「 Microsoft 、『 Windows 10 Technical Preview 』 Build 9926 を公開。日本語版も追加」窓の杜 より)

 Microsoft 様が前倒しで、 しかも日本版まで用意してくださった Windows 10 Technical Preview Build 9926 の日本語版を 早速、ダウンロードさせていただき、うちの VMware vSphere Hypervisor に 用意した仮想マシンにクリーンインストールしました。

 今回は日本語版と言うこともあるでしょうが、非常に調子がいいです。
 今回の Build ではちゃんと OneDrive が セットアップでき、しかもこれまでの Build では OneDrive 上に置いた PortableApps が起動しなかったのですが、これも解消。
 これはいよいよ使えるレベルになってきたか?… ということで、本気で現状の Windows 7 と同等の環境を整備して、 使い込んでみることにしました。

 と、思って作業を始めようとすると、なぜか自宅のファイルサーバーにアクセスできない。。。?
 一瞬、「ん!?」と思ったのですが、 よくよく考えると、現在の Windows 10 Technical Preview はインストール時のアカウントとして、 Microsoft アカウントと紐付けることが必須になっています。
# いろいろやってみましたがそうしないとインストールできませんでした orz

 自宅では Windows のインストールの際は、 ファイルサーバー( Samba を設定した Linux )に登録している アカウント名とパスワードを合わせて、ユーザーアカウントを作成しています。
 こうすることで、 Windows 端末からはパスワード認証を省略して、 ファイルサーバーにアクセスできていた訳なんですが、 Microsoft アカウントでユーザーアカウントを作った場合、ファイルサーバーにアクセスしても、 パスワードどころかユーザー名すら聞いてくれず、 また全ユーザーにパスワードなしで見えるよう設定してあるはずのフォルダすら見えず、 「このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない…云々」と言われます。

 おそらく現在の Windows 8.x でも Microsoft アカウントに紐付けてアカウントを作成するよう誘導されるので、 みんなどうしているのだろう…?
# あ、だからみんな Windows 8.x 使わないのか (^^)b

 結構、気合い入れて調べた結果、行き着いたのが 下記の マイナビニュース の記事。
 要はアクセス先個別に認証情報(アカウントとパスワードの組み合わせ)を記録しておくことができます。 これを「 Windows 資格情報」と言うらしいです。

 Windows 資格情報を追加するには、コントロールパネルの 「ユーザアカウントと家族のための安全設定」( Windows 7 の場合。 Windows 8.x は知りませんが、 Windows 10 Technical Preview Build 9926 の場合は「ユーザーカウントとファミリーセーフティ」)以下にある 「資格情報マネージャー」を選びます。
Image:Computer/20150126WindowsCredentialManager.jpg
 ここで「 Windows 資格情報の追加」を選んで、 アクセスするファイルサーバー名(もしくは IP アドレス)とユーザー名、パスワードを入力して追加します。
Image:Computer/20150126WindowsCredentialManager-1.jpg
 これでこれまで通りファイルサーバーにアクセスできるようになりました。
# ファイルサーバー上のユーザーごとのフォルダにもちゃんとアクセスできます

 おし!問題一つ解決!!
 んじゃ Windows 10 Technical Preview の環境整備ぼちぼちとやっていこうか ^-^

 そうそう。ローカル環境内のアカウントを設定するもう少々スマートで簡単な方法、 リリースまでに提供してくださいませ > Microsoft

~インストールから設定・活用まで~ すべてが分かる Windows 8 大百科 「 第 6 章 Windows 8 のネットワークとセキュリティ - Windows 8 の基本的なネットワーク その 1 」マイナビニュース より)