PC 雑誌をそれとなーく読み流していたときに、 Data Robotics, Inc. 社の Drobo Second Generation と言う製品の記事を見つけました。  この Drobo Second Generation 、 いわゆる冗長化機能の付いた外付け HDD ケースなんですが、 独自の冗長化機能である「 BeyondRAID 」が優れもの。
 とにかく SATA HDD を四つあるベイに放り込むとメーカー、 容量関係なく RAID 相当に冗長化されディスクアレイとして使えるという代物。

 これは結構すごい機能で、一般的に二次記憶装置たるディスクの信頼性をあげるために RAID を構成するという手法が、パブロフの犬的に採用されますが、これには落とし穴があります。
 通常、新規にディスクアレイを構築する場合、本体もそうですが、 これに装填するディスクも諸とも一揃え用意します。
 こうするとディスクが壊れるタイミングって結構、同じなんですよね。 RAID を組んでおけば安心とはおめでたい思想で、所詮、RAID なぞディスクが同時に二本、 多くても三本飛んでしまえば、そこでおしまい。
 そうなってくると一本でもディスクが飛んだ RAID アレイには一刻も早く 正常なディスクをつっこまなければいけないわけです。
 ところがそのディスクが、導入から時間が経過していればしているほど すぐには手に入らなかったりまたするわけです。

 そういう心配をせずとも気軽に RAID を構築できるとは魅力的な製品です。 ファイルシステムを選ぶのがちょっとネックですが機会があればちょっと試してみたいです。

「 『ストレージ・ロボ』 Drobo 詳細」
「 ストレージ・ロボ Drobo を NAS 化する DroboShare 」
(以上、 Engadget Japanese より)
「 Data Robotics 、独自冗長化技術搭載のストレージ『 Drobo 』を国内本格展開」 ~ RAID 1/5/6 相当の機能を高い柔軟性で実現 ( PC Watch より)