Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Feb 17, 2015 at 21:25

NAS4Free v9.3.0.2.1349 にアップグレード!

 迷ったのですが、 NAS4Free v9.3.0.2.1349 への アップグレードに先日チャレンジしてみました。

 リリースから三日以上経って、特にドタバタはなかったようですし、 今回は rev1310 からなら WebGUI からアップグレード可能というリリースノートにある言葉を信じて、 実行に移しました。

 仮想マシンのイメージの保存先として、 NAS4Free に NFS マウントをかけている VMware vSphere Hypervisor (ESXi) を シャットダウンしてから、いよいよアップグレードです。

 WebGUI からのアップグレードは実に簡単で、 事前にダウンロードした Embeded 版のイメージファイル (今回であれば NAS4Free-x64-embedded-9.3.0.2.1349.img.xz )を指定して、 「ファームウェアアップグレード」ボタンを押すだけです。

 いやぁどきどきしました (^O^;;;
 WebGUI でアップグレードすると、イメージファイルの読み込みが終わると 「自動的にリブートします」とでたまま、リブートが終わるとログイン画面に勝手に戻るとか、 そんな気の利いたことは一切なし。
 おまけにうちは NAS4Free をインストールしている GIGABYTE GB-BXCE-2955 に ディスプレイも繋いでいない上に、先般、 rev1310 にアップグレードしたときにアクセスランプのついていない アイ・オー・データ の USB メモリ U3-CPSL8G に変えたもんだから、 いよいよアップグレードしている間、外部からその進行具合を確認する手段がありません。
 ひたすら祈るのみです (^^;A

 さらに NAS4Free v9.3.0.2 系になってから xmd というメモリーディスクにシステムを展開するようになって、 起動が遅くなったんですよね。。。主要なオペレーティングシステムは、 起動時間の短縮に躍起になっているこの時代だと言うのに…
 そんなことを考えつつ、もうこのアップグレード時の待ち時間はひたすら苦痛…

 WebGUI を開いたデスクトップ PC からひたすら ping を打ち続け、 心を落ち着けて、WebGUI 画面をリロード…まだか…再度、リロード…まだか…を繰り返し、 やっと上がってきました WebGUI のログイン画面!
 おお!ちゃんとアップグレードしている。か、感動 (T-T)

 久々に何事もなくアップグレードできました。 今後は当分こうあって欲しいものです。。。 (^^;A

Ellinikonblue.com Weblog 「 NAS4Free v9.2.0.1.943 にアップグレード」
Image:UNIX/20150215NAS4Free9_3_0_2_1349.jpg

Posted on Feb 11, 2015 at 23:12

NAS4Free v9.3.0.2.1349 リリース

 NAS4Free v9.3.0.2.1349 が 2 月 10 日にリリースされました。

 リリースノートによると今回の rev1349 の主な変更点は、
  • FreeBSD 9.3 RELEASE p9 がベースになった
  • 無線 LAN 関連のサポート追加
などが主だった点で、あとは細かなバグフィックスと言うところでしょうか。

 今回は rev1310 以上であれば WebGUI からのアップグレードが可能だそうですが、 今現在 rev1310 であまりに絶好調なので、毎度のことですが、またためらっています (^^;
 リリースされたばかりと言うこともあり、例のごとく、 アップグレードするにももうちょっと様子を見てからにしたいと思います。
Posted on Feb 04, 2015 at 19:59

rev1310 対応版 NAS4Free で Time Machine サーバーを実現する

 先般、v9.3.0.2.1310 をクリーンインストールした NAS4Free ですが絶好調です (^^)b

 アップグレードしてからトラブルらしいトラブルは皆無と言っていいのですが、 クリーンインストール直後に一つだけ問題が発覚しました。
 これまで NAS4Free を Time Machine サーバーとして機能させて、 MacBook Air のバックアップをしていましたが、 これがアップグレード直後にできなくなりました。

 原因を調べてみると、 今回、 rev1310 をインストールして、 rev1213 でバックアップした設定をリストアしたわけですが、 このとき、 AFP(Apple Filing Protocol) の設定の一部が反映されなかったようです。

 さらに調べを進めると、 rev1310 でも NAS4Free を Time Machine サーバーとする手順は、基本的に以前と変わりませんが、 有効にした AFP で共有する領域の設定部分が少し変わっていました。

