先般、リリースされた FreeBSD 9.3 がベースとなる 待望の NAS4Free v9.3.0.2 ですが、 喜び勇んでアップデートしてから、ひじょーに調子が悪い。

 何が悪いって、 Intel D34010WYK にインストールした VMware vSphere Hypervisor(ESXi) 上に作成した 仮想マシンがすぐ落ちるようになりました (T-T)  うちの ESXi は、 GIGABYTE GB-BXCE-2955 にインストールした NAS4Free へ NFS マウントした領域に、 仮想マシンのイメージを記録しています。
 特に ESXi 上の Windows 7 をインストールした仮想マシンから、 NAS4Free へ NFS マウントしている領域を CIFS (Samba) で共有するファイルサーバーとなっている CentOS 7 をインストールした仮想マシンへ、 サイズの大きなファイル(ギガバイトクラス)を転送すると NAS4Free v9.3.0.2 にしてから頻繁に落ちるようになりました。

 NAS4Free がダウンするとファイル転送が失敗するのはもちろんですが、 仮想マシンイメージの記憶域にもなっているので、当然、仮想マシンそのものがストップします。
 現状、我が家のファイルサーバーを含むバックエンド環境はすべて、 ESXi による仮想マシンなので、NAS4Free のダウン一撃で全滅です。

 普段は特にファイル I/O で高負荷のかかる処理は滅多にしないのですが、 うっかり負荷をかけてしまってバックエンド全滅という事態を招く可能性を抱えているというのは、 精神衛生上よくありません。

 どうにかならないものか…
 いっそ 9.2 系へ戻そうかという考えも頭をよぎっていたところに、 12 月 20 日に 9.3 系の新リビジョン 1213 がリリースされたので、 藁をもつかむ思いでアップグレードしてみました。
# v9.3.0.2(rev1190) からは GUI 管理画面からアップグレードできます。

 しかし、結果………変わらん orz
 ここですでに半泣き (T-T)
# このあたりで Yosemite に逃避行 したり してました (_ _;;;;;

 本気で NAS4Free を 9.2 系に戻そうか、 それとも ESXi やめて、以前のように Windows 7CentOS を PC にいれて、アンチ仮想化、現物主義に戻ろうか… と言うところまで追い込まれました。

 途方に暮れる。。。頭が真っ白と言うところまで行ってひらめきました (T-T)b
(つづく)

Ellinikonblue.com Weblog 「 NAS4Free 9.3.0.2.1190 へアップグレード」