「 ヤフーと MS がメッセンジャーで連携 -- 実現しても日本だけは暗雲」CNET Japan より)

 日本ではあまりぱっとしませんが、 特に米国では、メール、ウェブに次ぐ第三のインターネットツールと言っても過言ではない アプリケーションがインスタント・メッセージング (IM) システムです。
 その普及期に相互接続で泥仕合を演じた 米 Yahoo!米 Microsoft が提携し、 相互に乗り入れ(要はメッセージの交換)ができるようになるそうです。

 なぜ今頃になって?…個人的には疑問です。
 この二社で過半数を超えるユーザが相互にメッセージのやりとりができるようになり、 これを契機に、よりオープンにプロトコルを標準化すると言う方向で進んでいけば、 これは非常に喜ばしいことです。
 ただ、これがこの二社だけで完結する話であれば、 Google Talk を投入してきた Google をはじめとする 他社の排除にもなりかねません。 これからこの二社がこの分野でどういう動きを見せるか、 注視する必要があるでしょう。

 それともう一つ。 Yahoo! JAPAN米 Yahoo のメッセンジャーで 相互にメッセージの交換ができないとは知りませんでした。。。 独自路線もいいですが、 それは最低限、オリジナルの機能をすべて実現してからにして欲しいものです。