 以前(rev1213 以前)は、メニューの「サービス」 - 「 AFP 」で 遷移する画面で「共有」タブで共有する領域を追加する(もしくは編集する)際の設定画面で、 「ディスクの自動検出モード」という項目があり、ここで「 Time Machine 」を選んでいましたが、 rev1310 からはそもそも「 Time Machine 」と言う設定項目があり、 「 Time Machine サポートを有効にします。」を有効にするようになっています。
Image:UNIX/20150131NAS4AFP.jpg
 どうも rev1213 でバックアップした設定を rev1310 でリストアしたとき、 この Time Machine のための設定が引き継がれなかったようです。
 今後は大丈夫かと思いますが、 一応、クリーンインストールから設定をリストアするときは要注意です (^^)b

Ellinikonblue.com Weblog
「 我 NAS4Free へのアップグレードに成功せり!」
「 NAS4Free で Time Machine サーバーを実現する」
Posted on Jan 30, 2015 at 21:45

NAS4Free の設定をバックアップする

 NAS4Free においては、 その設定した内容を一括でバックアップすることができます。
 GUI 管理画面にログインして「システム」メニューの 「バックアップ/リストア」を選んで、遷移した画面で「設定のバックアップ」欄の 「設定のダウンロード」をクリックすると、 一切合切の設定を記録した XML ファイルを取得(ダウンロード)できます。

 ちなみにリストア時は、同じ画面の「設定のリストア」欄で、 「選択」ボタンを押して、バックアップしたファイルを指定して、 「設定のリストア」ボタンを押下すると、設定がリストアされて、 NAS4Free が自動的にリブートします。
Image:UNIX/20150127NAS4FreeBackup.jpg
 この設定のバックアップ機能は、 NAS4Free をアップグレードする際などは、 必ず利用する機能なのですが、 v9.3.0.2.1310 からこの設定を記録したファイルが、 管理者パスワードで暗号化して gzip 圧縮することができるようになり、 これがデフォルトになっています。

 バックアップ時に無効にもできますし、 リストアの際はこれまでのように、gzip 圧縮されていない XML ファイルで 復元もできます。

 うーん…この設定ファイルを暗号化して圧縮する機能、必要なのかな?
 リストア時に「現在の管理者パスワード」で複合化しようとするので、 暗号化圧縮されたバックアップファイルだと、 クリーンインストールしなおした際に、管理者パスワードも当然デフォルトに戻るので、 いざリストアするときに手数が増えるような気がする。。。
 そもそも設定画面が HTTPS でアクセスするようにも設定できるのだから、 どうなんだろうな…個人的には自宅内で使うだけなので、 おそらくバックアップ時は暗号化は有効にしないでしょう。
Posted on Jan 27, 2015 at 19:33

我 NAS4Free へのアップグレードに成功せり!

 って、なんぜ今回 (rev1310) は 「 NAS4Free Upgrade to 9.3.0.2.1310 is NOT possible!!! 」らしいので、 単に NAS4Free v9.3.0.2.1310 を クリーンインストールしただけなんですが… (^^;A

 ただし、万全を期しました ( ̄^ ̄)ゞ
 まずは今、問題なく動作している rev1213 の WebGUI の管理画面から 「システム」 - 「バックアップ」を選んで、設定のバックアップをとりました。

 そして、次にシステムをインストールするための USB メモリーとして、 新規に USB3.0 対応した アイ・オー・データ U3-CPSL8G を 購入しました。 よく調べず近所の家電量販店で買ったので、 この USB メモリーもアクセスランプついてませんでした orz
 しかし、これで最悪、rev1310 がうまく動作しなくても、 USB メモリーを元に戻すだけで切り戻しできます。安くついたのでよしとします。

 無論、アップグレードイメージを直接、 USB メモリーに書くことはせず、 ちゃんと LiveCD 用のイメージをダウンロードして、実際に CD-R に焼き、 そこからブートしてインストールしました。

 今回の rev1310 からパーティションレイアウトが変わっていることもあるのかもしれませんが、 インストール時にスワップのサイズを問われるようになってました。
 これはスワップの設定をしていない場合に使われる領域ですが、 インストール時には搭載している物理メモリーと同容量が初期値として表示されるようですが、 そもそも USB メモリーの容量からしてそんなに領域はとれませんし、 推奨値は 1024MB となっており、うちでは内蔵する SSD 上に別途スワップ領域を設定しているので、 推奨値に変更してインストールしました。

 そして起動してから、取っておいたバックアップをリストアして…慎重に… 難なく起動しました f^^;A

 実は最初に起動したときは、二つ繋いでいる USB 接続のハードディスクケースの 一方の ZFS プールが認識されずに焦ったのですが、再起動してみると認識するようになりました。
 以前より NAS4Free は起動時の認識順でデバイス名が決まるので、 最初は一方のハードディスクケースだけ繋いで起動、もう一方は完全に起動後に繋いでいたのですが、 この手順でやったがためにうまく認識しなかったように思います。
 二つとも繋いだ状態で起動してみると、デバイス名が変わったりもせず、 どちらもきっちりプールがインポートされました。
 デバイスが変わる問題は、昨今のバージョンでは改善されているのかもしれませんが、 確証はありません ^^;

