Microsoft から 2015 年後半に登場する予定となっている Windows 10 のテクニカルプレビューが公開されたので、 早速、うちの VMware vSphere Hypervisor (ESXi) に仮想マシンを作って試してみました。

 用意した仮想マシンは 2x vCPU/4GB mem/64GB HDD 。
 ダウンロードした Windows 10 Technical Preview(Enterprise Edition) 英語版 (United States) の ISO イメージを そのままマウントして難なくインストーラーは起動。
 Time and currency format で Japanese(Japan) を選んでインストール後、 VMware Tools もインストールできたので、 ひとまず動作環境は無事構築できたと言えます。
Image:Computer/20141005Win10TPInstall.jpg
 まず現在の Technical Preview で以下の点には注意が必要です。
  • 現在、32bit/64bit は選べますが、 サポートしている言語は英語、ポルトガル語、中国語のみ。
     英語版でロケールとして日本語を選ぶことはできますが、インストールから 実際動作する環境も全編英語になります。
  • ユーザーアカウントとして Microsoft アカウントが今のところ必須です。
     Windows 8.x のようにインストール時にローカルアカウントを選んで、 Microsoft アカウントを設定しないまま使うと言うことができません。
  • ロケールで日本語を選択したからかもしれませんが、 msn もストアも日本へのアクセスになります。
 他に個人的に試して気になったこともあります。
  • 最初っからデスクトップ環境で起動するのはいいのですが、 Windows 8.x を使い込んだことがないもんで、 そういう方は私同様すったもんだすること間違いなし w
     コントロールパネルもないんか… orz
  • Microsoft アカウントでのログインになり、 また OneDrive も 統合されているため、いきなり使えるようになるのはいいのですが、 なぜか OneDrive 上に置いている PortableApps が実行できませんでした。
  • PortableApps が使えない上、 なんせ Windows 8.x もあまり使ったことがないもんで、 必須なストアアプリもわからず、また Windows 7 で使っている アプリケーションもどこまで使えるかわからないので、環境構築が超面倒 (>_<)
 これからこのテクニカルプレビューが更新されるたびに、環境を構築し直すのも面倒だし、 手っ取り早く設定する方法をなんか考えないとな…
 日本語版が登場するまで待ってみるというのも一手か?… でも、もうちょっと練習がてら使ってみようかと思います。
Image:Computer/20141005Win10TechnicalPreview.jpg
 あ、とりあえずスタートメニューも復活しているし、 デスクトップ環境からスタートするので、これならがんばって使ってみようかなと思いますよ > Windows 10 Technical Preview (^^)b 「 『 Windows 10 テクニカルプレビュー」ファーストインプレッション」 ~内部バージョンは 6.4 ( PC Watch より)

Ellinikonblue.com Weblog 「 次期 Windows は 2015 年後半に登場!その名は『 Windows 10 』!! 」