「 ソニー、『 PSP go 』発表 2 万 6800 円で 11 月発売」ITmedia より)

 これはいったいなんでしょう?

 いや PSP を名乗る以上、現状、市場に存在する PSP の後継機という位置づけになるのでしょう。
 ただ、現状の PSP も (いつまでかは明言されていませんが)併売され続けるらしいですし、 なんと言ってもこの「 PSP go 」は UMD ドライブ を装備しません。 つまり PSP の UMD 資産は継承できないという後継機です。  おそらくは 16GB 内蔵するメモリに、ネットワーク経由でコンテンツをダウンロードして 楽しむというスタイルを提案してくるのでしょうが、 コントロール部分をスライドしてコントローラを引き出すという耐久性、耐衝撃性に疑問のありそうな構造で ありながら、世間の言う「ライバルは ニンテンドー DS 」という 位置づけにははなはだ疑問です。
 また 2 万 6800 円( 249 米ドル)の値付けも疑問で、 ニンテンドー DSi よりも高価であることももちろん、 UMD の資産も継承できないのに、既存の PSP より高いのです。
 あと細かいことですが、個人的には DSi が SD カードを採用したのに対して、 まだ メモリスティック 言うか? という気もしますし…  そう言えば最近は「 iPod キラー」って言葉も 聞かなくなりましたが、実は PSP go の狙うところはここだったりして。
 ゲームもひっくるめて音楽も映画も、インターネットも、これ一台! まさに iPhone/iPod touch の位置づけに非常によく似ています。
 確かに内蔵メモリ容量だけを見れば 16GB 版の iPod touch よりは お安いですし。  う~ん、それでもなぁ。。。
 DS の遙か後方を追っかけている立場なのに、 iPod はさらなる強敵だと思いますが…

 11 月 1 日発売だそうです。
 どういうプロモーションを仕掛けてくるか?楽しみにしていることにしましょう。。。

「 SCE 、UMD を省き小型化した『 PSP go 』を発表」 -日本では 11 月 1 日発売、 26,800 円
「 ソニー、『 PSP go 』で使用可能なメモリースティックマイクロ」 - 4GB と 8GB 。ソニエリの一部携帯電話には非対応
(以上、 AV Watch より)