 思ったよりはすんなりいきました。
 実はアップデートしたあとに見つかった問題、これまでと変わっているところがいくつかあるのですが、 長くなったので、その話は次回以降にします。

 しかし、 FreeBSD 10 ベースになるならまだしも、 同じバージョンのマイナーバージョンアップでころころパーティションレイアウトとか変えるのやめてください。 お気軽に GUI からバージョンアップできる NAS4Free の メリットの一つが最近台無しになりつつあるので… (_ _;>
Image:UNIX/20150127NAS4Free9.jpg
Posted on Jan 18, 2015 at 16:31

NAS4Free v9.3.0.2.1310 がリリースされている…またか…

 v9.3.0.2.1213 で安定しているのでアップグレードはしないのですが、 NAS4Free のダウンロードサイトはこまめにチェックしていて、 今日 (1/18) 見たら、また新リビジョン 1310 (v9.3.0.2.1310) がリリースされていました。

 今回のリビジョンはベースとなっている FreeBSD が v9.3 RELEASE p8 になっている ようですが、それより何より…
Upgrading NAS4Free "Embedded" or "Full" from all past versions by webgui or from LiveCD/USB is problematic, due a new size of boot partition & partition layout.
「ブートパーティションのサイズとレイアウトが新しくなっているから、 『 Embeded 』であっても『 Full 』であってもすべての過去のバージョンからの アップグレードは WebGUI や LiveCD/USB からはできないかもね」

てか?(超意訳)

 またかよ orz
 確か 9.2 系からのアップグレードもできなかったよね > NAS4Free

 先般、 rev1213 にすったもんだしてアップグレードしてやっと安定したので、 一つ前の rev1283 も( rev1268 はもちろん)を見送ってきたのに…

 どうしたものか > NAS4Free の今後のバージョンアップ
# そもそももう少し先々見据えてパーティションレイアウトは考えて欲しいものです。。。

 ひとまずは 2, 3 日、すぐに次のリビジョンがでないかは確認のために見守るつもりですが、 今後のバージョンアップを考えると、もう一個、システムを入れる USB メモリを買って、すぐに切り戻しができるよう 二系統で運用した方がいいような気がしてきました orz

Ellinikonblue.com Weblog 「 恐怖!? NAS4Free v9.3.0.2.1283 がリリースされている (> <) 」
Posted on Jan 06, 2015 at 21:13

恐怖!? NAS4Free v9.3.0.2.1283 がリリースされている (> <)

 結論、様子見ます (^^;;;;;

 年末にすったもんだして、やっとこさ うちの GIGABYTE GB-BXCE-2955 にインストールした NAS4Free v9.3.0.2.1213 を安定させたところですが、 なんと今日、 NAS4Free のダウンロードサイトをみると、 rev1283 がリリースされている…

 しかも、rev1283 がリリースされる三日前 (1/4) に rev1268 がリリースされた直後だったのに… 何?何があったんだ…怖すぎる (> <)

 どうもベースとなっている FreeBSD v9.3 が rev1213 までの RELEASE p6 から RELEASE p7 になっていることがメインぽいリリースです。

 えー、やっと安定したのに… (T-T)
 Intel D34010WYKVMware vSphere Hypervisor を インストールして、今の環境になってから、今が最高に安定して使えてるのに…

 と言うわけで、当面見送り決定です w
Image:Computer/20140907HomeDC.jpg
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「 NAS4Free v9.3.0.2.1213 の威力」
「 NAS4Free v9.3.0.2.1213 が安定したという話」
「 NAS4Free v9.3.0.2 系への移行に苦労した話」
Posted on Jan 04, 2015 at 15:06

NAS4Free v9.3.0.2.1213 の威力

 年末、相当すったもんだして、Samba と NFS の設定もに直して、 GIGABYTE GB-BXCE-2955 にインストールした NAS4Free v9.3.0.2.1213 がやっと安定して動作するようになりました。

 いやはや快適です ^^

 年末、 NAS4Free v9.3.0.2.1213 が安定してから、 VMware vSphere Hypervisor (ESXi) 上の 仮想マシン、特に Windows 7 をインストールした仮想マシンへ 相当無茶な負荷をかけても落ちなくなり、ずっとノンストップで稼働を続けています。

