「 ソニー、電子書籍端末『 Reader 』新モデルを発表、 3G+Wi-Fi 対応モデルも」
「 米 Amazon.com 、 199 ドルの Android タブレット『 Kindle Fire 』発表」 - 7 インチフルカラー液晶搭載、クラウドも活用
「 米 Amazon.com 、『 Kindle 』の新モデル 3 機種を発表、最安 79 ドルから」 -上位機種はタッチスクリーンや無料 3G 接続も
(以上、INTERNET Watch より)

「 Kindle Fire 」 や タッチオペレーションに対応した 「 Kindle Touch 」 は確かに魅力ですが、日本に居住しているかぎり、 所詮、海の向こうの話。
 対して ソニー の 新 Reader はいいですね。。。 いや、英和、英英に加えて国語辞典まで入っているなら、電子書籍端末として使える 電子辞書として f^^;

 自分でもうがった受け取り方だと思いますが、だってしょうがないと思いません? 去年、 Reader や GALAPAGOS が大々的に発表されたときに一緒に掲げられた 昨年度末までにそろうはずだった電子書籍の品ぞろえに、 今年度も半期が終わった今現在ですら及ばない 現状 。。。

「フォーマットや端末が乱立して、世間の活字離れで疲弊した出版社は全方位戦略はとれない。 今ある電子書籍リソースも無駄にはできないので、コンテンツを出したくても出せない」 というのが、露出の高い IT 系サイトでよく見る出版社側の言い分を、 出版社とおつきあいのあるライターの方々が代弁する電子書籍が充実してこない理由だと とらえています。

 出版社とはまったくおつきあいのない人間が上記の言い分を勝手に意訳して解釈すると…
「ノーリスクで商売がしたいので、高いリターンが得られる市場を先に作ってください。 そうしたらコンテンツを提供してあげましょう」
…なめとんか! (-_-X という気がしてなりません。

 出版業とはいえど商売だと言うことは十分に理解しているつもりですが、 それでも文化事業という側面もあるはずです。
「自炊」は自力でしか許さん!とちょっとでた釘をこまめに打ってみたり、 「活字離れはどうしようもない」と妙に潔くあきらめをつける前に、 倍々ゲームで市場が拡大する米国市場をじっくり分析して、 日本語文化を衰退させていかないためにもここらで一発勝負にでませんか? >日本の出版業界のみなさま

「 『 TSUTAYA GALAPAGOS 』と『 Reader Store 』の“蔵書点数”を比べてみた ( 9 月 23 日編)」ITmedia eBook USER より)
「 『書籍の“自炊”代行は複製権侵害』出版社 7 社と作家 122 人が業者に質問状」INTERNET Watch より)