春先に GIGABYTE GB-BXCE-2955 を購入し、 今夏、 Intel D34010WYK を購入して、 我が家のバックエンド環境をこの二台にすべて集約したわけですが、 NAS4Free をインストールした GB-BXCE-2955 には、ストレージをすべて USB で接続しており、 やはりここがいまいちパフォーマンスが上がらない原因ではないかと思い始めました。
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 一応、 USB 3.0 にこだわってつなぐ機器を選んだのですが、 いかんせん今使っている FreeBSD 9.2 ベースの NAS4Free は USB 3.0 で認識してくれず、 これも一つパフォーマンスが上がらない理由になっています。

 ただオペレーティングシステム側の問題は、個人で簡単に解決できるものではないので、 ひとまずアップデートを待つとして、他にパフォーマンスアップできる手はないかといろいろ調べてみたのですが、 Read 用の二次キャッシュ (L2ARC) と Write 用ログ領域 (ZIL/ZFS Intent Log) を SSD 上に置くことでパフォーマンスが上がる可能性を知りました。  最近は SSD の価格下落もあって 10,000 円以下の出費で、 GB-BXCE-2955 に内蔵でき、かつ必要十分な容量の mSATA SSD が手に入ります。

 また先般、長らく予備のデスクトップに使っていた Windows 7 Professional の ライセンスも、 ESXi (VMware vSphere Hypervisor) 上に用意した 仮想マシン上にインストールし、 普段使いにはほとんどまったく問題のないパフォーマンスを発揮しているのですが、 唯一、ファイル I/O が連続したり、大きなファイルをコピーしたりするとパフォーマンス劣化が激しいのです。
 しかし、このようなファイルトランザクションが頻発ような場合にも、 SSD 上に L2ARC/ZIL を待避するという手段は有効と言う情報も見つけました。

 加えて、NAS4Free の Embedded 版を使っているもので、 初期状態で Swap が設定されておらず、過去二度ほどメモリーが不足して停まったことがあるので、 これも Swap 領域を SSD 上に用意することで解消できそうです。

 うん!これだな (^^)b
 もうすぐクレジットカードでものを買っても払いが冬のボーナス後になる時期なので、 近々、このパワーアップ計画を発動しようと思っています。 Ellinikonblue.com Weblog 「 Windows 7 Professional on ESXi 」