素直に 神の手順 に従えば、 苦労も少なかろうと思うのですが、 この手順、すでにハックした玄箱 などが必要なので、 ここは KNOPPIX を 利用して手順を最適化しようなどと考えたわけです。

 で、はまりました orz
 というか KNOPPIX を 使ったからと言うのではありません。 標準ファームの initrd.buffalo を変更する際、 mkimage というコマンドを使うのですが、 「 LinkStation /玄箱をハックしよう」 の手順では、さらっと
mkimage -A ARM -O Linux -T ramdisk -C gzip -a 0x00000000 -e 0x00000000 -n initrd -d initrd.gz initrd.buffalo
としているこの一行、実行して初めて mkimage と言うのは、 ディストリビューションに標準でくっついてくるコマンドではないと言うことに気づきました。
 これは何かと調べてみると、 u-boot というブートローダに含まれる コマンドの一つでした。 apt-get でインストールできるかと試してみたのですが、これが出来ず、 コンパイルかぁ。。。とここですでにいやな予感。 u-boot の最新版 v1.2.0 を ダウンロードしまして、コンパイルをいろいろ試みたのですが、 make ファイルすらうまく作れません orz
 ではそもそも 「 LinkStation /玄箱をハックしよう」 ではどうしたのだと調べてみると、 v1.1.4 を コンパイルした模様
 ということで、u-boot の サイトから v1.1.4 のソースをダウンロード、 同じ手順で mkimage のコンパイルを試すとあっさり成功。
 でなんとか initrd.buffalo の変更もうまくできました。

 最新版がコンパイルできなかったのは気持ち悪いですが、 ひとまず置いといて、先を急ぐことにします。
# どのみちカーネル再コンパイルする際は必要になると思われますので、 そのときに再度悩むことにします。