年末、相当すったもんだして、Samba と NFS の設定もに直して、 GIGABYTE GB-BXCE-2955 にインストールした NAS4Free v9.3.0.2.1213 がやっと安定して動作するようになりました。

 いやはや快適です ^^

 年末、 NAS4Free v9.3.0.2.1213 が安定してから、 VMware vSphere Hypervisor (ESXi) 上の 仮想マシン、特に Windows 7 をインストールした仮想マシンへ 相当無茶な負荷をかけても落ちなくなり、ずっとノンストップで稼働を続けています。

 ここに至って、 USB 3.0 が有効になった NAS4Free v9.3.0.2.1213 で どこまでパフォーマンスが上がったか?
 例のごとく CrystalDiskMark で、 仮想マシンのローカルディスクへのアクセス速度を測ってみた結果がこちら…どん!
Image:UNIX/20141230CDM_WinVM.jpg
 実は以前に GB-BXCE-2955 に SSD をぶち込んで ZIL/L2ARC を有効にした直後に測定したときと、あまり変わってなかったりする f^^;
 ちなみに v9.3.0.2.1213 移行以前、 NAS4Free に繋がっている 外付けストレージはすべて USB 2.0 で認識され、 ZIL/L2ARC を有効にしただけのときの測定結果はこちら。
Image:UNIX/20141106CDM_WinVM2.jpg
 全くの私見ですが、 L2ARC が効いているので、実際の HDD への書き込みのスループットが大きくなっても、 仮想マシンのディスクイメージ上へのベンチマークのための書き込み程度ならキャッシュに収まってしまって 大きく差は出ないのかもしれません。
 つまり、少なくともうちの環境では仮想マシンのディスクイメージ内でのスループットは、 このあたりが上限ではないかと思っています。

 しかし、Samba 経由での ディスクへの書き込みは、ベンチマークで比較するまでもなく(<取るのが面倒なだけです m(_ _)m )、 圧倒的に早くなったことを体感できています。
 またこれも私見ですが、キャッシュ (L2ARC) があふれたとき、もしくはミスヒット時、 USB 3.0 で認識されるようになった恩恵で HDD への書き込み速度が上がっているので、 明らかに仮想マシンもきびきびと動くようになりました。

 結論、大変満足です (^^)
 今年はこの環境を有効に活用していきたいと思います。

Ellinikonblue.com Weblog
「 Samba と NFS の設定を見直しました」
「 NAS4Free v9.3.0.2.1213 が安定したという話」
「 NAS4Free で L2ARC/ZIL を SSD に設定した効果」