「 デル、ノート PC 『 Inspiron Mini 12 』を発表 -- 世界に先駆け先行販売開始」CENT Japan より)

 Inspiron Mini 9 が好調な デル から、 画面サイズを 1280x800 にして HDD を搭載、 OS も Vista Home Basic となった Inspiron Mini 12 が、日本で先行予約販売が開始されました。

 Inspiron Mini 12 は確かに魅力的な機種ですが、 やはり CPU はメイン PC として使用するには非力な Atom で、 重量が 1.2kg もあり、フルサイズクラスのキーボードを搭載して本体サイズもそれなりに大きく、 それでいてバッテリは 3 時間強しかもたず、 しかも約 9 万円というか価格。
 Inspiron Mini 9 を購入直前までいった人間からしてみても、 食指が伸びる製品ではありません。

 しかし、この製品を見ると、「日本製ブランド」という看板のみで ネットブック市場に戦いを挑もうとしている日本メーカーに、 一つの突破口を示しているように思います。
 ネットブックという製品が示した、軽量小型でメールやウェブくらいを使えればそれで十分な PC と言う製品カテゴリは確かにあることは証明されましたが、 現状のネットブックに足りないのは大画面でも、 ましてやフルピッチのキーボードでもないような気がします。
 プレインストールのアプリケーションなんて一切いらない、 もっと薄く、もっと軽く、そしてもっとバッテリ駆動時間を…これを突き詰めていけば、 6 万円前後の低空飛行で消耗戦をする必要はないのではないでしょうか?

 今の Inspiron Mini 9 くらいの性能で、 もっと軽く薄くスタイリッシュに、そしてバッテリが 10 時間持てば、 10 万円くらいなら出してもいいというユーザはここに一人はいます。(^-^)/
 どうでしょう?>日本メーカー 様