今年明けてから、 GIGABYTE GB-BXCE-2955 で動作させる NAS4Free をインストールするためと、 Intel D34010WYK で動作させる VMware vSphere Hypervisor を インストールするためと、二個ほど USB メモリーを買いました。

 どちらも バッファロー 製品で、 抜き差しすることはインストール時以外まったくと言ってもないという運用の仕方をするので、 できるだけ小型のものを選びました。

 NAS4Free を入れ込んだのは USB2.0 対応で容量 4GB の RUF2-PS4GS でした。
 NAS4Free は USB メモリーから読み込んだものをメモリ上に展開して実行するとわかっていたので、 読み書きの速度はそこそこであればいいだろうと言うことで、 あまり深くは考えず USB2.0 対応のこの製品を選びました。  対して、 VMware vSphere Hypervisor は 実行方法などよくわからなかった(調べなかった)ので、 そこそこ速度も意識して USB3.0 対応で容量は 8GB の RUF3-PS8G を 選びました。  正直、 USB メモリーなんてどれもそれほど大差はないよね?って思っている節があって、 今回もインターフェイス( USB2.0 or 3.0 )以外はあまり気にせず購入しました。
 従って性能云々の比較はしていませんし、しません。

 ただどちらも非常に小さいサイズの製品で、ぱっと見、意匠もよく似ているのですが、 使い勝手はまったく違いました。 結論から言うと、 RUF2-PS4GS の方が使い勝手が 断然いいです。

 RUF3-PS8G にはまずアクセスランプがありません。
 RUF2-PS4GS は通電すると青くひかり、 またデータアクセスが始まると明滅します。 これが RUF3-PS8G には一切ありません。
 ま、今回のような用途であれば、本体の電源が切れてから抜き差しすればいいのですが、 通常用途であれば、やっぱりアクセスランプはあって欲しいところ。

 それと RUF3-PS8G は全体としてくさび形をしているのですが、 これが微妙なレベルのもので、深めに刺さると非常に抜き差ししにくい。 特に色のついている部分がつるつるしているのでなおさら。
 対して RUF2-PS4GS は(コネクタが横長の場合は)上下に 完全なくぼみがあるので、どんなに深く刺さっていても確実に抜けます。

 ま、どちらもサイズ的に非常に小さい製品なのですが、 物理的にこんなにも使い勝手が違うとは、正直、購入時には考えもしませんでした。
 このようなコモディティ化が顕著な周辺機器に関しては OEM なので仕方がないと思うのですが、 規格がちょっと変わった程度で意匠的にまったく別物にはして欲しくないですね。 高級文具のように各メーカごとにデザイン的にこだわりを持って欲しいところです。

 とは言っても、そんなに頻繁に買うこともないでしょうし、 次、買うときはたとえ類似した商品でもよく見て買うように心がけたいと思います。