC からでもインターネットへ接続できる手段を携帯することが必須だからです。 おまけに音楽を聴くデバイスとしては iPod touch で 必要かつ十分です。
Apple iPod touch 64GB MC547J/A
( Apple(アップル) )
 そもそも日本の携帯会社がある決断をすれば、 少なくとも iPhone の独走は止められるのではないかと思っています。
 なぜ IDEOS/Pocket WiFi S への物欲の話から、 そこまで飛躍するかはまた次回 (^^)/~~~

使えない精神科医の独語(仮称) 「 イーモバイル赤 SIM でアンドロイド」

「 ファーウェイ・ジャパン、日本通信販売の『 IDEOS 』にコメント」ケータイ Watch より)
山田祥平の Re:config.sys 「 手のひらの中で電波が見えてメールが読める、そしてつぶやけるルーター」PC Watch より)
Posted on Dec 26, 2010 at 00:09

IDEOS と Pocket WiFi S の発表で考える iPhone の存在意義

「 日本通信がモバイル IP 電話サービス開始、 Android スマートフォン IDEOS も投入」Engadget Japanese より)

 今回、日本通信 から発表されたこの IDEOS と言う端末、 先般、発表された Pocket WiFi S も 同じこの IDEOS という廉価な Android 端末らしいです。  そこで考えます。
 今、イー・モバイルPocket WiFi を使っているわけですが、 先般、発表された Pocket WiFi S に乗り換えるにはプラン変更を余儀なくされます。 ところが今、バリューデータプランを使っていますが、これに相当するプランは Pocket WiFi S にはありません。
 しかし、この 日本通信IDEOS は 850/1700/1900/2100 MHz(HSDPA/WCDMA) の クワッドバンド対応で、購入時に 10 日間定額データ通信ができる SIM がついてきますが、 根本 SIM フリー端末です。
 イー・モバイル の SIM が使えないんすかねぇ?

 26,800 円か…イー・モバイル の SIM が使えるなら、 本気で購入を考えてしまいそうです f^^;

 普通にテザリングが使える Android 端末。 Android 端末という製品そのものへの技術的興味もさることながら、 Pocket WiFi のバッテリー駆動時間の短さを普段から感じていると iPod touch ユーザーからすると、 正直、喉から手が出る一歩手前くらいの勢いで欲しいです (^O^;;;
イー・モバイル データ通信カード Pocket WiFi D25HW
( Huawei Technologies Co., Ltd )
¥3,980
 ただ、ここでちょっと考える方向性を変えてみます。
 テザリングが普通にできる Android 端末が存在する前で、 iPhone の存在ってなんだろう? 考えを進めていくとちょっとおもしろくなったので、この方向で話題を続けてみます。
Apple iPod touch 64GB MC547J/A
( Apple(アップル) )
Posted on Dec 14, 2010 at 23:37

イー・モバイル Pocket WiFi S

「 イー・モバイル、『 Pocket WiFi S 』発表」ケータイ Watch より)

 イー・モバイル から Android 2.2 搭載の Pocket WiFi 新モデルと聞いて、 即座に自分が今使っている Pocket WiFi をいつ買ったか調べました。 たった一年前 なんすね orz
イー・モバイル データ通信カード Pocket WiFi D25HW
( Huawei Technologies Co., Ltd )
¥3,980
 Pocket WiFi のヘビーユーザーとはいいませんが、 たぶん平均以上には使い込んでいて、バッテリー駆動時間以外は大きな不満はないのですが、 それでも昨今のスマートフォンブーム、 iPod touch を所持していますので 特に Android は気になります。てか欲しいです。はっきり言って (^^;

