料金面では、ほとんど音声通は特に発信はしない、 トラフィックのオフロード先として +WiMAX は別料金と言うことで、 やや ドコモ 優勢くらいですが、 2011 年中に端末を選ぶことを考えると、この差は徹底的になります。

 なぜ 2011 年中に…という話になるかというと、 最も大きな理由は、 au の二年縛りの呪い… もとい (^^;> 二年契約がノーペナルティーで解約できるのが個人的に 12 月だからです。

 2011 年中にとなると、ドコモ にしろ au にしろ選択肢は限られています。 現在、購入を検討している端末は どちらも 富士通 製で、 ドコモ なら ARROWS X LTE F-05Dau なら ARROWS Z ISW11F です。
 まだどちらの機種も店頭に並んでいませんので甲乙はつけられませんが、 どちらも 富士通 製ですので、 どちらか一方がハードウェア的に極端に使いづらいものとなることはないと思っています。
 ソフトウェアで差はつくことはあると思いますが、それでも Android ならばソフトウェアが改善されていく、 代替えアプリで補完するなどの方策を採ることもできでしょう。

 これらの端末のできが良ければそれに越したことはないのですが、 そうでなかった場合、実質、au では 端末の選択肢がなくなってしまいます。
 ワンセグはかまいませんがおサイフケータイをあきらめる気はさらさらないですし、 繰り返すようですがテザリングが必須なので、 au の場合、 +WiMAX 対応端末を選択しない=テザリングをあきらめることになるからです。

 だったら ドコモ はどうよというと、 Xi (クロッシィ)端末ではなくてもテザリング対応機種はあります。 また Xi 非対応機種ではテザリング利用時の上限は 8,190 円になるじゃないか!と思いますが、 ここは なんちゃって Xi 契約をしてしまえば、 それこそ今人気の Xperia acro (最近、 テザリング対応に なりました (^^)b )や 以前から気になっていた MEDIAS WP 、新機種の MEDIAS PP でも OK と、 Xi をあきらめれば逆に選択肢は広がります。

 このように考えをまとめてみると、MNP で ドコモ へ移行するという 結論に落ち着きつつあると自覚するのですが、 そもそもなぜ現在、au ユーザーであるにも関わらず、 七面倒くさい MNP の手続きまでして ドコモ へ移行しようなどという考えに至ったかという 発端は WiMAX の未来に疑問を持ったからにほかありません。
 その疑問とは何か?これについては次回があれば、またそのときに (^^)/

「 WiMAX 対応の防水 Android 端末『 ARROWS Z ISW11F 』」
「 LTE 対応の全部入りスマートフォン『 ARROWS X LTE F-05D 』」
(以上、 ケータイ Watch より)
山田祥平の Re:config.sys 「 なんちゃって Xi で三文の得をかなえるドコモの本気」PC Watch より)