 ここに至って、 USB 3.0 が有効になった NAS4Free v9.3.0.2.1213 で どこまでパフォーマンスが上がったか?
 例のごとく CrystalDiskMark で、 仮想マシンのローカルディスクへのアクセス速度を測ってみた結果がこちら…どん!
Image:UNIX/20141230CDM_WinVM.jpg
 実は以前に GB-BXCE-2955 に SSD をぶち込んで ZIL/L2ARC を有効にした直後に測定したときと、あまり変わってなかったりする f^^;
 ちなみに v9.3.0.2.1213 移行以前、 NAS4Free に繋がっている 外付けストレージはすべて USB 2.0 で認識され、 ZIL/L2ARC を有効にしただけのときの測定結果はこちら。
Image:UNIX/20141106CDM_WinVM2.jpg
 全くの私見ですが、 L2ARC が効いているので、実際の HDD への書き込みのスループットが大きくなっても、 仮想マシンのディスクイメージ上へのベンチマークのための書き込み程度ならキャッシュに収まってしまって 大きく差は出ないのかもしれません。
 つまり、少なくともうちの環境では仮想マシンのディスクイメージ内でのスループットは、 このあたりが上限ではないかと思っています。

 しかし、Samba 経由での ディスクへの書き込みは、ベンチマークで比較するまでもなく(<取るのが面倒なだけです m(_ _)m )、 圧倒的に早くなったことを体感できています。
 またこれも私見ですが、キャッシュ (L2ARC) があふれたとき、もしくはミスヒット時、 USB 3.0 で認識されるようになった恩恵で HDD への書き込み速度が上がっているので、 明らかに仮想マシンもきびきびと動くようになりました。

 結論、大変満足です (^^)
 今年はこの環境を有効に活用していきたいと思います。

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「 Samba と NFS の設定を見直しました」
「 NAS4Free v9.3.0.2.1213 が安定したという話」
「 NAS4Free で L2ARC/ZIL を SSD に設定した効果」
Posted on Dec 25, 2014 at 19:34

NAS4Free v9.3.0.2.1213 が安定したという話

 Intel D34010WYK にインストールした VMware vSphere Hypervisor(ESXi) 上に 作成した仮想マシンが、GIGABYTE GB-BXCE-2955 に インストールした NAS4Free を 9.2 系から 9.3 系へアップグレードした途端、ファイル I/O で負荷がかかると、 すぐに落ちるようになりました。
 9.2 系もかなり無茶な負荷をかけた場合には落ちましたが、 明らかに 9.3 系にしてから頻度が高くなり「もろく」なりました。

 我が家ではバックエンドの環境を上記二台に集約していて、 かつ仮想マシンのイメージも NAS4Free が管理するストレージ上にいるので、 NAS4Free が落ちると、一撃全滅です。

 この窮地に際して、まずは NAS4Free v9.3.0.2.1190 を 再度、クリーンインストールもしてみましたが、当然のことながら結果は変わらず、 途方に暮れ、真っ白になったところまで行き着いて… ひらめきました (^^)b

 この症状が起こるのは、仮想マシンにインストールした Windows 7 からのみで、 Windows 7 をインストールした実機から ギガバイトクラスのファイルを転送しても起こったことがありませんでした。


 仮想マシンのイメージは NFS でマウントされた NAS4Free の管理している ストレージ上におり、また転送先も Samba (CIFS) 経由しているとは言え、 NFS でマウントした NAS4Free の管理している領域です。
 これが大きなサイズのファイルを仮想マシンから転送すると高負荷がかかる理由ではあるのですが、 こう考えたとき、直感的に NFS の設定が問題なのではないかと疑い始めました。

 以前から Samba で公開している NFS マウントしたストレージ領域は、スループットを上げるために、 NFS マウント時のパラメータを初期値から変更しています。
 ところが ESXi から NAS4Free への NFS マウントは、 何も考えずずっとパラメータ指定なし(初期値)でマウントしています。
 通常、 NFS ではライトバッファ (rsize) /ライトバッファ (wsize) の初期値は 65536 ですが、 ファイルサーバーとなっている CentOS からは、 これより小さい 4096 を指定していました。
 これで実際、 NAS4Free v9.2 系を使っていたときは、 外付けストレージのインターフェイスを USB 2.0 でしか認識してくれなかったのですが、 その状況下ではスループットは上がっていたので、 v9.3 系にアップグレードしたときもそのままの設定にしていました。

