「 速報:ソフトバンク緊急記者会見、イー・アクセスと経営統合。業界 2 位へ」Engadget Japanese より)

 なんとも。。。ちょっとびっくりです。
 ここ最近は au の攻勢が聞かれますが、 iPhone 4 まで日本での販売の独占を続け、au に契約数で迫っていた ソフトバンク が、 イー・アクセスイー・モバイル は同社のモバイル事業部門のブランド)を 買収して、一気に業界 2 位が見えてきました。

 個人的には イー・モバイル って、最近どうなんだろう? とは思っていましたが、 裏付けがないので経営状態どうこうなどあまり深追いはしません。
 しかし、それでも業界 4 位の携帯電話会社を株式交換とはいえ、高いと言われる評価をして約 3,600 億円。
 英ボーダーフォン から日本法人を ソフトバンク が 約 1 兆 7,500 億円で買収していることを考えると、様々条件が違いますし、何と言っても時代が違うとはいえ、 この約 3,600 億円という価格は、今現状の イー・モバイル の 評価を表すものだと思うと想像が膨らまざるえません。

 さて、相乗効果も望めるのでしょう。 バックボーンを共有し、設備も技術的に近くて親和性が高い、 だからテザリングも前倒しで年内開始…ものすごいスピード感です。危うさを感じるほど。
 それが ソフトバンク らしさなのでしょうが、 しかしかといって、 ケーブル一本でネットワーク繋いで明日から統合ってわけにはいかないこともわかります。

 これから大変なはずなのにさらにねじを巻く。
 3+4=2 。。。うまいこと言うなと思いましたけど、 そんな単純な話では終わりそうにない気がしてなりません。

 できうるならば、そんな杞憂を吹き飛ばす 日本の通信業界を良き方向に導くサプライズを生み出してくれることを祈ります。

「 ソフトバンクがイー・アクセス買収へ、『イー・モバイル』事業は継続」INTERNET Watch より)