Debian 化が終わったうちの 玄箱 Pro ですが、500GB のハードディスクを購入して、パーティションを切り直し、 環境を引っ越しさせることにも成功しました。
 ただしその際、xfs 周りでトラブルが発生しました。
 HS-DHGLDebian 化した際は、KNOPPIX を起動した PC でパーティションを xfs でフォーマットしても、 HS-DHGL 側でマウントして使用できたのですが、 玄箱 Pro では同様にフォーマットしたパーティションがマウントできても、 xfs_check をかけると壊れているように見えてしまいます。
 結局、引っ越し元のハードディスクを、 KNOPPIX を起動した PC でバックアップを取ってから、 再び引っ越し元のハードディスクで起動した環境で、 引っ越し先のハードディスクを USB で接続して、 フォーマットをかけて、取ったバックアップを展開してやるという、 ちょっと手数が多くなってしまいましたが、何とか作業は完了しました。
 x86 環境でフォーマットした xfs パーティションが、 ARM のフル OABI な環境正常に読めないことに一抹の不安を覚えますが、 当面このままで運用を続けてみようと思います。  と言うことで、 Debian 化した 玄箱 ProHS-DHGL を比較してみると、 性能的には当然のことながら全くと言っていいほど差はありません。 ところが HS-DHGL は激熱。ファンも回っていない感じ。 おかしいなぁと思っていると、 LinkStation /玄箱をハックしよう でのハックでは、 ファン制御が 抜け落ちていた 様子。。。すでに 対策方法 を提示されています。 現在、うちでは以下のコマンドを叩いて、ファンをとりあえず常時 Fast で回していています。 時間を見て 玄箱 Pro の ファンコントロールもスクリプトベースでやっているみたいなので、 これをそのまま HS-DHGL に持ってこようと思っています。
/usr/local/sbin/minconapl -a fan_set_speed fast
 ちなみにファンがちゃんと回っていれば、 玄箱 ProHS-DHGL も動作温度は変わりませんし、 どちらも異常なく順調に常時起動しています。 二台と比べると古くなってきている 玄箱 HG は うるさく思いますので、常時起動からは引退かな。。。ぼちぼち。