Colspan 「 Linux で USB 外付けディスクを快適にマウントする」

 ある程度安定してくると、問題が起こらないとなにもしないもので、 だいぶ間があきました。。。。すみません。言い訳です m(_ _;)m

 CG-HDC4EU3500X27D に USB で接続していて、 /dev/sdb1 ~ /dev/sdb3 として OS 側からは認識しています。 ただ、CG-HDC4EU3500 は電源投入時、 HDD/RAID のチェックが終わって初めて OS 側から認識できる状態になるので、 たとえば他にストレージデバイスと認識されるものを一緒につないで X27D を起動した場合、 CG-HDC4EU3500 を /dev/sdb として認識してくれるとは限りません。
 他に Linux から HDD と認識されるデバイスをつなぐ予定はないので、いいと言えばいいのですが、 そう高をくくって設定してしまうと何かトラブったときにパニックになることは目に見えています。 可能な限り汎用的で、柔軟設定にしておきたいなと思うのが人情。  そこで上記の設定を施してみました。
 autofs をインストールして、/etc/auto.master に以下のように編集。
# autofs を初期インストールした状態では /etc/auto.master には実質、設定は何も記載されていません。
/mnt /etc/auto.mnt --timeout=60
CG-HDC4EU3500 は /dev/sdb としてつながっていましたので /dev/disk/by-uuid/ 以下から /dev/sdb にリンクしているものを見つけてから 以下のような内容の /etc/auto.mnt ファイルを作成します。
mnt_xfs1  -fstype=xfs  :/dev/disk/by-uuid/01234567-abcd-0123-abcd-a1b2c3d4e5f
 こうした上で autofs を再起動して、 /mnt/mnt_xfs1 にアクセスすると、自動的にディレクトリが作られ、 狙った CG-HDC4EU3500 上のパーティションにマウントされました。
 autofs を導入したら、auto.mnt に書いたディレクトリは /mnt からは消えてしまうことが注意点。そして消えたディレクトリは、 autofs がマウントするときに自動で作成されるため、自分で作る必要なしと言うところでしょうか。

 これで気兼ねなく再起動、USB 機器の接続ができるようになりました。快適快適 (^^)b
 もうちょっと CG-HDC4EU3500 を 活用したいので、時間ができたらもうちょっといじくってみる > 我が家のファイルサーバ

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