アポロンクロス(牡)
父 Unbridled
ビーナスクロス

 ダートの新馬戦を敗退したがすぐさま未勝利を勝利したあと、 新潟二歳 S をシーキングザパールの二着、京王杯二歳 S を圧勝し、朝日杯 FS を制覇。 クラシックは大外枠を引いた皐月賞をテイエムオペラオーの三着後、 体調を崩し短期放牧に出たためダービーには間に合わず、 矛先を変え安田記念に参戦してグラスワンダーの二着。 続く宝塚記念に出走し、三歳馬ながら一番人気で快勝。
 秋は距離が長いと思われた菊花賞を回避を早々と決断、 スプリンターズステークス、天皇賞(秋)を連勝して、 母子三代の顕彰馬入りと言う偉業を達成。
 しかし、その後、重馬場の JC で惨敗、有馬記念五着、 明け四歳で不良馬場の高松宮記念を惨敗と精彩を欠き始める。 京王杯 SC を再び惨敗後、安田記念で四着となるも、 ここまでかと思った宝塚記念を一番人気で連覇し、凱旋門賞への切符をつかみ取る。
 距離が長いと思われ、記念出走のつもりだった凱旋門賞で、 外々を回りながら後方直線一気の剛脚で差しきって、 当牧場として初挑戦!そしてなんと初制覇!!

 しかし、ここがピークではなかった。  引退レースとして考えた有馬記念を一番人気で三着となったが、 全く能力落ちを感じないレース内容で、 色気を出して出走した年明けの阪急杯を 59kg で二着、そして高松宮記念を制してしまう。 さらに休み明けの安田記念をエアジハードの二着にまとめ、 直後の宝塚記念で三連覇を達成、二年連続で凱旋門賞への切符を手にし、 そしてこれをなんと一番人気で連覇。
 さらに帰国後すぐに放牧にでて、急仕上げでジャパンカップ優勝、 有馬記念三着が引退レース。
 ダート、道悪はからっきしだったが、とにかくロンシャンでは強かった。 文句なし、ここまでの最強顕彰馬。 GI なんと 9 勝(うち海外 2 勝)、獲得賞金 15 億 3650 万円。
ダービースタリオン04
( エンターブレイン )
¥5,680