「 Google が独自ブラウザ『 Google Chrome 』を 9 月 2 日にリリース」 ~世界 100 カ国以上でベータ版同時公開 ( INTERNET WATCH より)

 どこぞの島国の善良な国家元首が辞任したなどと言うニュースなど吹っ飛んでしまうほど 刺激的なニュースです。 (^^;>

 一部の人は、どうしても MicrosoftGoogle につかみ合いのけんかをしてほしいようですが、 Mozilla がそうであるように、 単純に情報を表示する目的で作られた「ブラウザ」というアプリケーションは 非力になりつつあり、よりリッチなウェブアプリケーションを実現するためには、 現状のウェブの枠組みを超えて「より強力な表現力を持った実行環境」が必要と言う現状を把握していながら、 「ウェブの仕組みの中でウェブの表現力を超える」という矛盾に立ち向かっているような状態です。

 この矛盾した問題を対する Google の答えが この「 Google Chrome 」なのでしょう。
 個人的にはウェブを超えるアプリケーションを待望する IT 業界への回答として、 非常に明快であるからこそ痛快な答えだと思います。
 ただ Google という企業は、 比較的コミュニティに対して穏やかというか友好的なイメージがあるのですが、 これがあまりに急性なイノベーションを求めるというのなら、 関連コミュニティにどのようなイメージで受け止められるか? 少し心配です。

 なにやら抽象的なコメントですが、まだ「 Google Chrome 」自体が、 何者かわからない今なら言い放題と言うことで… f^^;