北森瓦版 「 “ Pineview ”はグラフィックコア内蔵で 2009 年下半期に登場する」
笠原一輝のユビキタス情報局 「 次々世代 Atom は 1 チップと 2 チップが共存する ~ Intel Anand Chandrasekher 副社長インタビュー」PC Watch より)

 やはりというか、ソニーVAIO type P は、 日本製のミニノート(あえてネットブックという言葉は避けよう)としては、 初めてと言っていいほどの存在感を 示している ようです。  評価は実機が十分に市場に出回ってからどんどん伝わってくるでしょうが、 現状、Vista Home Basic では、やはりパフォーマンス的に 不満も出てくることもある程度予想できます。

 個人的には来年後半に登場すると言われる次世代 Atom と それ以降に登場するだろう Windows 7 、 type P の独壇場をいつまでも許さないと 登場するであろう他社製品、また当然、 type P 自身も すでに次世代の製品が非常に気になっています。

 しかし、一方で Windows 7 が Vista の改良版という方向性となった今、 グラフィックコアを内蔵すると言っても 945G 世代の GMA950 を内蔵するだろう 次の Atom では、 Intel は Windows を サポートしないという話も聞こえてきます。
 しかしながら、Microsoft は ネットブックで Windows 7 が動くことをしきりにアピールし、 またこの短期間にできあがってしまった巨大なミニノート市場に対して、 たとえ稼ぎ頭 Core2 Duo の市場を食われ始めたとはいえ、 Intel も一度パンドラの箱を開けてしまった以上、 Windows 無視を決め込んだと判断するにはまだ時期尚早でしょう。

 次世代 Atom の登場と日本のお家芸復活、そして Windows 7 の登場、 それが交わる未来はくるのか?そこには何があるのか?
 個人的には携帯や PDA の更改時期と重なる 今年後半が非常に楽しみです。

「 VAIO type P 、ミニノート市場で初登場 3 位」 ~ BCN ランキング調べ ( PC Watch より)