「 KDDI 、iPhone 5 を 11 月に販売へ(日経ビジネス報道)」Engadget Japanese より)
「 KDDI 、『 iPhone 』次期モデル発売へ、ソフトバンク独占崩れる」INTERNET Watch より)

 10 月初旬に発表という噂で、まだ発売もされていない iPhone 5 ですが、 すでに au から発売されること、 長らく続いてきた ソフトバンク による 日本での販売独占が終了することが、突然、まるで確報のように伝わってきました。

 本当に突然です。
 実際、今年になって米国でも CDMA 陣営の Verizon が iPhone を販売しており、そろそろ勢いに陰りの見えてきた日本でてこ入れという話は あって良さそうなものです。
 それでも日本での第二の供給先は ドコモ ではなく au …このことには深くコメントしないでおくことにします。

「 Android by au 」と言い続けてきた舌の根は… なんて下世話な話も置いといて、 一人の au ユーザーとして、 素直に、スマートフォンへの移行を考えたときに魅力的な選択肢が増えることはうれしいです。
 ですが、おそらく個人的に iPhone 5 へ飛びつくことは以下の理由からないでしょう。
  1. iPhone 向けに現行より安い料金プランが提示される可能性はあるが、おそらくそのプランでは テザリングが解放されることはない
  2. おそらくおサイフケータイの機能がインプリメントされることはない
  3. コンテンツプレーヤーとしての iPod touch に十分満足している
Apple iPod touch 64GB MC547J/A
( Apple(アップル) )
 予想の域を超えない話ばかりで恐縮ですが、一般的にはある程度以上の数は出るでしょう。 これまで回線品質に不満があっても 泣く泣く ソフトバンク を使わざる得なかったわけですから、 フィーチャーフォンを使う限りにおいて 都市部であれば ドコモ に引けをとると思ったことのない au の回線品質であれば、 ( iPhone 5 にだけ限って言えば) ソフトバンク 以上の数を出すかもしれません。

 しかしです。
 すでにスマートフォンは日本でもその価値を認められつつあるデバイスとなり、 Apple 一社のみ想像力を超える進化を求められ始めています。
 おそらく今すぐかじればまだ数年はおいしいリンゴでしょう。 しかし、そのリンゴ、すでに少し熟しすぎてはしませんか? もし口にするのであれば、しっかり噛みしめて味わうことをおすすめします > au
 あとこのリンゴにかぶりつくために他用意してませんでした…ってオチもできれば勘弁願います。

ネタフル 「 『 iPhone 5 』は 10 月 5 日に発表か?(発売は 10 月 12 日?)」