自宅の次期バックエンドサーバー用のオペレーティングシステムとして、 今回は CentOS 7 を使うことを決めて、 現状の CentOS 6 で動いている環境を移植中ですが、 CentOS 7 になって init の代わりに systemd が採用されていて、 あまりに勝手が違うことにちょっと戸惑っています。

 systemd ってなんよ?って話はのちのちしっかり勉強することとして、 ひとまずこの作法を知らないと、サービスを起動したりすることができないので、 基本中の基本として、軽くまとめておくことにしました。

 これまで( CentOS 6 まで)の init の作法で、たとえば dhcpd サービスを立ち上げるのであれば、
/sbin/service dhcpd start
とすればよかったところが、 ( CentOS 7 の) systemd の場合、
/usr/bin/systemctl start dhcpd
となります。
# 停止の時は「 start 」となっているところを「 stop 」にすればおっけー

 またシステム起動時にサービスを立ち上げるよう設定するには、 これまでは、
/sbin/chkconfig dhcpd on
としていたところを、 systemd では、
/usr/bin/systemctl enable dhcpd
 逆に立ち上がらないようにするには、 これまでは「 on 」のところを「 off 」に、 これからは「 enable 」を「 disable 」にすればよろし (^^)b

最後にこれまではサービスの一覧表示は
/sbin/chkconfig --list
とやっていたところが、これからは、
/usr/bin/systemctl list-units --type=service
だったり、
/usr/bin/systemctl list-unit-files --type=service
としたりするらしいですが、表示される内容がいまいちよくわからない。
 そもそも「ランレベル」って概念はどう表現するの?とか、 いわゆる SysVInit や Upstart に慣れきっていた人間からして、 新たに勉強が必要と思われるところ多数。

 日本語でやさしく教えてくれるページがどこかにないかなぁ… と、ただいま他力本願全開で捜索中 (^O^;A

 ま、まずはこのあたりを読み込むことから勉強を始めたいと思います。

「 Red Hat Enterprise Linux 7 がやってきた」ITpro より)

# ぐぇ…ファイアウォールの設定方法も違うのか… orz

 以上、調べればすぐにわかるレベル、 systemd の「し」の字でした m(_ _)m