Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Feb 11, 2006 at 23:10

二代目 MCE PC ベースキット候補、本命登場!

「 “ Viiv ”対応の Shuttle 製キューブ型ベアボーン PC 『 SD36G5M 』のサンプルを TSUKUMO eX. で展示中!」Akiba2Go! より)

 LGA775 対応で i945G + ICH7DH の構成、Pentium D を搭載するなどすれば、 Viiv PC の条件を満たす…となると Intel プラットフォームで MCE を動かすことを考えるならこれでしょう。

 しかし、申し訳ないですが、 私は Intel プラットフォームには 興味ありません。上記の記事中で気になったのはここ。
 なお、同社では“ GeForce 6100 ” + “ nForce 410 ”チップセット搭載の Socket 939 対応キューブ型ベアボーン PC 「 XPC SN21G5 」の販売も予定している。 同社によると 2 月末~ 3 月上旬発売予定で予価は 4 万円前後とのこと。
 Socket 939 なら GeForce 6150 、 逆に GeForce 6100 となら Socket754 との組み合わせが理想でしたが、 とりあえず Shuttle 製の AMD プラットフォーム向け グラフィック統合型チップセット採用ベアボーン PC ということで、 この SN21G5 が我が家の二代目 MCE PC ベースキット候補の大本命です。
 先般、 目についた BIOSTAR の製品 ともども、 ものが登場したら一度実際に見学に行きたいなぁと思います。

Posted on Feb 11, 2006 at 00:56

ひかり電話…またですか!?

「 スカパーとNTT東西、光ファイバー放送の新会社設立 -- トリプルプレイ実現に向け」CNET Japan より)
「 NTT 、2005 年度第 3 四半期のフレッツ契約者公表。 B フレッツは 300 万件目前」 ( Broadband Watch より)

「日本全国どこにかけても通話料一律」
 NTT 西日本 の HP にある光 IP 電話 「ひかり電話」 の 売り文句です。魅力的です。見事に釣られて、今頃になって申し込んでみた際の顛末。
 「顛末」と言うからには、結果はハッピーな訳はありません。 結局、使えないと言うのが結論です。その対応がまた笑えない (^O^;>

 しかも、笑えない話はこれが初めてではなく、 以前にも、自宅に B フレッツ のマンションタイプを 敷設した際(確か 2003 年頃の話)にもあった訳です。

 マンションタイプが、個人で申し込み、 NTT 西日本 の方から、 マンションの管理組合、もしくは所有者の方にアプローチをかけてもらえるようになったと言うことで、 申し込んだのがその年の 6 月。 それから私個人のところに NTT 西日本 から 第一報が来たのは、なんとその 3 ヶ月後の 9 月。 留守電が残っていて、指示されたフリーダイヤルに電話をしてみました。

「まいど! NTT 西日本 ですけど…」

 そば屋か orz 。まぁここは大阪、これくらいでめげていては生きていけない。 気を取り直して電話をもらったので、担当の方に取り次いでもらいたいことを告げると、
「あぁ○×さんね。ちょっと待ってや!」
 このセリフのあと、保留音にもならずに、明らかにばさっと紙の束(新聞?)を たたむ音が聞こえたあと、
「○×さん電話やで~!」
 しかも、その代わった担当者の方のその第一声が。。。
「決して忘れてた訳ではないですが…」
 たとえそうであっても言うな! (-_-X
 でもまぁ、まだ 9 月なんだから年内には開通か。。。と算段して、 心を落ち着かせて対応してみると。。。
「 12 月に住民様への説明会を行いたいと思ってるのですが…」
 ま、まぁ、落ち着け。住民説明会が終われば即作業を始めてもらえれば。。。 と思ってその場は済ませ、いざ住民説明会に出席。 もう管理組合からは開通に OK がでて、 すでに設備の現地調査は二ヶ月前には終わっていたので、万感の期待を抱いてみれば。。。
「開通は早くて 3 月になります」
 さすがに切れました。以下、私と NTT 西日本 の担当者様との 住民説明会場での対応ログです。

「 VDSL での開通ですよね?なんでそんなに開通までに時間がかかるんですか?」
「これから局からファイバーを引くので…」
「ここから局までは 2km 以上あります。これから穴掘って引いていたら 3 月にも無理でしょう?」
(暫し沈黙のあと)「いやアメリカからの部品がいつ着くかも分からないので…」

 ここで危うく椅子ごとひっくり返りそうになりました。
 VDSL 装置自体は国内大手通信機器メーカー N 社製もしくは O 社製と聞いていましたし、 特に日本の B フレッツ は、確か BPON という 国産の伝送技術を使っているので機器のほとんどは国内調達のはずです。。。 私の認識が間違っていたとしても、現場調査が終わった時点で部材は調達かけといてよ。。。 だめだ。。。素人相手に分からないと思ってのらりくらり逃げるつもりだ。。。観念して容認。
 しかし、まだオチは先にありました。

 開通の直前、NTT 西日本 から 三月の末日に電話がありました。
「現在キャンペーン中で三ヶ月間月額無料でして、 3 月 × 日開通と伺っておりますが、そうしますと 無料月がほぼ一ヶ月ふいになるのですが…」
 これはこれはご親切に。おっしゃるとおり。
「では 4 月 1 日にお願いします」
「いや、4 月 1 日はもういっぱいでして…」
「では最速でいつならできますか?」
「 4 月末日になります」
 だめだこりゃ orz 。最初に言っていた開通期日を変更しなかったことは言うまでもありません。

 前置きが(相当に要約したつもりですが)長くなりましたが、こんなコントを経て引いた B フレッツ マンションタイプで 「ひかり電話」 を使おうと、 今回、@nifty から申し込んで、 指定日に NTT 西日本 からお電話いただきました。
 その電話ではこんなやりとりがありました。

「残念ながらお客様の回線では ひかり電話 をお使いいただけません」
「 VDSL が 50Mbps のものだからですか?では 100Mbps のものに換えていただいても結構です」
「 100Mbps への変更もできません」
「なら光プレミアに変更してもかまいません」
「それもできません」
「では ひかり電話 を 使えないと言うことですか?」
「いえ、住民の方々でとりまとめてご要望をいただければ…」

 また「振り出しに戻る」ってことですか orz
 要は 「一度マンション側の設備を設置してしまったんで、新サービスが始まろうが何しようが、 減価償却が終わるまではそのままね」 ってことですよねぇ。 で、減価償却が終わって設備が切り替わったら、ポストにいやと言うほど 勧誘広告を入れるつもりでしょう?勘弁してください。
 B フレッツ 絶好調で、新サービスの展開にも 余念がないのは結構ですが、「釣った魚にはえさはやらん」という態度はどうかと思いますよ。

 ということで、最近、うちのマンションで即開通できる KDDI光プラスUSEN 光 とのコスト比較を真剣に始めた次第です。