前回の エントリ で、iPod touch に関する不安を列挙しました。 特に今大きく不安視していることは「いかにして日本語を入力するのか?」と言う問題があると言いましたが、 どうも touch は予測変換機能を有しているようです ( AV Watch記事 に 写真がありました m(_ _)m )。
 ただかな漢字変換システムを搭載しているかどうかはやはりどこにも記述がなく、 予測変換機能を有していたとしても、この辞書を学習させていく部分に関しては一抹の不安を覚えます。 後々追加できるかもしれないと言う可能性に対しては、 iPhone が(ノーマルのままでは)ウェブアプリケーションとしてしか 機能を追加できなくなっている事実があるために可能性としては非常に低いと思われます (このあたりの仕様は touch と iPhone で大きく違う可能性もありますし、 Apple が公式に追加するアプリケーションは この仕様範疇外である可能性も否定できません)。
Apple iPod touch 16GB MA627J/A
( Apple(アップル) )
 他にも不安要素があります。それは iPod touch が 搭載する 802.11b/g 準拠の無線 LAN 機能です。 これは搭載されている機能に問題があるのではなく、 iPod touch を紹介するどの記事の写真を見ても、 物理的なスイッチでこの機能を無効にする仕組みが見つけられないと言うことが問題だと感じます。
 ご存じの方も多いと思いますが、今年の 10 月に航空法が改正され、 ニンテンドー DS のような 無線 LAN 搭載の携帯ゲーム機に対する規制が強化され、 無線 LAN 機能をオフにしない場合、常時使用禁止となります (オフにした場合は離発着時のみ使用禁止)。
 無線式のヘッドホンなども常時使用禁止となりますから、 touch が 物理的に無線 LAN 機能を無効にできない場合、 iPod 製品群で唯一機内で常時使用できない機種として 指定される可能性があります (現行機種でも国内線では離発着時の使用は遠慮を求められます)。
 これも個人的には非常に痛いです。 国際線を頻繁に利用されるような方ならなおさらでしょう。

 まだまだその他にも おそらく iTS で 販売されているゲームは利用できないとか、 落下などの物理的アクシデントをのぞくと、記憶メディアとしては フラッシュの方が寿命が短いんじゃないの?とか、 iPhone みたいに半年後には 200 ドル分ぐらい安くなるとか、 もしくは同じ価格で 32GB 版が登場するかも…など 言い出せばきりがないような気がします。

 ではでは、今回は touch にしてあわなければ、 次回更改するときに iPod classic すれば… ってその頃には HDD を搭載した iPod は 近い将来ラインナップから消えているような気がする。。。 なんせ今回、「 classic 」 って 名を冠してしまったから。。。  しかし、それでも、これだけ不安を感じながら。。。 人柱魂(ブログ上で発注宣言した人が結構いる中で「人柱」もへったくれもないと思いますが…) を押さえ切れんかった。。。 touch 、買っちゃったよ。。。 発送 9/28 、10/4 到着予定 orz

「 米 Apple 、『 iPhone 』から電話機能を省いた『 iPod touch 』 - Web ブラウズや無線 LAN 経由で本体から直接楽曲購入可能」
「 米Apple、『 iPhone 』早期購入者に 100 ドル分の商品券を配布 - 200 ドル値下げに抗議殺到。ジョブズ CEO 『申し訳ない』」
(以上、 AV Watch より)
「 航空法改正、 10 月からは DS もイヤホンも無線はすべて使用禁止」ITpro より)