「 Amazon 、 iTunes & iPod 対抗サービスを計画」ITmedia より)

 独走する AppleAmazon なら勝てる…とは思いませんが、 上記の記事の以下の下りを読んで、思いつきました。
 Amazon は現在、差別化を図るためのさまざまな特徴を備えたデジタル音楽サービスについて、 世界的なレコード会社4社と交渉を進めているところだ。 それには、 Amazon のためにデザインされ、開発された Amazon ブランドの携帯音楽プレーヤー、 楽曲がプリロードされた携帯プレーヤーを割引価格で提供する会員制サービス ――携帯電話サービスの加入者プランに端末が含まれるのと同じような―― などが含まれる。
Apple iPod 30GB ホワイト MA444J/A
( Apple(アップル) )
(ひょっとしたら)iPod / iTunes / iTMS に勝てる方法教えます (^O^)/

 まずは iPod より魅力的な端末を用意することが大前提です。 ハードウェア的に、高級感のあるデザインで、操作感も良く、かつ電池の持ちも良い端末です。 価格はさほど問題にしませんが、シリコンメモリ型だと数の優位性が Apple にあるので、可能であれば HDD 型の方が よいかと思います。
 そう考えるとハードウェアとしてだけでなら ソニー の NW-A3000/S はかなり魅力的だと思いますので、 このクラスの完成度をもつ端末を用意できれば十分でしょう。

 さてこの端末と音楽配信サービスを組み合わせるわけですが、 月額は高くて 3,000 円で、月間 10 ~ 15 曲程度まで ダウンロード可能な会員制のサブスクリプションサービスとします。
「高!」と思われるかもしれませんが、この端末と配信サービスの組み合わせに、 日本の携帯電話のビジネスモデルを持ち込みます。

 新規には端末を買う際は、配信サービスに一年間加入することを条件にディスカウント。 勿論配信サービスの月額も一年間サービスを継続することを条件に割り引きする上、 長期契約割引も用意します。
 もうおわかりででしょう?この配信サービスのお手本はすべて携帯キャリアの割引サービスです。
 ダウンロード可能な楽曲数は二、三ヶ月の繰り越しは当たり前、 家族割を設定すれば、兄弟家族みんな同じ端末、サービスを使ってくれます。 ダウンロード可能な楽曲数、ダウンロードした楽曲のシェアも家族割が設定してある端末同士なら OK 。
 学割も有効かもしれませんし、小・中学生対象の割引、シルバー割引なども、 サービスの裾野を広げるためにも是非欲しい割引サービスです。
 ヘビーユーザ向けには、準定額プランなんかも有効かもしれません。 いまいち火付きが悪いようなら、不良在庫の型落ちの端末を 0 円でばらまいても いいかもしれません。

 携帯音楽プレーヤはその性質上、ハードウェアとしてひょいひょい機能アップするものでもないですから、 携帯電話より端末の更改周期は長いかもしれませんが、そこは配信サービス側のさじ加減や、 アーティストとのタイアップ端末などを用意して、機能アップとは違う動機を 提示することもできるでしょう。
 しかもレーベルのプロモーションなどの楽曲をプリセットするなどして、 機種変更の場合でもディスカウントすれば、 新しいプロモーションの形もレーベルに対して提案できるかもしれません。

 では iTunes には何で対抗するのかって? そこは Songbird で どうでしょう?
 あちらさんは技術情報を公開する気は、今のところさらさら無い訳でですから、今のうちに Songbird を 担いで「オープン」なところをアピールしたらどうでしょう?

 少々パクリ気味の思いつきでしたが、 書いてみたら結構いけてるような気がするなぁ。少なくとも日本ではうけそうな気がする。。。 気のせいか (^O^;>