「 PCI Express を外付けケーブル化する規格が策定」PC Watch より)

 今時の Windows 世代の方には「 98 」と言うと、 オペレーティングシステムである「 Windows 98 」を差すのでしょうが、 1980 年代~ 90 年代初頭は、NEC 製の パーソナルコンピュータ「 PC-9801 シリーズ」のことで、 「 PC-98 でなければコンピュータにあらず」と思えるほど、 全盛を誇っていた時代でした。
 その 90 年代初頭、大学生だった私は なけなしの金を叩いて買った EPSON 製の 98 互換ノート機を使っていました。 ノートと言っても今のようにおしゃれなものではなく、 解像度は 640x400 でモノクロ、内蔵 HDD の容量は 120MB ( GB の間違いじゃないですよ (^^;> )、 CPU は 25MHz (桁数も単位もあってます (^^;;;> )しかないくせに、 重量は 4.0kg ぐらいあった代物で、 それを背負って自転車で大学に通ってました。
 ちまたでは Windows 3.1 の日本語版が出回り始めた頃で、 興味本位に動かしてみようにも、モノクロ 640x400 のノート PC では どうしようもなく、グラフィックアクセラレータや 外部記憶装置など拡張機器をごてごて外付けして何とかこうにか Windows を動かそうとした記憶があります。
# いやぁ若さってすごいですね (^O^;;;;;>

 PCI Express の電気信号をケーブルで外だしするための規格って… ソフトウェアの革新が、平均的なハードウェアのパワーを上回ってしまったとき、 こういう規格がもてはやされるようになるんでしょうか。。。 歴史は繰り返すんですね。。。
 GPU や RAID コントローラ、10GbE などを、ごてごて外付けした マッドなノート PC なんて、個人的にはあんまり使いたくないなぁ… そのうち内蔵デバイスの性能が上がってくると、 無用の長物とまでは言いませんが、もてはやされることはなくなるのでしょうし。
 個人的にノート PC に関しては、 内蔵デバイスの性能が十分以上に上がってくるのを待つことにします。 当面 XP を使っていても 大丈夫みたい ですし。

「 マイクロソフト、 XP Home/MCE のサポートを 2014 年 4 月まで延長」PC Watch より)