 とは言っても、しがないサラリーマン SE という身分ではフィーチャーフォンを持って、 データ通信端末もって、その上スマートフォンを持つなどと言う贅沢は許されるものではありません。
 将来的に考えてガラバゴス仕様(おサイフケータイ、ワンセグ)搭載のスマートフォンが テザリングできてくれれば、即座にでも一本化したいくらいの経済状況。
 しかし、メジャーキャリア三社がテザリングを解禁することは永遠にないかもしれないこの日本で、 19,800 円出せば今の環境と大差なく Android が試せるのなら明日にでも買いに行きたいくらいの勢いで、プレスリリース をよく読んでみると…
本製品は専用料金プラン「スマートプラン」「スマートプランライト」のみでご契約いただけます。
 現在、バリューデータプランで Pocket WiFi を使っていますが、 この料金プランが個人的な利用料からするとほぼ最適な料金プランで、 月々の支払いが 3,000 円を超えることはありません。
 しかし、スマートプランにすれば今より約 2,000 円増しで、 スマートプランライトは 他の イー・モバイル のライト系プラン同様、 無料通信分を使いきると一瞬にして天井に到達するようになっていて、 とてもそんな罠…もといプラン f^^; を選択する気にはなれません。

「スマートプランバリュー」とかそもそも「バリューデータプラン」で使えるようにして くれませんかねぇ。。。はっきり言って

SMS とか音声通話と言うようなサービスは期待してませんから

 それはさておき、モバイルルーターと言うだけなら AtermWM3500R が評判がいいみたいですし、 これから単機能であればさらに機能も進化していくでしょう。
 それに対してこの Pocket WiFi S のようなスマートフォンをモバイルルーターとして売るという方向は、 この日本という特殊な地域ではありだと思います。
 と言うことで早いとこ料金プランを見直してください >イー・モバイル

清水理史の イニシャル B 「 実測でも 8.5 時間の連続通信を達成! 驚異的なスタミナの WiMAX ルーター 『 AtermWM3500R 』」INTERNET Watch より)

( )
Posted on Nov 23, 2010 at 22:26

いよいよすべてが Android に向けて動き出す。

「 NEC カシオ、 2011 年上期にも Android 端末を国内投入」
「 パナソニック、 2011 年前半に Android スマートフォン投入へ」
(以上、 ケータイ Watch より)

 すでに ソニー・エリクソンシャープ富士通東芝モバイルコミュニケーションズ からは 製品が発表済みですが、これに遅れて パナソニックNEC カシオモバイルコミュニケーションズ からも Android 端末戦線への参入発表がありました。
 2011 年は国内携帯端末メーカー大手すべてがいよいよスマートフォン市場で 顔をそろえることになります。

 スマートフォン市場に参入するメーカーすべてが Android 端末を投入することは致し方ないことで、 まさか Apple が他社に iPhone をライセンスするはずもなく、 また OS から端末、果てはアプリケーションからサービスまでを一社でまかなうには、 現状のフィーチャーフォン開発以上に巨額の開発費と、そしてなによりセンスが求められます。 欧米で流行ったサービスのぱくりのようなサービスばかりが流行る国で、 端末の開発ならまだしもサービスの開発はやめた方がいいでしょう。

 しかし、その端末の開発も Android プラットフォームで戦う以上、 いわゆるグローバル仕様と呼ばれる韓国、台湾を中心とする海外勢の端末と比較されることは 回避できません。
 このあたりは端末のガラパゴス化で対処する方針のようですが、 それも NFC(Near Field Communication) がいよいよ米国でも注目が集まるようになってくると、 もって一、二年の戦略でしょう。

 世界的に見ても著しく地位の低いソフトウェア技術者の育成をいよいよ日本でも本気になって図らないと、 スマートフォン市場はハードウェアだけで海外勢と戦っていける市場ではないように思います。
 どちらにしても一年、二年で何とかなるかとなると難しいとは思いますが… Android に舵を切る、それは今の日本の IT 産業の構造では非常に分の悪い戦いに望むことだという危機感が 大手メーカーにあることを祈るばかりです。

「 北米の携帯3キャリア、 NFC 利用の決済サービス『 ISIS 』構築へ」ケータイ Watch より)