「 Intel 、“ Diamondville ”こと『 Atom 』を正式発表」 ~ Atom 搭載ネットブック/ネットトップを多数展示
「 ASUSTeK 、 Atom 搭載 Eee PC 3 モデルを発表」
「 MSI の Atom 搭載ミニノート『 Wind Notebook U100 』 ファーストインプレッション」
(以上、 PC Watch より)

 ( ソニー検討中という話 もあるみたいですが) 日本メーカが完全に置いてけぼりのネットブック市場には、 COMPUTEX TAIPEI 2008 が始まって、 Intel の Atom が正式発表されたことに機に、 堰を切ったようにさらに多くの機種が発表されています。

 なんと言ってもネットブック市場のトップランナー ASUSTeK からは、 Eee PC の Atom 搭載モデル 901/1000/1000H と言うバリエーションモデルが登場。 と言うより「真の第2世代」 Eee PC はこの 901 でしょう。
 あまり処理性能云々についてネットブックに対して語るのはナンセンスだと思いますが、 バッテリが 6 セルのものになり、メーカ公表値で 4 時間以上稼働が可能になったのはプラス、 このため重量が 1kg を超えてしまった、そして価格も現行機種より 高くなりそうだというのがマイナスと言うところでしょうか?  MSI からも、 同じく Atom 搭載ネットブック U100 も流通を始めるようですが、 やはり性能は似たり寄ったり。あとは日本での販売価格が最大の問題ですね。
 これまで通りのインパクトのある値段なら、 この流行は日本メーカにとっていよいよ看過できないものになるでしょうし、 さほどのインパクトのない価格であれば、 ブランド志向が高く要求スペックも高い日本市場では、 ある程度価格を抑えた(<ここが難しいと思いますが…)モバイルノートを投入すれば、 十分に差別化できるんではないでしょうか?
 いずれにしろ、今年いっぱい軽量小型のノート PC 市場は、 目を離せない楽しい展開になりそうです。さぁ次は「 Centrino 2 」だ!

「 ソニーも低価格の超小型ノート PC を発表か?」CNET Japan より)