NAS4Free においては、 その設定した内容を一括でバックアップすることができます。
 GUI 管理画面にログインして「システム」メニューの 「バックアップ/リストア」を選んで、遷移した画面で「設定のバックアップ」欄の 「設定のダウンロード」をクリックすると、 一切合切の設定を記録した XML ファイルを取得(ダウンロード)できます。

 ちなみにリストア時は、同じ画面の「設定のリストア」欄で、 「選択」ボタンを押して、バックアップしたファイルを指定して、 「設定のリストア」ボタンを押下すると、設定がリストアされて、 NAS4Free が自動的にリブートします。
Image:UNIX/20150127NAS4FreeBackup.jpg
 この設定のバックアップ機能は、 NAS4Free をアップグレードする際などは、 必ず利用する機能なのですが、 v9.3.0.2.1310 からこの設定を記録したファイルが、 管理者パスワードで暗号化して gzip 圧縮することができるようになり、 これがデフォルトになっています。

 バックアップ時に無効にもできますし、 リストアの際はこれまでのように、gzip 圧縮されていない XML ファイルで 復元もできます。

 うーん…この設定ファイルを暗号化して圧縮する機能、必要なのかな?
 リストア時に「現在の管理者パスワード」で複合化しようとするので、 暗号化圧縮されたバックアップファイルだと、 クリーンインストールしなおした際に、管理者パスワードも当然デフォルトに戻るので、 いざリストアするときに手数が増えるような気がする。。。
 そもそも設定画面が HTTPS でアクセスするようにも設定できるのだから、 どうなんだろうな…個人的には自宅内で使うだけなので、 おそらくバックアップ時は暗号化は有効にしないでしょう。