「 パナソニック、 Let'snote 新製品発表会」
「 パナソニック、 Centrino2 に刷新した『 Let'snote R/T/W 』」
(以上、 PC Watch より)

 意図的に山田祥平 氏の コラム にタイトルを重ねてみました。

 正直、ファンレスを捨てた Let'snote に 失望はしても、心のどこかで Centrino2 プラットフォームの移行に伴って、 大幅なプラットフォームの刷新を期待していました。
 ストレートに言えば、ファンレスの復活です。
 しかし、期待は見事に裏切られました。

 少々残酷な言い方かもしれませんが、Centrino2 への移行は行われたとはいえ、 性能向上部分はほぼ Motevina SFF によるものとしか思えない差分で、 例えばこのワイド画面、特にデスクトップで使用されるディスプレイも フル HD の解像度をめざすのが当たり前のトレンドの中、 未だに主要機種のほとんどは単なる XGA 。
 時代錯誤にもほどがあります。

 確かに看板だけではないモバイル PC として、 すでに Let'snote は一つのブランドとして 確立されているのでしょうが、 個人的にはすでにそのブランドに胡座をかいているようにしか思えません。

 個人的にこの Centrino2 (Montevina) 世代のノート PC に 遅くとも来年の夏までに乗り換えを予定しています。 以前なら、更改候補筆頭は間違いなく Let'snote となっていました。
 しかし今は、先に発表された VAIODynabook を 圧倒する魅力は Let'snote に感じなくなってしまいました。
 Windows の時代が始まってこれまで個人でノート PC は、 Let'snote しか買ったことのない人間にとって、 寂しいかぎりの話です。。。

山田祥平の Re:config.sys 「 Let'snote はどこにいくのか」PC Watch より)