 なんの根拠もなかったのですが、これが何となくあぶなそうに思ったこと、 CentOS で指定している他のパラメータは、 NFS マウントしている領域を Samba で公開しているため、 このバッファサイズの指定以外のオプションを変更するとファイルサーバーとしての機能に問題が起こりそうだったので、 ひとまずバッファサイズだけ初期値に戻して(オプション指定なしにして)試してみました。

 おっかなびっくりで 2GB 程度のファイルを転送してみると…落ちません!やりました!! (^^)/

 Samba 経由でのファイル転送時のスループットは若干落ちたような気がしますが、 それでも 9.3 系になって USB 3.0 が有効になった効果の方が大きく、 USB 2.0 でしか認識してくれなかった 9.2 系のときに比べれば、十分に早く、気になるほどではありません。
 またこれまでファイルを転送すると、異常に CPU 負荷が高くなっていたのですが、これが少々ましになりました。
 そして、それより何より、仮想マシン上からギガバイトクラスのファイルを同時に二つ転送( 9.3 系にしてから 百発百中で落ちていたシチュエーション)しても、びくともしなくなりました (^^)b

 そして、気をよくして、改めて NAS4Free を 9.3.0.2 rev1190 から rev1213 にアップグレードもしましたが、(今のところ)異常なし。
 やってやりました (^^)v
# なんで 9.2 系の時は落ちなかったかという真の原因は理解できていないのだけれど…

 22 日(月)に会社を休んで四連休を作り上げたのに、始終、この問題の解決に頭を悩ませ、 「優雅」とは縁もゆかりもないお休みになってしまいました orz

 しかし、これでハードウェアを使いこなせない問題(ネットワークインターフェイス、 USB 3.0 )はなくなり、 精神衛生上も安心して使えるようになったので、 当面、この環境で安定運用できている限り、うかつにバージョンアップとかしないようにします。
 特にメジャーバージョンアップにはほんと気をつけます <(_ _;
Image:Computer/20140907HomeDC.jpg
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「 NFS でマウントした領域を Samba(CIFS) で公開してはいけないらしい」
「 NAS4Free v9.3.0.2 系への移行に苦労した話」
Posted on Dec 24, 2014 at 00:04

NAS4Free v9.3.0.2 系への移行に苦労した話

 先般、リリースされた FreeBSD 9.3 がベースとなる 待望の NAS4Free v9.3.0.2 ですが、 喜び勇んでアップデートしてから、ひじょーに調子が悪い。

 何が悪いって、 Intel D34010WYK にインストールした VMware vSphere Hypervisor(ESXi) 上に作成した 仮想マシンがすぐ落ちるようになりました (T-T)  うちの ESXi は、 GIGABYTE GB-BXCE-2955 にインストールした NAS4Free へ NFS マウントした領域に、 仮想マシンのイメージを記録しています。
 特に ESXi 上の Windows 7 をインストールした仮想マシンから、 NAS4Free へ NFS マウントしている領域を CIFS (Samba) で共有するファイルサーバーとなっている CentOS 7 をインストールした仮想マシンへ、 サイズの大きなファイル(ギガバイトクラス)を転送すると NAS4Free v9.3.0.2 にしてから頻繁に落ちるようになりました。

 NAS4Free がダウンするとファイル転送が失敗するのはもちろんですが、 仮想マシンイメージの記憶域にもなっているので、当然、仮想マシンそのものがストップします。
 現状、我が家のファイルサーバーを含むバックエンド環境はすべて、 ESXi による仮想マシンなので、NAS4Free のダウン一撃で全滅です。

 普段は特にファイル I/O で高負荷のかかる処理は滅多にしないのですが、 うっかり負荷をかけてしまってバックエンド全滅という事態を招く可能性を抱えているというのは、 精神衛生上よくありません。

 どうにかならないものか…
 いっそ 9.2 系へ戻そうかという考えも頭をよぎっていたところに、 12 月 20 日に 9.3 系の新リビジョン 1213 がリリースされたので、 藁をもつかむ思いでアップグレードしてみました。
# v9.3.0.2(rev1190) からは GUI 管理画面からアップグレードできます。

 しかし、結果………変わらん orz
 ここですでに半泣き (T-T)
# このあたりで Yosemite に逃避行 したり してました (_ _;;;;;

 本気で NAS4Free を 9.2 系に戻そうか、 それとも ESXi やめて、以前のように Windows 7CentOS を PC にいれて、アンチ仮想化、現物主義に戻ろうか… と言うところまで追い込まれました。

 途方に暮れる。。。頭が真っ白と言うところまで行ってひらめきました (T-T)b
(つづく)

Ellinikonblue.com Weblog 「 NAS4Free 9.3.0.2.1190 へアップグレード」