http://www.mediamonkey.com/
 さて、Firefly を導入して、 これで共有しても iTunes で化けないよう、 また同じビットレートでエンコードしてもこれまでの Quintessential Player で エンコードしたものよりも高品質なものが得られる LAME MP3 Encoder を 使用する MP3 作成環境を探し続けた結果、 見つけたのは MediaMonkey でした。
Image:20070804MediaMonkey.jpg
 とにかく超多機能で使いこなせていないのですが、
  • Firefly で共有しても 文字化けしない文字コードで MP3 タグを編集可能で、 タグエディタとしてもかなり高機能
  • Amazon の商品情報から検索して アートワークを埋め込むことが可能
  • リッピング性能も評判が良く、なんと言ってもエンコードエンジンとして LAME が使える
  • 一応、日本語化可能
と新 MP3 作成環境として考えていた条件をかなり高いレベルで満たしています。 また、LAME エンジンの バイナリ (lame_enc.dll) が付属していますが、これは Cow&Scorpion などから新しいβバージョンのエンジンに置き換えて使用することもできます。

 ただ唯一の難点としては、 Gracenote CDDB から 楽曲情報を引いてくる仕様にはなっていません。 これは仕方がないことで、 Gracenote CDDB の使用は 無償ではないですから、こういうフリーなソフトウェア ( MediaMonkey にも ゴールド版はありますが…)で 利用できるものはないのかもしれません ( Quintessential Player は どうも例外)。
 初期設定のままでは、特に邦楽系の楽曲情報は引っ張ってこれないことが多いので、 オプション設定の [ 一般 ] - [ Network(Proxy & Freedb) ] の設定で Freedb settings の Server name を freedbtest.dyndns.org にすると多少ましになります。
 基本、エンコードのあと、タグ情報は変更する多かれ少なかれ、 編集することが常ですので、ないよりましと言うことで CDDB に関しては これで妥協することにしてます。

 ということで、今後は MediaMonkey で 一部お気に入りのアルバムなどを再エンコードしてみることも含めて、 MP3 作成環境として使い込んでいく所存でございます。一件落着。