環境の再構築をしている自前の Let's note LIGHT W2 に、 無償 公開され ている Virtual PC 2004 を インストールして、その仮想 PC 上に Ubuntu 6.06 LTS Desktop をインストールしてみたのですが、 当然のように (^^;;;> 一筋縄ではいきませんでした。

 ということで Virtual PC 2004 の仮想環境上に Ubuntu 6.06 LTS Desktop をインストールする 際の注意点をまとめておきます。
  1. 仮想 PC の構成においてメモリは 256MB 以上とすること
     Virtual PC 2004 では 何も指定しないとメインメモリの容量が 128MB の仮想 PC が構成されます。 この構成では 1CD Linux となっている Ubuntu 6.06 LTS Desktop が起動しません
  2. インストール用 CD (もしくはそのイメージファイル)からの起動時は 「セーフグラフィックスモード」で起動すること
     通常の起動モードで起動すると画面が飛びます。 起動はしているようですが、画面が乱れて操作不能に陥ります。
  3. インストール直後、最初の起動時には Recovery Mode で起動する
     xorg.conf の記述を変更しないと、うまく表示されません。 こちらを 参考に設定を変更してください。
  4. ノート PC にインストールする場合、右 Alt キーがない
     このため、マウスのコントロールが仮想 PC 側に移った際、ホスト側に復帰できなくなります。 これに対しては右 Shift キーを変わりに割り当てておく便利かなと思っています。
 上記のようにうんだかんだと格闘してなんとかインストールに成功しました。
Image:20060817Ubuntu606onVPC2004.jpg
 が、しかし、問題を抱えています。
  • ネットワークインターフェイス eth0 を認識しているようだが DHCP で設定していると ホストのインターフェイスと共有していると IP アドレスを取得できず、 NAT で設定していると IP アドレスは取得できるが DNS アドレスが取得できない
  • サウンドデバイスを認識していない
 ゲスト側の Ubuntu を触ってるだけなら、 大きく問題になることはないですが、 特にネットワーク I/F の問題は解決しないとアップデートすらできません。
 さて、こまったなと思っていると、以下の記事を発見。

::yossy.blog:: 「 Ubuntu Linux が素晴らしい!」

 上記の記事中で紹介されている HowToConfigureUbuntuForMicrosoftVirtualPC2004 を熟読すれば解決できそう。 しかし、このドキュメント。。。強敵だ。。。全文英語 (_ _;>