「 NVIDIA 、DirectX 10 世代 GPU 『 GeForce 8800 』 ~1.35GHz 駆動の統合シェーダを128基搭載」
「 NVIDIA 、オーバークロッカー向けチップセット『 nForce 680i SLI 』 ~マザーボードの自社製造も開始」
「 NVIDIA 、デュアルプロセッサ Athlon 64 FX 対応チップセット 『 nForce 680a SLI 』」
後藤弘茂の Weekly 海外ニュース 「 これが GPU のターニングポイント NVIDIA の次世代 GPU 『 GeForce 8800 』」
(以上、すべて PC Watch より)

 来年 1 月にリリースされる Vista の RTM(Release To Manufacturing) が リリースされた ようですが、 来年 4 月に予定されている Spring Reflesh で対応する DirectX 10 の機能が ハードワイヤード実装された GPU もいよいよ登場しました。 NVIDIA の G80 こと GeForce 8800 です。
 G8x と呼ばれていたこの GeForce8xxx 系の GPU は Independent Shader 型の 古典的なアーキテクチャとばかり思われていたようですが、 128 基の Unified Shader (汎用シェーダー)を搭載し、 AMD (旧 ATI )のフラッグシップ RADEON X1950 XTX 登場以来、性能でライバルの後塵を拝していた NVIDIA の反撃の狼煙としては、 十分な性能を有したモンスター GPU であるようです。
 今回一緒に発表されたチップセットの新製品も併せて、 考え得る最高性能を実現する構成を取ると、とんでもない性能の PC ができあがりそうです。 最近は聞かなくなりましたが昔はよく性能を、 ENIAC と比較して ○○倍とか言われたものですが、 ENIAC で 大砲の弾道計算ができたのですから、 そろそろ世界征服のシュミレーションぐらい出来てしまうのではないでしょうか (^^;;;>

 個人的には遙か昔に PC に「最高」を求めるのは、すでに純粋なパワーとしての ハードウェア性能ではなくなってしまっています。
 世界征服を企む予定も今のところないですし、 現在、自分が使っている PC と比較してどれほどのパフォーマンスを発揮するのか? くらいの興味がないわけではないですが、 個人的に「快適」と思える代物かどうかはまた別問題で、 自分のものとしたいとは思わないですね。 しがないサラリーマンとしては電気代も怖いですし (^^;>

 早いとこ、これをベースにした Unified Shader 型のローエンド GPU を 発表して欲しいところです。 それが出そろったところで、Spring Reflesh を待って Vista へ本格移行だな。