「 au 、下り最大 3.1 Mbpsのデータプラン『 WIN シングル定額』」ケータイ Watch より)

 結論から言うと、非常に残念なサービス です。
 通信速度的には全く問題ないですが、まず専用端末「 W05K 」が必要なこと。 これが CF カード端末で、当然、音声通話の機能はありません。 従ってこのサービスを利用するには、 新たに au の回線を 一回線契約しなければなりません。これでは他事業者の回線と土俵が変わりません。
 また金額設定も残念です。フルサポートコースで 3,150 円からスタートですが、 これは無料通信料を含んでおらず、パケット料金も1パケットあたり 0.0525 円。つまり使わない限りは 3,150 円で済むことはありません。 これに対して イー・モバイル「 ライトデータプラン」 であれば、 無料通信料を含んで 3,480 円スタート、パケット料金は 0.0105 円/パケットですから、 この『 WIN シングル定額』では 使えばすぐに上限に達してしまうことも容易に予想できます。  とどめに残念なのは、PacketWIN/PacketOne に対応した インターネット接続プロバイダとの契約が必須ということです。

 どこぞのいつまで経っても 反撃の 兆しがない携帯事業者様の最近発表されたサービス よりはましとは思いますが、 au には 期待していただけに非常に残念きわまりない。 スマートフォンタイプの端末が出てくれば考えもしますが、 それまで待てません。たぶん。
 個人的には イー・モバイル 優位揺るがず… と言うところでしょうか。弱点のサービスエリアも 着実に 広げてる みたいですし。

「 イー・モバイルがエリアを大幅拡充。 12 月に 43 都道府県をカバー」Broadband Watch より)

# 【追記参考】
Broadband Watch 編集部ブログ 「 KDDI、ドコモ、イー・モバイルの PC 向け定額データ通信プランを比較」